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CoD:ウォーゾーン:ピック率で振り返る「2021年の武器メタ」、最も支配的だったのは? MP-40は弱体化?

CoD:ウォーゾーン:ピック率で振り返る"2021年の武器メタ"、最も支配的だったのは? MP-40は弱体化?
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Raven Softwareの『Call of Duty: Warzone(コール オブ デューティ ウォーゾーン)』では新マップ・カルデラを舞台に「シーズン1」が進行中。このウォーゾーンのデータトラッキングをしている有志アカウントが、2021年の各シーズンで見られた武器メタについて、興味深い総まとめを掲載しています。

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2021年の武器メタを振り返る

CoDシリーズの無料バトロワ『ウォーゾーン』には、現在『CoD:MW』と『CoD:BOCW』、そして最新作『CoD:V』の全武器が集合しており、今後も『CoD:V』が新シーズンを迎える度に武器が追加されていく見込みです。

『BOCW』を中心とした2021年を振り返ると、そこでは新武器が追加されていっただけではなく、数え切れないほどの強化や弱体化も行われてきましたが、それらは対戦環境にどのような影響を与えてきたのでしょうか。

ウォーゾーンの各種トラッキングデータを非公式で紹介しているWZ Rankedでは、2021年にリリースされた『BOCW』の6つのシーズンと、『CoD:V』のシーズン1序盤で見られた武器メタの変遷が、ピック率のグラフとともに掲載されています。

ウォーゾーン武器メタ
シーズン別武器ピック率の推移(WZ Rankedより)

パッチノートに記載された過去の武器調整について記憶している方(特に愛用の銃が弱体化されてしまった方)なら、このグラフを見てピンと来るものがあると思われます。シーズンごとに確認していきましょう。

人気武器は必ず弱体化

全シーズンを見渡して一目で分かるのは、その人気度がピック率15~20%の水準にある、または20%を越えた武器は決まって弱体化されている点です。

『BOCW』シーズン1から見ていくと、その序盤で猛威を振るっていたのはDMR 14(BOCW)です。単発式でキルタイムが短い割に取り回しが容易ということで、一時はピック率が25%を越える人気ぶりでした。しかしその後、2021年1月には2度も弱体化を受け、ピック率が5%以下のエリアまで急降下しています。

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続く『BOCW』シーズン2で人気が急上昇したのはFFAR 1(BOCW)で、MAC-10(BOCW)が弱体化を受けて人気が地に落ちていくのと逆方向のカーブを描きます。キルタイムが十分短くリコイルも少ないことが周知されたFFARは、ピック率が一時20%を越え、シーズン2の終了時点までトップメタに君臨します。

その他ではAUG(BOCW)が弱体化を受けて一気にピック率が底に向かい、一方ではM16(BOCW)の人気が急伸します。

シーズン3を迎えると、FFARはアタッチメント各種が一気に弱体化されて人気が急落します。代わりに評価が高まったのは、『CoD:MW』時代からの武器CR-56 AMAX(MW)です。しかし一時はトップメタかと思われたAMAXも、シーズン3リローデッドでヘッドショット倍率に弱体化を受け、さらにシーズン4開始時には胴体上部へのダメージ倍率も弱体化されたことで、再び地の底へと向かってしまいます。

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影の勝者はKar98k

シーズン4がスタートすると、新武器MG 82(BOCW)に「早く消せ」と苦情が殺到するなどして、3日で弱体化されるという出来事がありました。

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しかしピック率を確認してみると、他の武器への不満に紛れてFARA 83(BOCW)の人気度が急上昇していたことが分かります。シーズン3リローデッドでリコイルコントロールが緩和されたFARAは、このシーズン4前半で一気にピック率20%に近づきます。

しかし結局はこのFARAも、シーズン4リローデッドで「リコイル増加」に加えて「ダメージ減少」という厳しい調整を受けたことで、過去の人気武器たちと同じ運命を辿ることになります。

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FARAと入れ替わる形で台頭してきたのが、シーズン4リローデッドでベースダメージが増加したKrig 6(BOCW)で、ピック率で見るとシーズン4は最後までKrig一強の時代だったことが分かります。

シーズン4後半からシーズン5にかけては、新武器を含めさまざまな武器が試された痕跡が見られますが、トップピック武器となったKrigはやはり弱体化を避けられませんでした。シーズン5リローデッドでベースダメージ減少。その翌週にも首へのダメージ倍率減少が行われ、トップピックどころか上位陣からも消えていくことになります。

とはいえ全体的には大がかりな武器調整が奏功したのか、シーズン5リローデッドではピック率の分布で突出した武器が出ないという安定状況が続いていたようです。

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開発側によるバランス調整の努力は1年がかりで完了し、最後のシーズン6でようやく、極端にピックが偏った武器が出現しない環境が成立します。

シーズン4から少しずつ人気度を高めていたスナイパーライフルSwiss K31(BOCW)も『CoD:V』シーズン1になると「ひるみ」設定が弱体化され、無難なピック率に抑えられています。他にもOTs 9(BOCW)や、新たな嫌われ役になっていたEM2(BOCW)の伸びも顕著でしたが、それぞれ弱体化が入っています。

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さまざまな人気武器が話題になっては消えていった2021年の『ウォーゾーン』でしたが、1年を通してピック率が一定の地位をキープし続けていたのはKar98k(MW)でした。シーズン3では密かにトップピックだったものの、なぜか致命的な調整は回避し続けていたため、Kar98kをメインにしていたプレイヤーは間違いなくラッキーな1年だったと言えるでしょう。

MP-40は恐らく弱体化

これまでの傾向を踏まえて、現在進行中の『CoD:V』シーズン1を見ていくと、現在ピック率が15%に近づきつつあるMP-40(VG)は弱体化される可能性が高いと読み取れそうです。さらには、LMGのBren(VG)も首へのダメージ倍率が弱体化されたばかりですが、『ウォーゾーン』の対戦環境では人気が高まっているようです。

2022年最初のアップデートとなる「シーズン1リローデッド(仮)」でも、恒例の武器バランス調整が行われると思われます。果たして今回はどの武器が強化や弱体化の対象となるのでしょうか。2022年も引き続き、『ウォーゾーン』でさまざまな人気武器の歴史が描かれていくことが期待されます。

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