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オーバーウォッチ2:海外で「6v6(2タンク制)の復活」意見に海外激論。どっちが好み?

オーバーウォッチ2:「5v5では全てのロールが追加能力を持ったDPS」6v6(2タンク制)の復活を望む声
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2023年6月5日、海外掲示板Redditの『Overwatch(オーバーウォッチ)』サブレディットにて、2タンク制の6v6復活を希望する内容の投稿がありました。

現行タイトルである『Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )』では、1タンク制の5v5が基本ルールとなっていますが、投稿者はタンク同士のシナジーなど、ルール変更によって失われたものの重要性を訴えており、多くの賛成とコメントが寄せられています。

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Redditに投稿された“6v6”復活を望む声

2023年6月5日、海外掲示板Redditに「6v6がなくなってしまったのは、本当に残念だ」というタイトルの投稿がありました。内容は以下の通りですが、主に『オーバーウォッチ』の6v6時代には存在した、タンク同士のシナジーが存在しない事を嘆く内容となっており、4,500以上の賛成を集めコミュニティの注目を集めています。

Reddit「6v6がなくなってしまったのは、本当に残念だ」

私たちは皆、OW2の制作に正当性を持たせる理由の1つとして5v5に切り替えたという事を知っています。しかし、PvEがなくなった今、ゲームを根本的に変えなければなかった理由はほとんどありません。最初からそれほど理由があったとは思いませんが。

大きな問題は、メタが古く、酷くなることを放置していた事。ダブルシールド構成は、『オーバーウォッチ2』のオリーサ調整とシールドの弱体化で簡単に修正できたはずです。それに加えて、現在適用されているクラウドコントロール系アビリティの変更を適用すれば、6v6でも十分にゲームとして成立するはず。正直に言うと、タンクの組み合わせやそれによって生じるシナジーが恋しいのです。5v5の環境でタンクをプレイしていると、孤独に感じます。

タンクが1人の場合に、どれほどの要素がタンクに依存しているか考えてみてください。そして、もし相手のタンクよりも明らかに劣っていた場合、他の要素(その他プレイヤーなど)で大きく優れていても、ほとんどの場合は敗北してしまいます。しかし、OW1ではもう1人のタンクがその不足分を補う事でカバーすることができました。メインタンクとサブタンクに分かれる事もできるので、一方のタンクがDPSのような立ち回りをしても、チームがバラバラになりすぎる事なくダイブ構成として成立していました。

現在、構成と呼べるほどのダイブは成立していないように見えます。なぜなら、その根幹にはタンク同士のシナジーがあったからです。OW2でダイブの動きをしようとレッキング・ボールやドゥームフィストをプレイした場合、ほとんどのランク帯でチームを守る事が困難になってしまいます。OW1では、この欠点を攻めるタンクと守るタンクで分担、サイクルさせる事ができました。このおかげで、チームとしての防御を疎かにすることなく、タンクとしての役割が成立していました。

ロール間のペアリングとシナジーはゲームのアイデンティティとして重要な部分であったにもかかわらず、OW2のリリース(PvE)という嘘を正当化するために失われてしまいました。

本投稿に対するRedditでの反応

上記の投稿には現在1,200件以上のコメントが寄せられており、投稿者と同じように6v6の復活を望む声だけでなく、5v5を歓迎する内容や6v6時代の問題を提示する投稿など、Reddit内でも反応が大きく分かれています。

5v5に否定的な意見

  • アーケードモードに6v6を追加してみては?
    • そもそも、オープンキューが5v5である正当な理由がない。
  • 彼らが6対6をゲームに戻した日は、彼らが自分たちが間違っていたと認める日だが、そんなことは決して起こらないだろう。
  • おそらく彼らは、最後の手段としてこれを行うつもりなんだ。コミュニティが依然としてPvEに大きな不満を抱いている現状でも、彼らが何らかの形で6v6を再び追加することはあり得ない。
  • 6v6でのタンクは適切なチームワークが奨励されてたけど、5v5ではCoDをプレイしているかのように1人でゲームを進行させることが奨励され、結果的にチームに負担をかけてしまう事が多々ある。
  • プレイヤーの多くがタンクにキューを入れなかった事で発生していた長い待ち時間を、短縮するために5v5になったのかと。確かにダブルタンクは恋しいけど、タンクをプレイする人にはプレッシャーや責任がかかりすぎてた。
  • (元投稿に)同感。タンクのシナジーをとても懐かしく思うし、5v5ではロールの役割がはっきりしなくなった。OW2でタンクは全員「耐久力のあるDPS」になってしまい、サポートも多くの時間を攻撃に費やすようになってしまった。今では、全てのロールが追加能力を持ったDPSになってしまって、非常に残念だ。

5v5に肯定的な意見

  • 6v6よりも5v5の方が好き。マッチ内のプレイヤー数が少ないという事は、全員が積極的に行動する必要があるし、そういうスタイルが好みだ。ただ、好みは人それぞれ。
  • 5v5がもたらすハイペースなゲームを楽しんでるぜ。タンクをプレイする時にもう1人のタンクがいないのが寂しいけど、それでもこの変更は良いものだと思ってる。
  • 6v6の方が良かったと考えている人の意見は聞くに値しない。タンクのシナジーがゲームを崩壊させたことを忘れてしまったのかな。状況は完璧ではないかもしれないが、改善されたとは言える。
  • ダブルシールドは、本当につまらない退屈な構成だったな。5v5の方が間違いなく良いね。
  • 週末に友達と6対6のPUG(pick up game)をプレイしてるけど、ラマットラ+シグマはめちゃ退屈で楽しくない
  • 戻って確認できる手段があれば良いんだけどね。正直なところ自分は5v5を楽しめてる。

コメントの傾向

5v5に対して否定的なコメントは、『オーバーウォッチ1』で問題視されていた「クラウドコントロール系アビリティ」が弱体化された現仕様であれば6v6でも問題ないはずという意見や、純粋にタンク同士のシナジーを懐かしむ声、そしてここでもPvEモードがないのであれば『オーバーウォッチ2』(5v5)の意味がないという意見が多くみられました。

逆に肯定的な意見の多くは、ゲームスピードの高速化を歓迎する意見が多く、ワンピックの重要性や個人技が評価されやすい点を好むプレイヤーも多いようです。また、『オーバーウォッチ1』のライバル・プレイシーズン18(2019年)頃に流行した「ダブルシールド構成」を嫌悪する意見にも多くの賛成が集まっています。

嫌悪される「ダブルシールド」構成とは?

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ダブルシールド構成

ダブルシールドとは、下記の6人による強力な構成を指します。

  • タンク:優秀なバリアアビリティを有するオリーサ+シグマ
  • ダメージ:敵の盾を無視し突破力を高めるドゥームフィスト、高火力ヒーローのリーパー
  • サポート:高い回復性能を持つモイラ、移動速度を底上げできるルシオ

リーパーの枠は、当時敵を“凍結スプレー”で凍らすことが可能で、実質3枚目のバリアを出せる「メイ」、抜群の対シールド性能を持ち、同じく3枚目のバリアを出せる「シンメトラ」に変更される場合もありますが、いずれにしても攻守共に非常に強力な構成となっています。

その堅牢な守りにより他の構成を寄せ付けず、ドゥームフィストのワンパンチキルでゲームが動くという性質上、登場当初から比較的嫌われた構成ではありました。同年に登場した新ヒーロー「シグマ」を取り入れた構成ということで、一過性のメタであればある程度許容される可能性もありましたが、実質1年以上に渡り環境入りし続けたため、現在でも上記コメントのように環境の破壊者として名前が挙がります。

5v5(1タンク)は悪なのか?6v6(2タンク)とマッチング時間の問題

owl goats
ロールキューの実装という力技で、ようやく封じ込められたGOATs構成

ダブルシールド構成に限らず、2/2/2のロールキュー実装前にはGOATs構成が環境を支配するなど、複数のタンクヒーローが採用できた時代には、確かにタンクヒーローが環境を破壊した過去があります(GOATsに関してはブリギッテの影響も大)。

しかし、『オーバーウォッチ1』末期ではタンクロールにキューを入れるプレイヤーが他のロールに比べて極端に少なく、ゲームの開始には各ロール同数の人数を2チーム分用意する必要があるため、特に人気の高かったダメージロールのみでマッチングを開始すると、なかなかゲームをプレイできないという事態が発生していました。

これを解消するため、不人気ロールにキューを入れてマッチングに参加することで獲得でき、使用時に優先的なマッチングを行える「優先パス」というシステムも導入されましたが、それほど大きな効果はありませんでした。

2タンクによるシナジーの形成は、構成の核とも呼べるほどゲームに大きな影響を与えますが、それだけ責任を伴うロールでもあります。また、タンクロールのヒーローは当時8名(現在は11名)しかおらず、その中から2名を選出する必要があったため、展開に合わせた選択肢の少なさもタンクを好んでプレイする人を減らしてしまう要因の1つとなっていました。

現在のバランスで6v6をプレイしてみたい?

ラマットラ ライフウィーバー
2からの新規ヒーローは現在5名

『オーバーウォッチ』が『オーバーウォッチ 2』になってから約8か月が経過し、バリアを貫通する“パメル”を使用可能なラマットラや、ダブルシールド構成で暴れまわっていたドゥームフィストを含め、タンクヒーローは11名に増加。

タンクはそのサイズ故に影響を受けやすかったクラウドコントロール系アビリティ」の多くが弱体化(スリープ・ダーツなどの一部は対タンク性能のみが弱体化)され、それらを“鈴のご加護”で解除できるキリコや、新たな戦術を生み出すライフウィーバーの追加など、環境も大きく変化しています。

最低限のバランス調整は必要になると思いますが、皆さんは現仕様の『オーバーウォッチ2』で6v6をプレイしてみたいですか?

  • タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2 )
  • 発売日:2022年10月5日
  • 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
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Source: Reddit

オーバーウォッチ2:「5v5では全てのロールが追加能力を持ったDPS」6v6(2タンク制)の復活を望む声

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コメント

コメント一覧 (23件)

  • プラットフォーム的に6V6ができないとは思えないし鰤のプライドバトルなんでしょ

  • どっちも好き

    現環境で6v6やりたいけど、ルール増やしてもただでさえ多いルールのせいで人口分散するしUIごちゃごちゃするし、6v6に替えたところで
    絶対にマッチング問題の壁にぶち当たるから今のままでいい

    とりあえずブリザードくんは誰もやってないようなアーケードどうにかしろ

  • タンクが不人気かつ重要なロールであるあいだはマッチングの問題も相まってなおさら6v6には戻せないね

  • 自分はサポタン専だったからタンク同士の連携が熱くて大好きだった。
    相方タンクに背中を任せて仲間を襲う敵の前に立ち塞がったり、
    高台から仲間を狙うヒーローを追い払ったり、
    まさにタンクのヒーローをプレイしている感覚だった。

    OW2だと名ばかりの構成に全ロールDPSみたいな立ち回り。書いてある通りまるでCoDだよ。

  • いや5v5になった理由なんてSwitchでしかないでしょ
    課金しないプラットフォームなんて切り捨てりゃ良かったのに無理して対応するからおかしなことになる
    Switchなんて売れた台数が多いだけのWiiと何も変わらない残念プラットフォームなんだから考慮する必要がないんだよ

  • 2のスタッフからしたら、1のスタッフが作った作品なんて忌々しい存在だろうし変えないだろうな。タンク専の自分としては、1の方が編成の幅があって面白かった

  • ブリザードとかいう無能が6vs6に戻すことは、自分たちのやってきた事がいかに無駄だったかを認めることになってしまうので、決断するにはさぞかしみみっちいプライドが邪魔でしょうね

  • βテストの時から6vs6に戻ることを望んでるけど、今の無能ブリザードには不可能だとも思う

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