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BFV: フロントラインとドミネーションを一時削除、クオリティアップのため

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5月28日のコミュニティーブロードキャストで、『Battlefield V(バトルフィールド 5)』の恒常モードである「フロントライン」と「ドミネーション」の2つが「多くのプレイヤーが楽しめている基準に到達していない」と判断され、『BFV』全体のクオリティアップのためにモードリメイクを視野にいれて一旦恒常リストから外される事が発表されました。

マイナーなモードながらも間違いなくコアなファンを持っていた2モードが廃止されるというニュースはコミュニティに大きな衝撃をもたらしましたが、上でも述べた通り作品全体のクオリティを考慮しての判断と、クオリティアップを見込めたら再実装するという前向きな意見も語っています。更に兼ねてから指摘されていた「ピット・クルー」スキンに関する問題や将来的なアップデートについても軽く触れているので、ぜひ最後まで読んで頂けたら幸いです。

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コミュニティー・ブロードキャスト:「ピット・クルー」スキンとゲームモードの仕様変更に関して

みんなごきげんよう!

最近米国と英国で休日が重なってしまったせいで、結構トピックを書き溜めてしまったからちょっと長い文章になってしまったね。

その点に関してはごめんなさい、そして今日の話題はこれだ:

  • 『バトルフィールド』開発チームから「ピット・クルー」スキンの武器庫への再実装に関して。
  • 恒常ゲームモードリストの調整に関して。
  • アップデートに関するアップデートだ。

では早速始めよう。まずはDICEから「ピット・クルー」スキンに関しての伝言だ。

アップデート#1 「ピット・クルー」に関して

2019年5月22日に、私達は『バトルフィールドV』の武器庫にいくつかの新しい兵士スキンや銃器スキンを追加して、また過去に販売したスキンの復刻も行った。

気づいたプレイヤーも多いかもしれないけど、「ピット・クルー」スキンが今はエピック・レアリティのスキンとして、750BFC(課金通貨)で販売されている。

BFV skin Pit Crew

▲「ピット・クルー」全身図。

一部のプレイヤーはToW第一章「序曲」の間に、このスキンが一時的に中隊コインで販売されていた事を覚えているだろう。その時このスキンのレアリティはアンコモンだった。

実はこのレアリティ設定はバグで、想定外の仕様だったんだ。

販売価格も間違っていたためスキンは即日に武器庫から削除されて、つい最近の武器庫アップデートで本来の価格設定で武器庫に並べることになったんだ。

そしてアンコモン設定の時に購入したプレイヤーに関しては、私達の設定ミスでもあったのでデータを削除せずにそのままにしておいたよ。

『バトルフィールド』開発チームより。

アップデート#2 既存ゲームモードのアップデートに関して

過去数週間に渡って、私達はどのように『バトルフィールドV』の恒常リストにふさわしいゲームモードがどれなのかを考え続けてきた。そして様々なデータを慎重に分析し、何度も審議を交わした上で、「フロントライン」モードと「ドミネーション」モードを公式のプレイリストから削除することを決定した。これは本日より有効となる。

▲寂しくなったプレイリスト。

両プレイリスト共に、他のゲームモードと比べると極端に人気が低く、またコンクエスト等の他モードと比べると人口の少なさが非常に目立っていた。私達の開発理念として、ゲームコンテンツを追加する際はフラストレーションよりも楽しさが上回るべきで、『バトルフィールドV』に実装する全てのゲームモードもその基準に到達するように意識していた。

そして今後はもしゲームモードがこの基準を満たしていなかった場合、より積極的にゲームモードを除外する事を決定した。代わりに、それらのモードに費やされるはずだった開発リソースは「ラッシュ」、「グラインド」、「フォートレス」や「アウトポスト」などの目新しいコンテンツを改善し、開発することに注がれるようになる。

「ドミネーション」を愛好していたプレイヤーに関しては、これからは「分隊コンクエスト」で引き続きサポートしていきたい。(そしてこのモードは今夏に渡ってMercury、NarvikやDevastationに実装する予定だ)

既存の「グランドオペレーション」に組み込まれている「フロントライン」はそのままで、これからもサーバーブラウザを通して「フロントライン」のフィルターで参加することが可能だ。そして現在は「フロントライン」を一からデザインしなおして、後のタイミングにタイズ・オブ・ウォーを通して再実装する可能性を模索している。これに関しては6月末に改めて皆とアイデアを分かち合いたい。

両モードとも今後一切出番がなくなるというわけではなくて、例えば新しいコンテンツに合う形でミックスローテーションとして実装したり、タイズ・オブ・ウォーの期間限定モードとして公開したりする可能性もあるが、その場合はもちろんゲームにポジティブな経験を追加できる品質に到達したと判断してからになる。

「コンクエスト」、「分隊コンクエスト」と「チームデスマッチ」は現状のままサービスが続いていき、恒常モードとしてタイズ・オブ・ウォーの新コンテンツ実装に付随してサポートされていくことになる。「ブレイクスルー」と「グランドオペレーション」に関しては、なんらかの改善が必要ではないか調査中だが、ひとまずは保留としてローテーションのリストに残しておくことにした。

ついでに言えば、今週は新マップであるMercury専用のプレイリストが準備される。コンクエストとブレイクスルーだけで構成されるリストだ。前回Panzerstormを実装した時にコミュニティから専用のプレイリストが欲しいというフィードバックを頂いたので、それを今回活かす形になった。皆もご意見ありがとう。

来週はこの64人Mercuryプレイリストから、より少人数のモードをフィーチャーしたMercuryプレイリストになる予定だ。

追記:最後に、実装予定の「プライベートゲーム」システムでは「フロントライン」も「ドミネーション」も自由に選択してサーバーを建てることができる。

▲地中海の島をモデルにしたMercury

アップデート#3 アップデートのアップデート!

そして来週までに予定している他のアップデートは以下の二つだ:

  • ランク上限上昇:今週金曜までに情報をお届けするつもりだが、ランク上限が50より上がるようになる予定だそうだ。
  • カクつきなどのパフォーマンス問題:QAチームのたゆまぬ努力によって問題が特定できそうになってきた。つい先日改善案が開発チームに手渡されたので、これに関しても来週木曜までにはこの話題に関する情報をフルでお届け出来るはずだ。なんにせよ、とりあえずこの問題には最優先で取り組んでいると理解していただければ幸いだ。

長文になってしまい申し訳ない。残念ながらいつも皆の質問に答えているコミュニティマネージャーのJeff君が今朝自動車事故に遭ってしまって(大丈夫、かすり傷を負っただけだ)、代わりに私がなるべくみんなの質問を拾っていくよ。

コミュニティマネージャーのFreeman(@PartWelsh)より

前向きな「コンテンツ除外」。より良いゲーム環境のための判断か

以上が今回のコミュニティ・ブロードキャストとなります。「フロントライン」と「ドミネーション」という昔ながらのモードを公式プレイリストから除外するという思い切った判断は現在欧米コミュニティでは批判が大勢を占めており、特にこの2モードをメインで遊んでいたプレイヤーからは失望の声が多く届いています。ゲームモード廃止というインパクトに目を奪われがちで、実際現在の欧米コミュニティが荒れているのもそのせいだったりします。

ただし全編を読み通してみれば分かる通り、今回はあくまでDICEのより良いコンテンツを作るためという理念に則ったもの。「フロントライン」と「ドミネーション」のクオリティは他モードより低かったと認めた上で、より良いコンテンツを届けるために一旦サポートをやめて一から作り直す。更に完全に削除したというわけではなく、実装予定の「プライベートゲーム」システムで好きなだけサーバーを立てて遊べるようになる予定もあります。

また「プライベートゲーム」に関してですが、今回話題になった「フロントライン」や「ドミネーション」だけではなく、今まで期間限定で実装されてきた「ラッシュ」、「グラインド」に「フォートレス」モードも好きに組み込めるという話がFreeman氏によって発表されました

リメイクされる事となる両モードが、将来的に「コンクエスト」のような人気コンテンツになることを願いましょう。

『Battlefield V(バトルフィールド 5)』の発売日は11月20日で、対象機種はPlayStation 4Xbox OnePC

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Source: Reddit

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コメント

コメント一覧 (3件)

  • ラッシュについての記述があるってことはラッシュ復活するのかな...?
    常設コーナーで出してくれたらBFV運営すこだぞ!

  • 分隊コンクエストがドミネーションの上位互換的存在になってたし、改善して欲しいと思ってたから個人的には丁度いい

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