Activision(アクティビジョン)の『Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 3/ MWⅢ)』で、日本の代表的なロボットアニメ『ガンダム』シリーズとのコラボが発表された。
このガンダムコラボはいつ開催され、どんなアイテムが登場するのだろうか。公式からは未発表だが、他作品との過去のコラボイベントを参考に、その詳細を探りつつ今から準備をしておこう。
『CoD:MW3』ガンダムコラボはいつ始まる?
ガンダムコラボの気になる詳細や日程は未発表。しかし『コール オブ デューティ』では他作品とのコラボをさかんに行っており、過去の傾向から予測できる部分もある。
まず、『コール オブ デューティ』シリーズではライブサービス型のアップデートを行っており、記事執筆時点で「シーズン3」の後半(リローデッド)が進行中。
公開されたばかりのティザー映像を通じて、次回の大型アップデート「シーズン4」は現地時間5月29日(日本時間30日)スタートと発表済み。ガンダムコラボは、告知のタイミングから考えて「シーズン4」開始時か、その前半のうちに始まる可能性が高い。
ガンダムコラボでどんなアイテムが出る?
コラボでは通常、コラボ先のキャラクターをモチーフにしたプレイヤー(オペレーター)スキンが登場する。ガンダムコラボでも、モビルスーツかキャラクターのスキンが登場しそうだ。
しかし不安な点も。『コール オブ デューティ』はリアル志向のキャラクターモデルを使うため、アニメとの相性があまり良くない。過去に『Call of Duty: Vanguard(コール オブ デューティ ヴァンガード)』で、日本のアニメ・マンガ作品『進撃の巨人』とコラボした際にこの点が印象づけられた。
当時の「進撃コラボ」には、海外の進撃ファンからも大きな注目が集まった。しかし実際にスキン化された人気キャラクターのリヴァイ兵長は、『CoD:ヴァンガード』の登場人物ダニエル・タケ・ヤツによるコスプレだったため、海外ファンも「こんなの予想してない」と困惑のコメントを寄せていた。
その後、コラボ第2弾では鎧の巨人が登場。ガンダムコラボではティザー映像に初代ガンダムのシルエットが移っていることから、鎧の巨人のように人間サイズになったモビルスーツのスキンが登場するのかもしれない。
シャアのように目元を隠している登場人物なら、アニメキャラのスキン化もしやすそうだ。前作『Call of Duty: Modern Warfare ll (コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア 2/ MWll)』では、ハロウィンイベントの一環として日本のアニメ・マンガ作品『ヘルシング』とコラボ。このときはアーカードがオペレータースキンとしてうまく再現されていた。
オペレータースキン以外にも、『CoD:MW3』には、武器迷彩やチャームなど多様なカスタマイズ要素がある。アニメの絵柄と相性がいいのは、武器のステッカーやデカール。プロフィールのカスタマイズに使うコーリングカード、エンブレム、ロード画面だろう。
『コール オブ デューティ』では、「リアルミリタリー」の枠にとらわれないアイテムデザインも積極的に採用してきた。プレイヤーからは賛否両論あるものの、このおかげでガンダムシリーズのどんな作品でもアイテム化できる余地があると言えるだろう。
ガンダムコラボアイテム、どうやって入手する?
コラボアイテムの販売形態は、主に2種類ある。
- バトルパスの購入特典
- ストアバンドル
1つは、アメコミ原作の『スポーン』や、ラッパーのスヌープ・ドッグとコラボした時のように、コラボアイテムがバトルパスの一部に含まれるパターン。入手には有料版バトルパスの購入が必須。バトルパスの価格は1,100 CODポイントで、約1,500円に相当する。
もう1つはストアバンドルとして登場するパターン。シーズン3で映画『ゴジラxコング 新たなる帝国』とコラボした際は、各バンドル2,400 CODポイント(約2700円)で販売された。
バンドルにはオペレータースキンの他に、武器設計図やとどめの一撃、チャームやデカールなどカスタマイズアイテムが収録されている。アイテムの個別購入は不可。
ゴジラコラボでは、4種のゴジラバンドルをすべて購入するとアンロックされる近接武器スキン「B.E.A.S.T. GLOVE」という、実質約1万円の限定コレクションアイテムも登場した。こうしたアイテムは今後も登場するのかもしれない。
なお、バトルパスとストアバンドル、両方にそれぞれコラボアイテムが登場するパターンもある。シーズン2の『ウォーキングデッド』コラボでこのような形態が見られた。
『CoD:MW3』は無料プレイできる?
『CoD:MW3』は基本プレイ無料タイトルではない。バトロワの『ウォーゾーン』のみ無料プレイできる。
この2タイトルはプレイヤーアカウントが連動しており、所有するアイテムも共有される。つまりどちらかで入手したアイテムは、もう片方でも使用できる。気になるプレイヤーはまず『ウォーゾーン』で試しにプレイし、CoDの世界が気に入ったなら『CoD:MW3』の購入も検討してみよう。
シーズン4の開始時に合わせて、『CoD:MW3』で無料プレイ期間や割引セールが始まる可能性もある。無料プレイはこれまでシーズン1~3まで一貫して開催されてきたため、シーズン4も期待できる。無料期間で上げたレベルや手に入れたアイテムなどは、購入時に引き継がれる。
やや余談だが、ガンダムコラボのティザーにはパチンコの看板スタイルで「無料で遊べる」の文字が強調されている。これも何かのヒントなのだろうか。
これからシーズン4のスタートに向けて、『コール オブ デューティ』公式Xアカウントから新コンテンツとともにコラボの情報が次々に発表されるだろう。どんなアイテムやコンテンツが登場するのか気になるところだが、ガンダムファンは『CoD:MW3』のシーズン4を忘れずにチェックしておこう。
- タイトル:Call of Duty: Modern Warfare Ⅲ(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア Ⅲ)
- 発売日:2023年11月10日
- 対象機種:PS5/PS4, Xbox X|S/Xbox One, PC(Battle.net / Steam)
Source: X
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