Forever Entertainment S. A.は現地時間1月10日、かつてセガが手がけたアーケード・シューター『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド 2』（1998年）のリメイク版『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2：リメイク』を発表した。開発はMegaPixel Studio S. A.。
2025年春発売予定で、対象プラットフォームはNintendo Switch、PlayStation 4およびPlayStation 5、Xbox OneおよびXbox Series S|X、PC（SteamおよびGOG）。オリジナル版の魅力である、シンプルながらも熱中できるガンシューティング体験はそのままに、グラフィックや音楽を現代にあわせてアップグレードした作品となっている。
『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2：リメイク』2025年春リリース
オリジナルの『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』は、1998年にセガが発売したアーケード・シューター。アーケード筐体でプレイするゲームだが、ドリームキャストやPC、Xbox、Wiiに家庭用ゲームにも移植。いわゆるガンコン（ドリームキャスト・ガンなど）に対応しており、テレビに向かって銃を撃つという体験が楽しめた。
1997年の初代『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド』のストーリーは、現代世界が舞台のゾンビもの。国際諜報機関・AMSに所属する主人公トーマス・ローガンが、マッドサイエンティストのDr.キュリアンによって生み出された危険なゾンビやミュータントの軍勢と戦いを繰り広げた。
『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』は第2作にあたり、Dr.キュリアンの実験に投資していた人物カレッブ・ゴールドマンを調査中、再び街にゾンビが溢れかえるという内容。本作はAMSのジェームズ・テイラー（1Pキャラ）とゲーリー・スチュワート（2Pキャラ）が事件の解決にあたる。
『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』どんなゲーム？
『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』はFPS視点のガンアクション。プレイヤーが自由にマップを探索するのではなく、目の前に現れる敵を撃ち倒して先に進むという、ステージ形式で進行する。古典的に見えるが、実際のところ自由に行動できないことで迫り来るゾンビの恐怖感が高まり、射撃にも正確さが求められる。特に頭部を狙うことが重要だ。
また、ゾンビの群れに襲われている一般市民を救出するという、別のタスクもある。市民を誤射してしまうとライフが減る。プレイヤーの行動によって道中でルートが分岐するため、繰り返しプレイにも耐えられるデザインになっている。2人協力プレイも可能。
『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2：リメイク』での進化
リメイク版ではグラフィックが進化。忠実度はもちろん、敵の挙動もより迫力のあるものになっている。音楽も現代版にリマスター。一方でオリジナルのサウンドトラックも選択可能だ。
ストーリーモード（クラシックキャンペーン）の他、家庭用版にもあった「ボスモード」や「トレーニングモード」も搭載される。ボスモードはゲーム内に登場するボスたちとタイムアタック形式で戦うモード。トレーニングモードには、プレイスキル向上のための、さまざまなシナリオが用意されている。
オリジナル版の時点で、ライフ管理やボス戦の面で第1作よりも総じて難易度が上昇していた『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2』。リメイク版である『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド2：リメイク』でも難しさが引き継がれるのかもしれない。
シンプルなアーケードシューターに興味がある方はウィッシュリストに登録するなどして春のリリースを待とう。
Gaming Device Power Tune for FPS
ポチップ
Source: Steam and others
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