9月5日に2年目拡張コンテンツ「孤独と影」がリリースされる『Destiny 2(デスティニー 2)』ですが、それにあわせてゲームの仕様のサンドボックスに各種の大幅な調整が導入されます。
その中でも目玉となる武器スロットの変更と、パークのランダム制や、アビリティの変更点などについてBungieが公式配信で実演したので、要点をまとめてお伝えします。
武器スロット
プレイヤーのカスタマイズ性を高めるために、これまでの武器スロットのルールに変更が加えられ、今後は前作のようなロードアウトや、今作のロードアウトのままや、スナイパーライフルやショットガン3丁持ちといった組み合わせを選択できるようになります。
- 各武器のパワー値の横に使用する弾薬が表示されるように変更
 - キネティック枠にエネルギー弾を使う武器があっても属性はキネティック
 - フュージョンライフルはエネルギー弾を使用
 - リニア・フュージョンライフル、ロケットランチャー、グレネードランチャー、剣はヘビー弾を使用
 - トレーサーライフル(コールドハートなど)はエネルギー弾を使用、強化修正が入りダメージ増加
 - グレネードランチャーはエネルギー弾を使うタイプと、ヘビー弾を使うタイプに分裂。ダメージも差別化
 - 既存のエキゾチック武器はスロット移動なし
 - 1つの弾薬を拾ったときに、2スロット以上がその弾薬を使う武器だった場合は補充される弾数が分割される
 - 武器スロットの変更は今月8月29日に「孤独と影」より先行して実装
- スロットが変更されるのみで威力の変更といったサンドボックスの変更は9月5日に適用
 
 
フィードバックやスタジオ内でのプレイから、武器スロット変更の必要性を感じながらも、前作に戻すのではなくより進んだ変更を実施したいと考えた結果たどり着いた新しい仕様にとても満足しているとのこと。 この変更時に、武器パークのランダム化や改造パーツにも調整が必要と考え新たな調整を行ったとJosh Hamrick氏は発言しています。
同時に、「ショットガンオンリー」や「グレネードランチャーオンリーと」いった極端なロードアウトも可能になりましたが、同じ弾薬を使う武器だけではすぐに弾切れに苦しむことになるとも注意を促しています。(実際にコミュニティマネージャーのCozmo氏がショットガン3丁持ちでプレイしましたが弾薬管理が大変そうでした)
武器パークのランダム化とパーク変更点
これまでの武器はパークが固定されており、初めて手に入れた武器も10回目に手に入れた武器も代わり映えしないものでした。 しかし2年目からは、再び武器パークのランダム化が実装され、入手するたびにパークが変わる武器掘りの醍醐味が復活します。
今回の配信ではサンプルとして2年目版ベターデビルを使ってパークランダム性について説明されました。 また、いくつかの既存のパークの変更点について気がついたことをまとめています。
- 1年目版と違いパーク枠が1枠追加
 - パークはサイト3枠を含む全ての項目がランダム化
 - 前作からパーク「レンジファインダー」が復活
- レンジファインダーはエイム時に射程とズーム倍率が上昇。今作ではロケットランチャーとグレネードランチャーにも付き、その場合はエイム時に弾速が上昇
 
 - ナイン武器限定だったパーク「スライドウェイ」が他の武器にも付与
 - ロケットランチャーに新パーク「Genesis」を確認、効果は不明
 - 剣の使用回数が上方修正
 - リニアフュージョンライフルがパーク「戦略的呼吸」を所持
- 戦略的呼吸の効果が「少しの間、照準を合わせるだけで狙撃せずにいると、ズームの最中は射程距離と精密ダメージにボーナスが付与される」から、「少しの間、照準を合わせるだけで狙撃せずにいると、射程距離と精密ダメージにボーナスが付与される。射撃かズームを解除するとリセットされる」に変更
 
 

戦略的呼吸がリニア・フュージョンライフルにもつくようになったかわりにパークそのものが弱体化
アビリティの変更点
これまでのサンドボックスに比べてキルタイムが早くなり、ショットガンなどの強力な武器の使用回数も跳ね上がる新しい環境に適応するため、既存のアビリティにも強化が適用されます。
- 前作と同じく近接攻撃2回でガーディアンを倒せるようになった
- 配信では近接攻撃のダメージが100だったので、現在の仕様と変わらなければ耐久10以上のガーディアンを倒すには近接攻撃が3回必要
 
 - グレネード強化
- 攘夷グレネードのダメージがわずかに増加
 - 強化されても前作のように投げつけるだけで即キル確定といった強力すぎる威力ではない
 - ボイドウォーカーのチャージグレネードも威力増加とのことですが確定キルか否かは不明
 
 - タイタンのショルダーチャージ、シールドバッシュ、ハンマーストライクといった3人称視点になる近接攻撃スキルは1発キルが可能に
- 筆者が以前プレイしたE3ビルドでは、タイタンの新アークサブクラスの近接攻撃スキルでは150ダメージしか与えられませんでしたが、製品版ではこれも1発キルになりそうです
 - 実演ではショルダーチャージが90+110の多段ヒットをしていたので、ショルダーチャージを耐えるには耐久が10必要
 - タイタンの新ソーラーサブクラスの近接攻撃スキルのハンマー投げが与えたダメージは101。 投げたハンマーは地面に残り回収すると近接攻撃が補充され体力が回復。 1分経つか死亡するとハンマー消滅
 
 - シャドウショットが相手を検知して捕まえるまでの時間を大幅に高速化
 - 全てのゴールデンガンの持続時間が約2秒延長
 - 投げナイフが強化される他の近接攻撃とマッチするように威力増加
 - ストームマスターのスーパースキルの威力が増加
 - キルタイムの高速化に対応するため回復のリフトの回復量が増加
 - クルーシブルで強化のリフトが精密ダメージ量を増加
 - ドーンウォードの耐久力が大幅に上昇
 - ドーンウォード内にいる味方に付与されるオーバーシールドが強化、あわせてドーンウォード内にいると近接攻撃の威力が増加
 - ドーンウォード内ならスーパースキル中の体力満タンの敵ガーディアンを近接攻撃3回で撃破可能
 

ショルダーチャージが1発キルに戻ったことでD1時代の走ってくるタイタンの恐怖が復活
One more change coming in #Forsaken I forgot to mention on stream...Ward of Dawn:
- Ward of Dawn will be significantly harder for enemies to destroy
- Allies inside of the Ward of Dawn have a stronger overshield as well as buffed Melee damage pic.twitter.com/tAIKyoAXPs— klawdd (@Claude_Jerome) August 7, 2018
『Destiny 2』は絶賛発売中で、2年目大型コンテンツ「孤独と影」は日本時間9月5日にリリース。対応機種はPlayStation 4/Xbox One/PC。
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Source: Bungie, @Claude_Jerome







	
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