Ubisoftの『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』ではイヤー5シーズン4「オペレーション・ネオンドーン」が進行中。
今回EAA!!では、シージeスポーツ競技シーンにおけるAPAC North出場チーム野良連合から、代表のあきどっぐ氏にインタビューの機会をいただきました。シーズン2021に向けての展望や、あの炎上事件の“真相”、シーズン2020当時の出来事などについて、「現時点で話せる範囲」という前提付きでさまざまな話を聞かせていただきました。
野良連合 あきどっく氏 インタビュー
チーフアナリストからチーム代表へ
EAA!!:本日はお忙しい中お時間をいただき、誠にありがとうございます。あきどっぐさんは元々チーフアナリストを務めていて、野良連合の中でも古株のスタッフとうかがっています。元選手やコーチではなく、アナリストからチーム代表になられたのは素晴らしいことだと思います。
あきどっぐ:いえいえ、野良連合は元からデータを重視しているチームですからね。G2 Esports(EU地域のプロチーム)のコーチであるShasさんに感化されたことがきっかけなんですが、世界ベスト4の成績を残した「シックスインビテーショナル2019」でも、アナリストチームが収集したデータをフル活用していました。データをベースに選手たちに作戦を話し合ってもらって、あとは個々のスキルに任せるというのが野良連合の目指すスタイルなんです。
EAA!!:インビテーショナル2019での活躍は、日本のシージ界全体にとって歴史的な成功でしたね。ちなみに、その後の成績が振るわなかった背景にはどんな原因があったと見ていますか?
あきどっぐ:考える人間がどこにいるかというのがポイントですね。アナリストにできることは、100%の戦術を考えるうえでの、10%か20%のピースを出す程度なんです。そのデータを試合中にどう活かすかはコーチや選手たちに任せるしかない。Wokka(元野良連合所属選手で、チームを世界ベスト4に導いた立役者の1人)がいたときは彼がチームの頭脳になっていました。データを与えて、「この対戦相手はこの防衛地点が強く、こんな風に守ってくる」と説明すれば、「ならこっちの作戦こうしよう」といった話が選手同士でできていた。もちろんその後は何も考えなくなったという意味ではないんですが…。インビテーショナル2019のときはコーチと選手、それぞれが戦術の引き出しを用意できていたのが結果につながったんだと思います。
EAA!!:あの頃の野良連合の戦いには、私も配信画面にかじりつく勢いで熱中していました。ところで、現在はシージチームに選手がいない状態です。しかし野良連合はAPAC Northの出場ライセンスを保有していますので、シーズン2021のAPAC Northに向けてこれから新選手を獲得するということでしょうか。
あきどっぐ:申し訳ないのですが、それについては今はお話できません。
EAA!!:分かりました。もしロースターを新しく登録できれば、現在は幻のスキン扱いになってしまっている野良連合の武器スキンもストアに復活するでしょうから、EAA!!としても良いニュースを楽しみにしています。
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コメント
コメント一覧 (34件)
良くわからんtwitterかなんかのアイコンなのもイラッとくる
【元nR選手たちや告発人、EAAのLag移籍記事での主張】
・Kizoku時代の元nRは給与未払い、恫喝まがいのパワハラがあった
・確かにチームとしても移籍や売却を含めて検討していたが、話がまとまらず自分たちで探した結果、Lag Gamingへ移籍した
・Lag Gamingのスタッフは「現在Ubisoftに問い合わせをしている」と言っている。野良連合と話し合っているとは言っていない。Papilia選手は難しいと思ってる(移籍前に出場が出来なくなることを承諾しているような言い方ではない気が...。個人的意見ですが...)
【あきどっぐや現野良連合としての本記事での主張】
・そもそも去年の5月(炎上前)から売却を検討して、実際に入れ替え戦後にA社に売却することが決まっていた
・確かに給与未払いやパワハラはあったが、それを告発したのは売却値を下げるためにA社が裏でやっていた。A社も弁護士同席のもとそれを認めてる
・選手たちが契約終了を決めたのは、炎上でスポンサーがいなくなり、R6 SHARE以外に財源がなくなって、給与が十分に払えなくなったから
・APACに出場できないことは仕組みの上では当たり前。むしろ、選手たちの意志を尊重して、出場できないことも合意しているから、「出場できないなんて!」と再炎上するのは心外
炎上前から売却する予定だったのに、選手たちが抜けたのは財源不足?矛盾してないか?と思いました。
クソ記事で草
もっと選手側の発言と照合しつつインタビューしてほしい
こんな甘っちょろい記事で誰の需要が満たせるのか