チーター書類送検、神奈川県警がネクソンに感謝状

神奈川県警サイバー犯罪対策課は、オンラインPCゲームを運営するネクソンへ感謝状を贈呈しました。これは、同社が運営するオンラインPCゲーム『サドンアタック』でチートツールを作動させていた3名を書類送検したことを始めとし、その後のチーター撲滅への取り組みが評価されてのこと。

感謝状の文面

　「貴社は、オンラインゲームにおけるチートツールや不正アクセス行為等の撲滅に向けたキャンペーンを積極的に開催するなど、オンラインゲームのみならず、安全で安心なサイバー空間の醸成に多大な貢献をされました。ここに感謝の意を表します」

ネクソン代表取締役社長オーウェン・マホニー氏（右）

サイバー犯罪対策課は、複数のオンラインゲーム関連企業に声を掛けた中でも、積極的に活動したのがネクソンであり、サイバー犯罪対策課が感謝状を贈るのは初だとしています。

ネクソンは今後もチーターとチートツールの撲滅キャンペーンを長期的に行い、不正行為を防止して快適にプレイできる場を提供していきたいとしています。

ネクソンは「チートは犯罪」という事実を広められたことは喜ばしいとしながらも、まだまだ多くのチーターが存在し、不正対策に月に数百万のコストがかかることも明らかになっています。

神奈川県警は2015年7月にサイバー犯罪捜査官を新たに募集し、更なる取り締まりの強化を目指しています。

Source: 4Gamer.net