おすすめキーボード:G915 X レビュー

レインボーシックス シージ:Zofiaの弱体化は「有名人が言ったから」? 誤解が広がり開発スタッフ困惑

レインボーシックス シージ:Zofiaの弱体化は「前から予定されていた」、誤解が広がり開発スタッフ困惑
  • URLをコピーしました!

Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では2月9日より世界大会「シックスインビテーショナル2021」がスタートします。

一方、先日発表されたテストサーバーパッチノートのZofia(ゾフィア)に関する内容について、UbisoftのコミュニティマネージャーがTwitter上で解説をしています。

CONTENTS

Zofiaをめぐって(今さら)大激論

攻撃オペレーターのZofia(ゾフィア)は全オペレーターの中で唯一、「自己蘇生」という特殊な能力を持っており、ラウンド中に負傷しても自力で復活できます。

今から3年前のY2S4で実装されて以来、彼女の特殊性の是非についてはそれほど熱心な議論は起きませんでした。しかしつい先日、シージeスポーツEUリーグの入れ替え戦で起きた出来事がきっかけで、海外シージコミュニティ内で「Zofiaの自己蘇生は削除すべきでは?」という議論が突如として巻き起こりました。

議論が広がった経緯についてはこちらの記事をご覧ください。

あわせて読みたい
レインボーシックス シージ:Zofiaの自己蘇生は削除すべき? 海外コミュニティでミーム化 Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では日本時間1月21日より期間限定イベント「Road to S.I. 2021」がスタートします。 そんな中、海外のシ...

「有名人が言えば削除するのか」

それから約一週間後の日本時間1月26日には、開発スタッフによる最新の「デザイナーノート」が公開。Y5S4ミッドシーズンに向けて、最新のオペレーター調整も発表されました。

あわせて読みたい
レインボーシックス シージ:ZofiaとElaの"隠しメカニクス"削除、10名のオペレーター大量調整へ Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』では2月9日より世界大会「シックスインビテーショナル2021」がスタートします。 それに先がけ日本時間1...

驚いたことに、この中にはZofiaの弱体化も記載されていました。

  • Zofia
    • コンカッション耐性を削除
    • 「ダイハード」を削除
    • インパクトグレネードの爆発ダメージ範囲を3mから2mに縮小

ダイハードは自己蘇生能力の正式名称(海外コミュニティではWithstandと呼ばれる)で、この能力の削除がついにテストサーバーにかけられるようです。

一方これを読んだ海外コミュニティの人々は、やはり前週の議論を思い出したようです。キャスターのInterroやFnaticのコンテンツクリエイターBikiniBodhiといった界隈の人気者たちも議論に参加していたこともあり、デザイナーノートの発表に対して「いつもは自分たちが何を言っても無視するのに、有名人が言えば削除するのか」といった不満の声をTwitterやRedditで上げていました。

あまりにもタイミングが悪かった

しかし実際のところ、先日の「Zofiaの自己蘇生を削除すべきか」議論と、デザイナーノートの間に因果関係はなく、単にタイミングが悪かっただけのようです。

「有名人の意見はすぐに聞く」という誤解が広がりすぎたのか、シージコミュニティマネージャーの一人aWildWatermelon氏が、この騒動に対して日本時間1月28日に以下のツイートをしています。

みんなこの点は理解しておいて欲しい。Zofiaが自己蘇生を失うのはずっと前に決まって、予定されていたことで、それは2、3週間前に起きた議論よりも前のことだ

それでも納得しない声があったため、さらにテクニカルデザイナーのDmitry氏もツイートしています。

何らかの作業が数日で終わると思ってるんですか。つまり『デザイン→デザインの承認→実際の作業→テスト→ゲームへの実装』といった感じで行われるんです。AAAタイトルのゲーム開発は何百もの人々のチームなんですよ

デザイナーノートにも書かれているように、Zofiaの自己蘇生が削除された理由は、ゲーム内に説明がない仕様(隠しメカニクス)を撤廃するためで、同じくEla(エラ)の「負傷中のみ使える4本目のギズモットマイン」や、Kali(カーリー)のスナイパーライフルのような分かりにくいものも削除が予定されています。

開発スタッフのツイートも合わせて考えると、「昨日の今日でZofiaの弱体化が決まった」という解釈はおよそ現実的ではないことが分かります。

今回の件で割を食ったのは、恐らくZofiaメインのプレイヤーの方々でしょう。ずっと前から削除が予定されていたなら、よほどのことがない限り自己蘇生の削除はテストサーバーを通過すると見られ、今後はわずかな望みに賭けたZofiaがドラマを生むような場面は見られなくなるでしょう。

今回の一連の議論や、Zofiaを含めた隠しメカニクスの削除について、思うところがあればぜひコメント欄にお寄せください。

  • タイトル:Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)
  • 発売日:2015年12月10日
  • 対象機種:PS5, PS4, Xbox Series X|S, Xbox One, PC(Steam
Logicool G
¥32,368 (2024/11/12 04:55時点 | Amazon調べ)

Source: Twitter


EAA FPS(イーエーエー)をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

レインボーシックス シージ:Zofiaの弱体化は「前から予定されていた」、誤解が広がり開発スタッフ困惑

FOLLOW EAA!!

SHARE
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (17件)

  • むしろシージは有名人の意見を聞かない方が有名だろ。タイミングが悪いのはわかるけど

  • みんなこの点は理解しておいて欲しい。Zofiaが自己蘇生を失うのはずっと前に決まって、予定されていたことで、それは2、3週間前に起きた議論よりも前のことだ
    何らかの作業が数日で終わると思ってるんですか。つまり『デザイン→デザインの承認→実際の作業→テスト→ゲームへの実装』といった感じで行われるんです。AAAタイトルのゲーム開発は何百もの人々のチームなんですよ
    とか言ってるけど、著名人のツイートでショットガンにACOGサイトをすぐに実装したことあったよな
    UBIって本物のバカ集団なんだな

  • ユーザーの疑問は「なぜ消す必要のない能力を消したんだ?」ってこと
    みんなも言っているようにこれが「初心者のため」というには無理がある

  • これは擁護できない。
    前々から議論に上がってたかもしれないけど、少なくとも今回の騒ぎは決定に大きな影響を及ぼしたことは明らかだ。
    メルシーの弱体化はJager同様シーズンごとに行われているがelaの弱体化にいたってはこじつけというか、zofiaの弱体化の口実にみえる。タチャンカのwithstand廃止もテストサーバーをつうかしておらず突然だった。この辺でやる気になったのかもしれないけど、なんの前触れもなく2イヤーいたオペレーターのアビリティが奪われるのは違和感を隠せない。隠しアビリティでいうならオリックスのハッチジャンプも同じだ。
    隠しアビリティを取りたいというならこちらも廃止されてもおかしくない。

  • あと初心者が分かりにくい特殊な能力を削除するのが目的なら尋問やらカメラハックやらoryxのハッチ登りやらも全部削除する羽目になるんだけどどういうつもりなんだこの開発は
    このキャラだからこその固有能力は別にあっていいと思うんだがなぁ。わからん何がしたいのか

  • ここじゃBADつくだろうけどね、ハッキリ言ってnerfばっかでつまんないのよユーザーは。
    折角好きになったオペが居てもnerfで改悪されてったらそりゃやる気も無くなるよ。どうせまたnerfされんだろって思いながら使っててもつまらんもんな
    明らかに強すぎる分には仕方ないけどこれ要らなくね?みたいなnerfまでするから叩かれるんだよ気付けって

  • まあ確かに話題に上がってから削除まではかなり早かったね

  • 開発者が言ってるようにAAAゲームがそんな突貫工事でコードいじって何とかできるわけないんだもんな。
    それにより予期せぬバグが発生してキレるのユーザーなことくらい分かりきってる訳なんだからするはずがない。
    UBIはまだ各地に支社があるから突貫工事出来なくはないけどプロがお気持ち表明するのは自分らが目指してるゲームに近づいてるって発言してる開発がやるかっての。

  • 有名人、プロ、一般プレイヤーから幅広く文句の上がるMELUSIは未だに手もつけんけど……

  • すげーうそくせー・・・
    結局中国の配慮だって騒がれたら消してたくせに・・・

1 2

コメントする

CONTENTS