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Destiny 2:「孤独と影」キャンペーン第1話“プリズン・ブレイク”をプレイ、硝煙香る鉄の牢獄でケイド6とのブロマンスデート [E3 2018]

Destiny 2:【E3 2018】キャンペーン第1話「プリズン・ブレイク」をプレイ。硝煙香る鉄の牢獄でケイド6とのブロマンスデート
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※ストーリーのネタバレが含まれます

2018年9月5日に2年目の大型コンテンツ「孤独と影」が配信される『Destiny 2(デスティニー 2)』ですが、E3 2018で招待者限定のキャンペーンモードをプレイ。 前作にも登場したエルダース・プリズンでケイド6とのデートを楽しめたのでその様子をレポートします。

プリズン・ブレイク

エルダース・プリズンで暴動が発生。収監されている凶悪犯たちが脱獄するとリーフに危険が及ぶと判断した臨時摂政のペドラ・ベンジ。 旧知のケイド6に助けを求め、ケイドが信頼しているプレイヤーを連れて共に鎮圧へ、というところからミッション開始。ミッション名の「プリズン・ブレイク」というあからさまなタイトルが笑いを誘います。 前作に登場したエルダース・プリズンは実はほんの一部で、プリズンそのものはまるで映画マトリックスの人間たちが収容されている繭のようにポッドがそびえ立ちます。

Destiny 2:【E3 2018】キャンペーン第1話「プリズン・ブレイク」をプレイ。硝煙香る鉄の牢獄でケイド6とのブロマンスデート

道中ではペトラも合流し敵を鮮やかに倒します。ペトラの進行ルートを確保するために、プレイヤーはケイドと二手に分かれ(というよりケイドがたびたび脱線する)、脱走者たちを討伐しながらエルダース・プリズンを進んでいきます。

Destiny 2:【E3 2018】キャンペーン第1話「プリズン・ブレイク」をプレイ。硝煙香る鉄の牢獄でケイド6とのブロマンスデート

現在は女王不在のリーフを束ねる臨時摂政のペトラ・ベンジ。 かつて過ちを犯し女王にシティへ追放されていた過去がありそのときにケイド6と知り合った? ケイドからはピーピーと呼ばれる

道中に出現する敵はカバル、フォールン、ハイブという多彩な構成で、それぞれにどのセクションに収監されていたか示す囚人番号のようなものが名前に添えられています。一勢力だけが出てくるところもあれば敵対勢力同士が戦い合ったり、 マシンガンをもつコロッサスと大量のサイオンたちが、黄色ネームのオーガを四方八方から砲撃して蜂の巣にする数の暴力といった場面も。(このオーガの名前は失念してしまいましたが、前作の世界観や設定を表現するグリモアにも名前が登場したことがある個体だったはず)

Destiny 2:【E3 2018】キャンペーン第1話「プリズン・ブレイク」をプレイ。硝煙香る鉄の牢獄でケイド6とのブロマンスデート

画像ではドーンブレードの新スーパースキルでバフを付けながらかっこよく戦っていますが、筆者はカバル達にまかせて隠れていました。ソロなのにコロッサスのスローミサイルとオーガのビームを同時に相手になんてしていられません

ケイド6と合流してハイブを討伐したのちに、そこにある端末から複数台の砲台を操作しプレイヤーをサポートするためその場に残るケイド6。 別れ際に「やっぱり俺たちは最高のチームだな、相棒」と語りかけてきます。

Destiny 2:【E3 2018】キャンペーン第1話「プリズン・ブレイク」をプレイ。硝煙香る鉄の牢獄でケイド6とのブロマンスデート

ケイド6とゴーストとの漫才も健在

「相棒」のケイド6の援護を受けながら通路を進んでいきますが、プレイアブルだったのは途中まで。 「ケイドとあなたのエルダース・プリズンでの物語は終わっていない」というダイアログが流れ衝撃のムービーが始まります。

「ケイド6」

最初からトレーラーのようにボロボロで倒れているケイドを見下ろす影。 その手にはケイドの愛銃「切り札」が。

よろよろと体を起こしながら「悪いがちょっとその銃を貸してくれないか?」とたずねるケイドと、「切り札」をじっとりと眺めながら「弾丸なら貸そう」と銃口を向ける影。

愛銃を突きつけられながらもケイドは「お前が何をしてもここにはプレイヤーがいてお前の仲間を全部倒してくれる」とプレイヤーへの揺るがない信頼を見せる。

影が銃口をケイドに向け「最後の言葉は?」と尋ね、徐々にケイドにズームイン。

一瞬の静寂をおきボロボロのケイドが選んだ言葉は

「妹は元気か? (How's your sis doing?)」

影=ユルドレンが無表情でトリガーを引き、響く銃声でムービーが終了。

Destiny 2:【E3 2018】キャンペーン第1話「プリズン・ブレイク」をプレイ。硝煙香る鉄の牢獄でケイド6とのブロマンスデート

Bungieの狙い通り

今作は暗いトーンでストーリーを進めていくと語られているとおり、これまでの「人類を危機から救う」というスケールが大きいながら漠然とした目的とは違い、ケイド6という大人気のキャラクターを殺させることでより身近で個人的な復讐の動機をストーリーに加えています。 トレイラーでケイドの結末を知っていても、ケイドらしい余裕と挑発を含んだ最期の言葉には身震するほどの衝撃が。 思い入れのある方も多いであろうケイド6の死というリスクを取ってでもストーリー体験を優先させたBungieの試みにまんまと引っかかってしまいました。

ムービーのあとに一般には未公開のトレーラーが流れたのですが、その最後にはユルドレンが新しいハンドキャノンを2丁持ちした姿が映されます。 その手には切り札ではなく公開済みのトレーラーでプレイヤーが所持していたハンドキャノンでした。この武器も何かしらの重要な意味があるのでしょうか。

Destiny 2:【E3 2018】キャンペーン第1話「プリズン・ブレイク」をプレイ。硝煙香る鉄の牢獄でケイド6とのブロマンスデート

なぜユルドレンが妹の女王の国であったリーフを混乱に陥れるようなことをしたのかは、エキゾチックフュージョンライフル「テレスト」の伝承が関係ありそうですが、ケイド6が狙われた理由やユルドレンの目的、キーアートでケイドを抱える人物などの謎は製品版を待つことになります。 余談になりますが、ユルドレンの「最後の言葉は?」というセリフは英語だと”Any last words?”で、前作に登場した大人気武器の「ラストワード」を連想させられます。 「切り札」と共に復活するのでしょうか?

最後に、E3トレーラーで使われた挿入歌のフル版を置いておきます。2012年に作られた曲ながらケイドだけでなく、ユルドレンにも通じる歌詞が染み入ります。

Murder By Death "Go to the Light" (Audio)

関連記事:Destiny 2:なぜケイド6を殺したのか?「孤独と影」リーダーの日本大好きスコット氏独占インタビュー

Destiny 2 | 独占インタビュー、ケイド6をなぜ殺したのか - EAA

『Destiny 2』は絶賛発売中で、2年目大型コンテンツ「孤独と影」は日本時間9月5日にリリース。対応機種はPlayStation 4/Xbox One/PC。

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