Game Informerが、『Call of Duty: Ghosts』や『Battlefield 4』、『Assassin’s Creed IV: Black Flag』などの“大作”と呼ばれる続編が軒並み前作比で売り上げ不信となった理由を分析しています。以下Choke Pointより抜粋。
前作からの売上推移
- 『Call of Duty: Ghosts』(『Black Ops 2』の同月売り上げから19%ダウン)
- 『Battlefield 4』(『Battlefield 3』から21%のダウン)
- 『Need For Speed』(前年比55%のダウン)
- 『Assassin’s Creed IV: Black Flag』(前年比39%のダウン)
- 『Madden NFL 25』(前年比24%のダウン)
- 『FIFA 14』(前年比12%のダウン)
コンソール絶滅説
まずよく聞く大きな理由の一つ、「モバイル機の台頭」については真っ先に切り捨てられています。
確かに無料ゲームやモバイルの成長は著しいが、PS4とXbox Oneの驚異的な売り上げは、PCやタブレット、スマートフォンがどんな成功を収めようとも、ソファに腰を落ち着け、HD画面とサラウンド・サウンドでゲームを楽しむ人が存在し続けることを証明した。コンソール絶滅説は大袈裟に誇張されている。
売れない理由(仮説)
- 次世代機移行の年のため「買い控え」が発生
- 年刊フランチャイズ、続編の乱発
- 定期的なリリースがない
- ユーザーの好みの変化やジャンルの競争に付いて行けなくなった
例外的に売れているタイトル
大作の続編にもかかわらず売れている2つの例外タイトル、スポーツ・ゲームと『Grand Theft Auto』が売れる理由についても言及されています。
スポーツ・ゲームが売れ続けるのは、選手の移籍情報を反映させた新バージョンをファンが望んでいるから。『GTA』はというと、Rockstar Gamesはその看板タイトルに関しては決して妥協せず、管理を徹底している。毎年新作を出して市場を埋め尽くすことはせず、開発チームの極めて高いハードルに応える作品を仕上げつつ、ゲームへの期待を盛り上げていく。(略)
『Call of Duty』と『Assassin’s Creed』は、必ずしもこれに当てはまらない。
また、Game Informerは売上減少を食い止めるに、ゲームパブリッシャーたちへ「減少傾向にある(とはいえまだ膨大な)売り上げを世代移行の一時的なつまずきであると一蹴するのではなく、社内の創作過程に目を向ける。」、成功した『Skylanders』を例にあげ「創作上の余裕を設けることで開発チームに活力を取り戻し、環境は新たな革新を誘発」などを挙げています。
興味深い全文はChoke Pointでご覧ください。
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コメント
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あくまで個人の感想ですがっがっあーっ