オーバーウォッチ2：イラリーの「オリジン・ストーリー」公開、明るい彼女に隠された壮絶な過去

本日2023年8月12日、Blizzard Entertainmentの『Overwatch 2（オーバーウォッチ 2 ）』の新シーズン「オーバーウォッチ 2：インベージョン」で登場した、新ヒーロー「イラリー」のオリジン・ストーリーを公開しました。

オリジン・ストーリー：イラリー

「イラリー」の背景ストーリー

イラリーは、幼いころから「太陽神の戦士」の訓練への参加を望んでいました。太陽神の戦士とは、自らの肉体に強化を施すことでソーラーエネルギーを制御する力を得た、気高き守護者たちの集団のことを指します。

まだ幼いながらイラリーが秘める力は絶大。当時の訓練官たちは彼女は将来、最強の戦士になるだろうと確信。仲間たちに少しでも貢献したいと切望し、期待に見合った戦士となるため彼女は、使える時間をすべて訓練に費やします。

そしてついに、彼女の献身と刻苦が報われる時、最年少の「太陽神の戦士」が誕生する時を迎えます。

伝統に則り、イラリーの「身体強化の儀」にはすべての太陽神の戦士が参列。太陽の力を取り込み制御するため、太陽神の戦士たちの体にはソーラーエネルギーを通す導脈を刻み込むという儀式が行われます。

しかし、彼女が内に秘める真の力の絶大さを、誰一人として予測できてはいませんでした。

彼女への施術は、その身中に蓄えられた膨大な量のソーラーエネルギーを解き放ち、儀式の間を全壊させる規模の爆発を引き起こします。その瞬間、太陽神の戦士は過去の存在となり、イラリーが生涯をかけて目指した未来もまた失われてしまったのでした。

惨劇の後、誰にも顔向けできないイラリーは自ら孤立する道を選び、周囲の同情を拒絶。頭の中であの日の出来事を何度も何度も繰り返し、もし偉大な戦士を目指すよう重圧をかけられていなければ、事態は違っていたのではないかと思い悩む日々を過ごします。

ほかに目指すべき道を知らないイラリーは、教え導く者のいないまま日々の訓練を続けていた。そして、イラリーの中で、一つのことが明確になります。

彼女は最後の太陽神の戦士であり… 世界にただ一人で向き合わねばならない。そして、何としても自らの罪を償うと誓うのでした。

新規サポートヒーロー「イラリー」のアビリティや性能については、こちらの記事をご確認ください。

Source: Overwatch 2