「ロブロックス」の持つ可能性は?
10月10日にPlayStation 4および5に登場する「Roblox(ロブロックス)」も展示されていた。
Robloxとは、ゲーム作品ではなく、ゲーム作品を提供するプラットフォーム。YouTubeにたくさんの動画がアップロードされているのと同様に、Robloxには主に個人やインディーズ・スタジオが製作したゲームがアップロードされ、基本無料でプレイできる(課金プランもある)。
近年では、YouTubeが映像媒体に革新をもたらし、テレビスターよりも有名な「ユーチューバー」たちが誕生した。Robloxでも、個人が優れたゲームを開発して人気を博し、日本のゲーム業界に新たな変化をもたらす展開もあり得るだろう。
Robloxで注目のFPSとして、MAXIMILLIANが手がける『FRONTLINE(フロントライン)』を紹介してもらった。Robloxにおけるシュータージャンルの中でも特に完成度の高いリアルミリタリーFPSで、CoD風の機敏なキャラコンが楽しい。
今のところ「PlayStation内でゲームを作ってRobloxで公開する」ということはできないが、クリエーターたちの新たな表現方法として、PS版Robloxが日本でどこまで普及するかに注目だ。
「ポータブルPCゲーミングデバイス」は戦国時代?
ValveのSteam Deckを皮切りに、ポータブルPCゲーミングデバイスの世界で競争が白熱している。会場ではAsusの「Republic of Gamers」ブランドが手がける「ROG ALLY」。ONE-NETBOOKの「ONEXPLAYER」。リンクスインターナショナルが代理店を務める「AYANEO」ブランドのデバイスに、それぞれ触れることができた。
どれも軽量小型で操作しやすいにも関わらず、PCゲームがスムーズにプレイできる。「最新のPCゲームをプレイするには、デスクトップのゲーミングPCか、グラボ搭載の高価なラップトップが必要」というイメージを覆す画期的なものだ。
試遊できたゲームは多くがアクションなど3人称視点のタイトルだったが、FPS界にも影響が及ぶのか気になるところ。知名度ではSteam Deckが優位な印象だが、戦いはまだ始まったばかりだ。今後も新デバイス情報を含めて動向を追っていこう。
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コメント
コメント一覧 (1件)
とてもいいTGS記事でした
ゲーム以外にも関連するもの(今回だとマンションとか)も取り上げてくれて情報助かる