これがVRの未来だ! 歩行型VRデバイス
バンタンゲームアカデミーのブースでは、KAT VR JAPANが「VR空間(メタバース)を自分の足で歩ける」という、歩行型VRデバイスの展示・デモイベントを開催した。自らの身体を動かし、VR世界で歩いたり走ったりできるこのデバイスは、目と指だけを使う伝統的ゲーミング・スタイルを革新するものだ。
全身を動かすことからフィットネス分野への応用も可能で、「ゲームは健康に悪い」という、こちらも伝統的なレッテルをはがすことができる。FPS視点では、いずれKAT VRの歩行型デバイスを用いるeスポーツタイトルが流行してくれれば面白くなるだろう。
VR用ハプティック・タクトスーツ
可能性の模索が続くVR機器のエリアでは、bHaptics(ビハプティクス)からVRデバイス「TactSuit(タクトスーツ)」と「TactGlove(タクトグローブ)」を紹介してもらった。
画像のタクトスーツには40ヵ所にハプティック(触感)ポイントが内蔵されてあり、ゲーム内で撃たれると、スーツ越しにその衝撃がプレイヤーに伝わってくる仕組み。もちろんあくまで振動なので、痛みはまったくない。これまではコントローラーを持つ手から伝わってきた「ゲームからのリアルへのフィードバック」が胴体にまで至ったことで、プレイ中の緊張感が一気に高まる。
会場では、Smilegate Entertainmentが手がけるVR・FPSの新作『Crossfire: Sierra Squad(クロスファイヤ:シエラスクワッド)』などのタイトルと提携していた。上で紹介したKAT VRの歩行型VRデバイスと組み合わせれば、自宅で毎日サバゲーをすることも可能になるかもしれない。
EAA FPS(イーエーエー)をもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
コメント
コメント一覧 (1件)
とてもいいTGS記事でした
ゲーム以外にも関連するもの(今回だとマンションとか)も取り上げてくれて情報助かる