Respawn Entertainmentの『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』ではシーズン14「ハンテッド」が開幕。この新シーズンで初めてエーペックスをプレイする方もいると思われますが、PC Steam版のピークプレイヤー数が、シーズン14開幕時に初めて50万人を突破したことが明らかになりました。
シーズン14は出だし好調、Steam版はピーク50万人突破
エーペックスでは8月10日にシーズン14「ハンテッド」がスタート。新レジェンドとしてカスタムスナイパーライフルを駆使するヴァンテージが登場し、他にもヴァルキリーの弱体化やEVA-8の大幅強化など、対戦環境に数多くの変化がもたらされました。
新シーズンは既存のプレイヤーが楽しめることはもちろん、エーペックスを新たに始める、または復帰するにもいい機会と思われますが、一方でこのゲームにはサーバーラグやチーター問題、各種バグなどへの報告が絶えず、「8月はエーペックスをプレイしないようにしよう」という運動が呼びかけられるなど、プレイヤーの感想も一様ではありません。
実際のところ、シーズン14は世界のプレイヤーからどのように受け容れられたのでしょうか。Steamのトラッキングサイトの一つであるSteam Chartsによると、シーズン14の出だしは絶好調であることがうかがえます。
Steam Chartsのエーペックスのページで確認してみると、直近30日のピークプレイヤーがSteam版のリリース後初めて50万人を突破、510,286人を記録したようです。チャートによると、このピークをつけたのはシーズンアップデートのあった10日の夜(日本時間)であることが分かります。
マーケティングの成果?
Redditのエーペックスサブレでは、Steam版のピーク人数について「マーケティング(宣伝)が良かったんだろ」、「シーズン開始前にYouTubeでたくさん広告を見たよ」と、50万人突破は宣伝費をかけたことによる一時的な現象という見方もあります。広告で興味を持った新規プレイヤーが多く、彼らはちょっとプレイしてすぐ止めてしまうのではないか、という疑念です。
こうした指摘に対しては、今後平均プレイヤー数の過去最高値である、2022年2月(シーズン12の頃)の203,653.8人を越えて右肩上がりになっていく、または平均20万人以上のまま安定して推移するかどうかが一つのポイントとなるでしょう。
Origin版の不具合で移行してきただけ?
もう一つ重要なのは、Steam ChartsはあくまでPC Steam版のみの人口データであるため、他のプラットフォームの人口動態は知りようがない点です。Redditでも、「(シーズンアプデ後にOrigin版エーペックスが起動しないという報告が見られたことから)Origin版から移行してきたプレイヤーが多いのではないか」といった指摘が見られます。
他にも、「『ウォーゾーン』がグダグダで、『フォートナイト』がもうミッドシーズンだから、何か新しいものが欲しい人はエーペックスがぜんぶ拾っていったんだろう」といった推測にも、頷けるものがあります。
Steam Charts以外のデータとしては、Twitch Trackerでエーペックスを配信しているチャンネル数と視聴者数の推移をチェックして、そこからプレイヤー数を推測する方法や、AIを使って全プレイヤーの推計値を算出しているActive Playerのようなサイトを参考にするという方法があります。
しかし肝心の、具対数を知っているであろうRespawnやEAがプレイヤー数について語ることはほとんどない(現時点では、EAの決算時や、節目となる数字に達したときのみ言及)ため、結局のところ全体では増えているのか、それとも減っているのかについて確定させるのは難しそうです。
実際にプレイヤーに聞いてみる
プレイヤー数の増減について気になったときは、実際に周囲のフレンドらに話を聞いてみるという手もあります。いつの間にかエーペックスを初めていた人や、逆にすっかり止めてしまった人がいるでしょう。データを見るよりもむしろ手早く、人気度を推し量るヒントが得られるかもしれません。
皆さんは、Steam ChartsとReddit民の反応、TwitchやActive Playerのデータ、どれが最も自分自身の実感に近いでしょうか。コメント欄でぜひお聞かせください。
Source: Steam Charts, Reddit
コメント
コメント一覧 (14件)
WZみたいに最初から最後まで痛くすればええよ
そもそもリング外行動がどうかしてるやろ
プロでもないのに引退は笑えるわ