Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』ではイヤー6シーズン1「オペレーション・クリムゾンハイスト」が進行中。一方、シージを開発するカナダのUbisoftスタジオでは、2020年11月に「人質事件発生」というデマ騒ぎがありましたが、この事件の第一容疑者として、これまで80回以上BANされたという一人のプレイヤーがリストアップされているそうです。
「Ubisoftスタッフ人質事件」デマ事件を振り返る
日本時間2020年11月14日、『レインボーシックス シージ』の開発を手がけるUbisoft社のカナダ・モントリオールスタジオで「人質事件が発生した」という通報が現地警察に届きました。
「犯人はスタジオのスタッフを人質に取り、身代金として200万ドルを要求している」とのことで、現地警察が現場に急行し、スタジオのスタッフらも建物屋上へ避難。モントリオールの通りは騒然となりました。ちょうどこのときeスポーツ競技シーンでは秋期シックスメジャーが進行していたこともあり、シージコミュニティでも試合どころではない雰囲気が漂っていました。
しかし捜査の結果、幸いにしてスタジオおよびその周辺では人質事件を確認できず、この通報は結局デマとして処理されていました。しかし当然ながらただのイタズラでは済まず、Ubisoft側には巻き込まれたスタッフへのメンタルケアや業務の遅延などを含め170万カナダドル相当の被害が生じており、現在も事件として扱われています。
犯人は80回以上BANされたチーター?
それから続報がなかったこの事件ですが、現地時間4月30日にカナダのメディアLA PRESSEが報じたところによると、現地裁判所の公表資料から、一人のシージプレイヤーがこの事件の第一容疑者としてリストアップされていることが分かりました。
このフランス人プレイヤーはこれまで『レインボーシックス シージ』の中で、チートツールを使うなどの規約違反によって80回以上もBANされており、他にもUbisoft公式サイトそっくりのフィシングサイトを作ってプレイヤーのアカウント情報を奪ったり、知り合いでもないプレイヤーにいわゆるスワッティング(虚偽の通報で他人の家に警察官などを派遣させる行為)を繰り返したり、スタジオスタッフに嫌がらせを行ったりしていたそうです。
LA PRESSEはこの人物にインタビューを行っていますが、本人は事件への関与を否定しているとのこと。
「私は何もしていません。ゲームでチートを使っただけです。Ubisoftに電話をかけたのは、BANされて彼らに悪口を言ってやったときだけです。もうPCは持っていません。古い電話機があるだけで、悪いことはぜんぶ止めました。これ以上母さんをがっかりさせたくないんです」
なお、この事件の後もUbisoftのモントリオール・スタジオは、実害こそ出ていないものの何度もスワッティングを受けているそうです。デマ騒動を起こした犯人は、いつの日か逮捕されるのでしょうか。世界的な人気を誇るタクティカルシューターの開発チームに、これ以上の被害が及ばないことを祈るばかりです。
Via: DEXERTO
コメント
コメント一覧 (7件)
フィシングサイトとかスワッティングしてる時点でもう捕まえろや
>私は何もしていません。ゲームでチートを使っただけです。→本当?
>Ubisoftに電話をかけたのは、BANされて彼らに悪口を言ってやったときだけです。→本当?
>もうPCは持っていません。→嘘だろ
>古い電話機があるだけで、悪いことはぜんぶ止めました。→嘘だわ
>これ以上母さんをがっかりさせたくないんです→嘘つくなや
サイコパスにありがちな嘘と誇張を重ねて同情を引く手口に見える
BANもプレイヤー
数は多い方がいいもんね
逆に80回も復帰できてる方がおかしいのだが…なぜIPBANしないのか
チーターの上にスワッティングとかクズは底知らずだな
80回もBANされるような人間が更生できるわけないでしょ…
80回以上バンされてもプレイ出来るんだから、そりゃチーター減るわけないわな。