Keychronも次世代スイッチを予告、光学と磁気を一つに統合した「MagOptic Switch」
Lunacyの発表から間もなく、キーボード界隈で知名度の高いKeychronが全く異なるアプローチでマウススイッチの刷新を告げた。2026年4月30日に公開されたティーザー映像「A New Species is Coming」の中で披露されたのが、「MagOptic Switch(マグオプティックスイッチ)」だ。
光学と磁気、2つの強みを1つのMagOptic Switchに


映像で示された内容によると、MagOptic Switchは光学式スイッチと磁気式スイッチの特性を一つの筐体に収めたものだ。光学式の特性として「Zero Double-Click, Built to Last(チャタリングゼロ、長寿命)」、磁気式の特性として「Tune Your Trigger, Fire Faster(トリガー調整可能、高速入力)」というキャッチコピーが映像内で示されている。
光学式スイッチは光の遮断でクリックを検知するため接点の摩耗がなく、チャタリングが原理的に起きない。一方でアクチュエーションポイントの調整ができないのが課題だった。磁気式(ホールエフェクト系)はアクチュエーションポイントの自由な設定とRapid Triggerが魅力だが、光学式ほどの耐久性は謳えない。
MagOptic Switchはこの2者の弱点を補い合うコンセプトで、「The Next Gen Mouse Switch(次世代マウススイッチ)」と銘打たれている。製品名・発売時期・価格はまだ発表されていないが、Keychronは日本でも正規販売の実績があり、続報に注目したい。
MagOptic Switchへのコミュニティの反応

ティーザー公開から日が浅いこともあり、現時点での反応はYouTubeのコメント欄(2026年5月5日時点で全13件)が中心だ。件数こそ少ないが、スイッチそのものへの関心は高い。
- 結局すべてはスイッチだよね
- ほしいっす
- これはマウス向けのTMRスイッチ。SuperstrikeのHITSはリニアな感触でクリック感が薄い。MagOpticならちゃんとした押し心地があるのか期待している
- マウススイッチに磁気を使う意味を誰か教えて
- KeychronのM4にこのスイッチを載せてほしい
ロジクールGが火をつけ、世界が動き始めた


ロジクールGが「世界初」として登場させたHITSは、明らかにマウス設計の流れを変えた。ロシアのLunacyはSnaptiqで「より安く、ロシアのゲーマーのために」という切り口で磁気センサー式を追い、Keychronは光学と磁気の融合というまた別の解を予告している。アプローチはそれぞれ異なるが、「マイクロスイッチはもう古い」という認識が世界規模で共有されつつあることは確かだ。
振り返ってみると、ロジクールGは既に2022年の時点で『G502 X』シリーズにメカニカルと光学を掛け合わせたハイブリッドスイッチ「LIGHTFORCE(ライトフォース)」を投入していた。LIGHTFORCEの公式ページにあるとおり、「2種類の技術の良いところを一つに統合する」という発想はそのころからすでに実践されていたわけだ。KeychronのMagOptic Switchは光学と磁気の組み合わせで方向性こそ異なるが、ハイブリッドという考え方の筋は同じに映る。ロジクールGが数年前に種を蒔いたアイデアが、今になって世界各地で別の形として花開いている、とも言えるかもしれない。
HITSという発想が世界各地でデバイス開発の刺激になっているという事実は、ゲーマーとして素直に興味深い。競争が激しくなれば選択肢は増え、価格も下がっていく。Keychronのマウス新スイッチは国内での発売も期待できる段階にある。HITSの感触が好みでなかったゲーマーにとっては、光学と磁気を組み合わせたMagOpticという選択肢が加わるかもしれない。あなたはどの技術のクリック感に惹かれるだろうか?
Source: Lunacy Telegram(t.me/bigpencil) / cybersport.ru / Kyiv Independent / Keychron YouTube
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コメント
コメント一覧 (1件)
こういうのはアリエクかなんかで出てくるんじゃね?
実店舗的にはこういう怪しいのは秋葉にありそうだけど、近年もう変わっちゃったらしいからなぁ