真偽不明ながらまたもその存在のリーク情報が報じられた2018年版のCoD『Call of Duty: Modern Warfare 4(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア4)(仮)』ですが、開発元のInfinity Wardへ、Respawn Entertainmentから“帰還”を果たす3名を含む、8名の開発者が移籍をしたことが明らかになりました。
RespawnからIWへ
Respawn Entertainmentと言えば名作(特に2のキャンペーン)『Titanfall(タイタンフォール)』を産み出した新進気鋭のスタジオ。Respawn Entertainmentは2010年の旧Infinity Wardとのいざこざが元で産まれたスタジオのため、旧IWのメンバーが多く在籍しています。
IWへの移籍リスト
移籍した開発者のリストが下記になります。帰還を果たした開発者はいずれもマルチプレイ、アート、アニメーションのディレクターという重要なポジションを担っているのも気になるところ。
- Geoffrey Smith氏:
- 元Infinity Wardデザイナー、Respawnにはリードゲームデザイナーとして入社。Infinity Wardへはマルチプレイ・デザインディレクターとして復帰 – Linkedin
- Joel Emslie氏:
- 元Infinity Wardアートリーダー。Respawnにはアートディレクターとして入社。Infinity Wardへはスタジオアートディレクターとして復帰 - Twitter
- Mark Grigsby氏:
- 元Infinity Wardリード・アニメーター。Respawnではリードアニメーターを務める。Infinity Wardへはアニメーションディレクターとして復帰 - Linkedin
- Ranon Sarono氏:
- 元Respawnシニアアニメーター。Infinity Wardでもシニアアニメーター - Twitter
- John Mundy氏:
- 元Respawnのシニアゲームデザイナー。Infinity Wardでもシニアゲームデザイナー - Linkedin
- Joshua Dunnam氏:
- 元Respawnの上級環境アーティスト。Infinity Wardでもシニア環境アーティスト - Linkedin
- Dom McCarthy氏:
- 元Respawnプロデューサー。Infinity Wardでもプロデューサー - Linkedin
- Madison Cromwell氏:
- 元Respawnアートプロデューサー。Infinity Wardではアソシエイトプロデューサー - Linkedin
もう「抜け殻 Infinity Ward」ではない?
分裂した旧IWは「抜け殻」などと評され、実際『CoD:MW2』以降はお世辞にも革新的なゲームを生み出せていたわけではありません。『CoD:MW3』ではお茶を濁し『CoD:Ghosts』はマルチプレイヤーが酷評され、ActivisionのCEOをして「CoD:IWはCoDらしさが十分ではなかった」や「CoD:IWは余分だったかもしれない」と言わしめたのも記憶に新しいところ。
いざこざのあった旧Infinity Wardとそこから産まれたRespawn Entertainmentですが、そういった歴史を乗り越えての復帰と参戦。まだ噂段階の『CoD:MW4』ですが、一部スタッフの復帰やスタジオ拡大、そして今回の件で完全なる新生IWとなり、何らかの良い化学反応を否が応でも期待してしまいます。
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なおRespawn Entertainmentは、ゲーム業界の巨人Electronic Artsが2017年12月1日に総額約514億円で買収したばかり。新作『タイタンフォール』の今後も気になります。
Gaming Device Power Tune for FPS
Source: pcgamesn, Charlie INTEL
コメント
コメント一覧 (15件)
あー、もうIWって表記がどうしてもcodのinfinity warの略に見えてしまって訳ワカメ。