日本の札幌市が、エレクトロニック・アーツ(EA)およびRespawn Entertainmentとの長期パートナー契約を締結した。
EAが手がける世界的人気バトロワタイトル『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』における、eスポーツ世界大会「Apex Legends Global Series(ALGS)チャンピオンシップ」が、2026年と2027年ともに札幌・大和ハウス プレミストドーム(札幌ドーム)にて開催されることが決まった。
『APEX』最大の世界大会「ALGSチャンピオンシップ」札幌で2年連続開催
エーペックスファンはもちろん、eスポーツコミュニティ全体にとって大きな発表が舞い込んだ。
「ALGSチャンピオンシップ」は、エーペックスの競技シーンにおいて毎年度の最後に開催される、最大の世界大会だ。2025年1月末から2月にかけては、「イヤー4チャンピオンシップ」が日本の札幌で開催。世界中から強豪40チームが集結し、シリーズ最高となる合計34,000人以上の来場者の前で、約1週間にわたる激闘が繰り広げられた。
現在はちょうど年度の折り返し地点が迫っていることもあり、次回のチャンピオンシップの開催地についてコミュニティの人々が気にし始める時期だったが、ここで良い意味でのサプライズが。2026年、さらに2027年ともに、「ALGSチャンピオンシップ」は札幌で連続開催されることが決定した。
「エーペックスといえば札幌」と、世界からの認識を得るまたとないチャンスだ。

EAと札幌市が覚書を締結

今回のパートナーシップ発表は、大和ハウス プレミストドームにて6月24日、EAと札幌市が覚書(MOU)を締結する形でなされた。
補足的な情報として、両年のチャンピオンシップ開催日程が、「イヤー4」と同じくそれぞれ1月であることも明かされている。
- 開催時期日時
- ALGS Year 5 Championship: 2026年1月
- ALGS Year 6 Championship: 2027年1月
- 会場 : 大和ハウス プレミストドーム
- 主催: エレクトロニック・アーツ
- 特別協力: 札幌市、一般社団法人北海道eスポーツ協会、株式会社札幌ドーム
登壇者コメント

札幌市長 秋元克広氏「本日は、eスポーツを活用した札幌のまちづくりを進める上で、大きく、かつ重要なステップです。今後2年間、前回の大会以上に、市民の皆様からも、そして世界中のファンの皆様からも喜んでいただける大会にすべく、私たちは、全力で大会運営のサポートをさせていただきます」
Electronic Arts Esports 総合責任者 モニカ・ディンスモア氏「札幌のファンの熱量は他に類を見ません。Apex Legendsを通じてこのような地域との深いつながりを築けることは、私たちにとっても特別なことです。今後の2年間も、最高のeスポーツ体験を提供するべく全力を尽くします」
Respawn Entertainment オペレーション責任者 ダニエル・スアレス氏「Apex Legendsにとって、札幌はただの開催都市ではなく、グローバルコミュニティとリアルに触れ合える特別な場所です。今回の締結は、その信頼と連携をさらに強固にするものです」
ALGSでは間もなく現地時間7月10日より、年度中盤の世界大会「Midseason Playoffs(ミッドシーズン プレイオフ)」がサウジアラビア・リヤドにて開催予定だ。札幌でのチャンピオンシップを踏まえれば、日本からもFnatic、KINOTROPE、UNLIMIT、RRXの4チーム、17選手およびコーチが出場するこの大会にはいっそうの注目が集まるだろう。
「イヤー4チャンピオンシップ」の熱気が、札幌で再び見られる。今から来年の1月に期待せずにはいられない。

Source: Pressrelease
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