SOUL'S HEARTが「APAC Cup」制覇、アジア強豪4チームの戦いを制する

「FPS Day X」の目玉の一つは、『シージエックス』の国際大会「APAC Cup」だ。アジア太平洋地域から、CAG Osaka(日本)、FEARX(韓国)、Enterprise Esports(オーストラリア・オセアニア)、SOUL'S HEART(アジア・タイ)の4チームが集結し、オフラインの場で2日間にわたる激闘を繰り広げた(配信ログ)。
決勝戦はCAG vs SOUL'S HEART。観客からの声援の多くはCAGに向けたものだったが、一貫して優位を得ていたのはタイのSOUL'S HEARTの方だった。第1マップ「山荘」を7-3で制すると、第2マップ「クラブハウス」でも7-3で勝利した。
MrPuncH選手をはじめ、経験豊富なタイ人ロースターは、CAGにリアクションを求め続けるよう大胆に立ち回ったことが奏功した。気が付くと、SOUL'S HEARTはマップスコア2-0のストレートで日本の筆頭チームを撃破。新宿の観衆の前で優勝トロフィーを掲げ上げ、観客たちもそれをたたえた。
両チームは、間もなく1月16日より始まる、世界大会「シックスインビテーショナル2026」のアジア最終予選(LCQ)にも出場予定だ。予選を優勝した1チームのみがインビに出場できるというトーナメントだが、あるいはここでCAGとSOUL'S HEARTの再戦も見られるかもしれない。
日本eスポーツアワード:Anitun選手と野々宮ミカさんが受賞
この試合では敗れたCAGだが、嬉しい知らせもあった。
実はこの決勝戦では、CAGの大ベテランAnitun選手は留守。彼はちょうど同日にパシフィコ横浜 ノースで開催されていた日本eスポーツアワードの受賞式に出席していたのだ。試合にはアナリストのRento選手が代わりに出場した。
「FPS Day X」2日目にも、途中まで出席してファンと交流。EAA!!も運良くスーツ姿のお写真を撮らせてもらえた。

シージ界からはさらに、野々宮ミカさんもeスポーツアワード「審査員特別賞」を受賞した。彼女はシージの国内大会や、イベントの進行でもおなじみ。シージ配信者でもあり、今回の「FPS Day X」にも途中まで出演していた。
5枠しかない「シューティングゲームプレイヤー賞」と、1枠のみの「審査員特別賞」をシージコミュニティの方々が受賞するのは、シージのみならずシューターファンにとって大きな励みになったと言えるだろう。
1V1 NOW アジア予選:Lebyrinth選手がパリ行き旅券獲得

「FPS Day X」1日目には、「1V1 NOW by Xbox Gamepass」という新たなトーナメントのアジア予選も開催された。5v5の対戦をコアとする『シージエックス』のゲームを使って、1v1の決闘を行うという特殊フォーマットだ。
1v1ということで、メタも特殊。攻撃では元から1v1に強いDeimos(デイモス)が引っ張りだこだったり、防衛ではLesion(リージョン)のショットガンSIX12 SDが猛威を振るったりしていた。チームメイトに頼れないからこそ輝きを放つ、個人技の見せ合いが印象深い。

激戦を制して、優勝したのはタイのLebyrinth選手。アジア王者の座を射止めた。2日目にAPAC Cupを制したSOUL'S HEARTと並んで今回はタイの躍進となったが、果たしてアジア全体の今後の覇権争いに影響してくるのか気になるところだ。
「1V1 NOW」の最終決戦は、2月にスタートするシージ界最大の世界大会「シックスインビテーショナル2026」にて行われる。世界の4地域から1人ずつ、4選手が出場し、現地時間2月14日にセミファイナル、翌15日にグランドファイナルを実施予定だ。
日韓大会「North Rebellion」ファイナル
2025年度を通じて日韓のチーム間で行われてきたトーナメント「North Rebellion」も、「FPS Day X」でいよいよファイナルを迎えた。オフラインの場で対戦したのは日本チームVITEと韓国チームMSK。

第1マップの「山荘」は7-8。第2マップの「クラブハウス」でもオーバータイムに突入する大接戦となったが、試合を制したのはMSKの方だった。団体所属のないアマチュアチームという位置づけだが、その戦いぶりはもちろん、流ちょうな日本語でインタビューに応えるRoyBoy選手の姿などを見ても、いつでもプロ組織の旗の下で戦えるという印象を受けた。日本チームを倒し日韓大会を制したことで、今後どこかの団体と契約できることに期待したい。
『ディビジョン』シリーズ10周年プレミア

シージの大会が中心だった「FPS Day X」だが、同じUbisoftの『ディビジョン』シリーズにもフィーチャー。2026年3月にシリーズ10周年を迎えることを記念して、開発者3名が来日した。クリエーターであり、大ベテランエージェントでもあるおついち氏らと直接交流する貴重な場面も見られた。

『ディビジョン』シリーズ10周年や、ここで登場する「リアリズムモード」については、以下の記事でさらに詳しく解説している。

また、EAA!!では『ディビジョン2』クリエイティブディレクターYannick Banchereau氏にもインタビューを実施。2026年の『ディビジョン2』はどのように進化していくのか。興味深い話を聞かせてもらった。







コメント
コメント一覧 (1件)
snsで全く話題になってなかったのが、まさにシージ村って感じ