全米ライフル協会幹部、高校銃乱射事件で生き残った生徒を「嘘つき」と批判

全米ライフル協会幹部、高校銃乱射事件で生き残った生徒を「嘘つき」と批判

全米ライフル協会(NRA)の幹部でもあり、ロックミュージシャンでもあるテッド・ニュージェント氏は、保守系のラジオ番組でインタビューに答え、フロリダ州の銃乱射事件で生き残った生徒たちを「嘘つき」と信じられない批判を繰り出し話題となっています。

生存者に広がるオンラインハラスメント

2月14日、米フロリダ州パークランドの高校で銃が乱射され17人が死亡した痛ましい事件を機に、アメリカ国内でも銃規制ムードが高まり、先月24日には数十万人が参加する銃規制の大規模デモが行われました。

しかしながら、NRAのテッド・ニュージェント氏を始めとする極右団体や陰謀論支持者は、事件で生き残った生徒たちをこぞって攻撃。彼らは生徒たちを「政治のために雇われ、犠牲者を演じる役者(クライシスアクター)である」という驚きの持論を展開しています。生徒の中には、自称NRA支持者から複数の殺害予告を受けたという報告も上がっています。

これに対しTwitter社は生存者に対する「オンラインハラスメント」が横行していることを認め、生徒たちの名誉を守るため本人確認の対応を行っているとのことです。

銃規制派 vs 反対派

昨今の米国国内で起こっている銃規制議論は、予想以上に規制派と保守派の溝を深めているようで、このまま泥沼化していきそうな雰囲気すらあります。そうなった場合でもビデオゲームがスケープゴートとして規制される立場に追いやられてしまわないことを祈りたいところ。事態の動向に注目が集まります。

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Source: cnn,newsweekjapan