コラム:『Destiny』におけるBungieの苦悩。なぜPvPとPvEの武器を分けないのか?など

コラム:『Destiny』におけるBungieの苦悩。なぜPvPとPvEの武器を分けないのか?など

長文のため3ページに分かれています。

『Destiny(デスティニー)』公式サイトのフィードバックフォーラムへ掲載された、ユーザーと開発者Bungieによる公開Q&Aの意訳です。

「PvPとPvEで武器性能を変えないのはなぜ?」、「クルーシブルの報酬が微妙なのはなぜ?」、「あのエキゾチックが弱いのはなぜ?」といった質問に、開発者側からの率直な回答が寄せられています。

Bungie Q&Aまとめ

Q. PvPとPvEの武器のステータス、強化、弱体化を分けることは出来ないのか?

A. 『Destiny』のゴールは、「モードやアクティビティーの境界を超えたキャラクターを作成すること」であり、プレイヤーには全ての要素を少しずつでもプレイして欲しいし、そこで見つけたお気に入りをゲームを通して使って欲しいと思っている。

またモードに関わらず『Destiny』らしさを感じて欲しいと考えていて、PvPのプレイヤーもPvEのプレイヤーと様々なアイテムについて語り合えるようにあって欲しいと願っているんだ。

今週行ったショットガンの変更のように、ゲームプレイとして相応しくなく、大きなインパクトがありそうな部分の変更は行っているよ。

Q. ユニバーサルリモートやノー・ランド・ビヨンドのような、あまり使われていないエキゾチックへの愛が足りてないのが心配だ。

A. エキゾチック武器を作るのはなかなかにトリッキーで、「ユニークかつ便利なもの」を作らなければいけない。

ユニークであるということは他と違って特別であること。一方、便利であるということは、使いやすく分かりやすいことなんだ。これは一部のエキゾチックでは実現できているものの、一部はプレイヤーの不満が残っている。

忘れられないのが、最初のエキゾチック武器のパッチで同僚がトルンのリロード速度やマガジン容量について嘆いていたんだ。この問題は次のパッチで改善されたものの、同僚が今度は「トルンの個性が失われてしまった」と悲しそうに私に語ったんだよ。トルンは強化されたものの、彼が考えるトルンのユニークさは失われてしまったんだ。

全てのエキゾチック武器の正しいバランスの追求はこれからも続ける。エキゾチック武器が特別なものであるということは知っているし、『Destiny』には欠かせないものであると考えているので、今後のパッチでも忘れられることはない。
『Destiny(デスティニー)』ユニバーサルリモートUniversal_Remote

Q. ノー・ランド・ビヨンドを強化してくれ・・・。ゲーム中で最も役に立たないエキゾチックだ。

A. ノー・ランド・ビヨンドはとても具体的なプレイスタイルを考慮して作られた武器なんだ。それはファストスナイプ、ランアンドガン、近接でのクイックスコープの精度だ。

主としてこういったPVPでのプレイスタイルを考慮しており、このプレイスタイルが好きでそれにマッチするスキルを持っているプレイヤーのための武器を作りたかった。その結果、このプレイスタイルに慣れてないプレイヤーにとっては優しくない武器になってしまったと理解している。

クルーシブルで安定してヘッドショットを取れるようになるまでデスを繰り返すことになるだろうし、デスを繰り返すことは楽しくないだろう。

今後のパッチを通してプレイヤーに聞かなければいけないのは、この武器をどこまで使いやすくするべきかで、私達が極小数の人しか扱えないニッチすぎる武器を作ってしまったのかどうかと、もしそうなのであればそれが許容されるのかどうか、より使いやすくして良いのかどうか、使いやすくすることでクルーシブルをノー・ランド・ビヨンドによるヘッドショット祭りになってしまわないかである。

表面的にはノー・ランド・ビヨンドの改善案はいくつかあるが、同時にそれがプレイヤー全員にクルーシブルで使える性能の高いワンショットキル武器を与えることにならなかを熟考する必要がある。

フィードバックには今後も必ず耳を傾け続けるし、次にエキゾチック武器のアップデートを行う時はノー・ランド・ビヨンドを細かく見ていくことになるだろう。

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