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オーバーウォッチ2:タロンに立ち向かう新たな協力者が登場? 短編小説「ヒーローたちの夜明け:過去の亡霊」公開

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本日2024年9月26日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』 の短編小説「ヒーローたちの夜明け:過去の亡霊」を公開した。

本日公開された短編小説「過去の亡霊」は「ヒーローたちの夜明け」シリーズの6作目。過去に公開された「ヒーローたちの夜明け」の作品は「(新生)オーバーウォッチ」や「タロン」といった中心組織に所属していないヒーローをメインストーリーに結び付けるシリーズとなっている。

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短編小説「ヒーローたちの夜明け」シリーズ

短編小説「ヒーローたちの夜明け:過去の亡霊」は、元オーバーウォッチの主要エージェントである「アナ」の視点で進行。本作の流れとしては、大きく「データ・ドライブの回収」を目的とした前半「タロンに狙われた人物の安全確保」が目的の後半に分けられ、その途中途中で「オーバーウォッチとしてのアナ」や「母としてのアナ」の視点で過去を振り返るシーンが差し込まれている。

時系列は「ホログラムのニュースで、釜山にて新生オーバーウォッチがヌルセクターと戦う様子」が放送されていることから、オフィシャルコミック「新しい風」第5話以降であるとわかる。

短編小説「ヒーローたちの夜明け:過去の亡霊」

オーバーウォッチ: アナ オリジン・ストーリー

ヌルセクターの侵攻を食い止めながらソルジャー76(以下、ジャック)とアナは、ジャックの提案で新しい情報提供者が自身の持つ情報が有力であることを証明するために提供した「タロンに狙われている人物」に関する情報を記録したデータ・ドライブの回収に向かう。

この場所でジャックとアナはヌルセクターからの奇襲を受ける。ジャックは重傷を負うものの、持ち前の回復力とアナの処置により一命を取り留め、無事データ・ドライブの回収に成功。そこまでして得ようとした情報の詳細をジャックに問いただすが、「住所と時間だ」とだけ答え詳細を語ろうとはしなかった。

元OWエージェント「ミレンベ」

詳細が明かされないまま目的地に到着した2人。保護対象者を確認したアナは、彼女がオーバーウォッチの元エージェントである「ミレンベ」であると確信する。タロンとの攻防の中、狙撃ポイントを失ったアナはやむを得ずミレンベと接触。「死んだはず」であったアナとの思わぬ再会に驚くミレンベと共に、タロンの兵士と戦闘を繰り広げる。

タロン兵を一掃した後、当局から現場の処理とミレンベに対する警護のために送られた人員が到着するまでの間「ウィンストンからの再招集」「厳しくなる監視委員会の目」「釜山で戦うファリーハ(ファラ)の姿」などについてミレンベの口から語られる。

ミレンベと別れ、アナはジャックにすべてを話すよう要求。ジャックはデータ・ドライブを取り出し「情報提供者が渡してきたものは住所だけじゃない。このドライブを使えば、バックドアを通じてタロンの内部ファイルにアクセスできる。作戦計画書、実行日、ターゲットのリスト……だが、情報の真偽を確かめる必要があった。日付順に並んだリストの一番上にあった名前がミレンベだ……情報は正しい」と語る。

ウォッチポイント・ジブラルタルにタロンが侵入してから、タロンはオーバーウォッチの元エージェントの居場所をほぼ完全に把握していた。2年前から暗殺が繰り返されていることはアナも認知していた。

タロンによるエージェント狩りは、アナ自身も新しい風(第3話)で言及している

アナはそのリストをウィンストンに送り力を貸してもらうよう提案するが、ジャックはそれを拒否。この情報がより大きな情報を得るための手がかりに過ぎないことや、大きな作戦の実行はもっと慎重でなければならないというジャックの説明を遮り、アナは今夜の出来事を思い出すよう要求する。

何も言わないジャックからデータ・ドライブを受け取り、データを確認すると画面にはいくつもの見知った顔と名前に赤色のバツが引かれたリストが映し出されていた。データ・ドライブを突き返したアナは、なぜそこまで過去にこだわるのかジャックに問いかける。

ジャックは「常により良い世界を目指していたアナとは違い、自分には過去がすべてである」と答え、続けて「自分のやり方で大切な人たちを助け、リストの製作者、オーバーウォッチを終わらせた者を見つけるまで止まる気はない」と告げる。これまでの再会を確信していた別れとは違うと互いに感じながら「くれぐれも無理はしないでくれ」とアナは、ジャックを見送る。

「さらばだ、旧き友よ」その言葉と同時にアナは気付く、新生オーバーウォッチ(ファラ)が人々の希望であるという事。そして、遠く離れていても自身も同じように使命を果たし、リストに名前が書かれたものを守ることが、世界で彼女が正すことのできる過ちの1つであるという事に。

元オーバーウォッチエージェント:ミレンベ

タロンからの襲撃を受けた元オーバーウォッチのエージェントである「ミレンベ」は、以前公開されたコミック「受け継ぐもの」「新しい風(第3話)」、短編アニメーション「RECALL」でその姿を確認できる。

リストの提供者は誰?

今回、名前は明かされなかったものの、ソルジャー76の新たな協力者として「リストの提供者」が登場。本人の目的は不明ながらタロンの内部情報を持ち、今のところタロンに不利益をもたらす行動を取っている。また、情報の受け渡し手段としてあえてアナログな方法を選択していることから、情報の管理能力にも長けていることがうかがえる。

OWで「情報」と言えば

これらの条件から多くのプレイヤーが真っ先に思い浮かべるのは、やはり「ソンブラ」ではないだろうか。彼女は登場キャラクターの中でもひと際情報操作に優れた人物であり、現在はタロンの主要メンバーとして活動を行っている。

また、ソンブラがタロンで活動している理由については、短編小説「コード・オブ・バイオレンス」で「利害関係の一致」と明かされている。そのためか短編アニメーション「INFILTRATION」では、チームとしての作戦を失敗させてまで、個人の目的達成のために動くシーンも描かれている。ソンブラはオムニッククライシスの影響で、孤児になった過去が存在するため、ヌルセクターと手を組んでいる現状を良く思っていない部分があるのかもしれない。

また情報の提供先についても興味深く、作中でアナが提案したようにリストに記載されている人物を守ることが目的であればウィンストンをはじめとした「新生オーバーウォッチ」に連絡するのが手っ取り早い。しかし、実際にはタロンに対する敵対心が強く、極端な選択を取ることも多いソルジャー76を選んでいることから何か別の目的があるようにも感じられる。

今のところ情報の提供者がソンブラであると断定することはできないが、いずれにせよ今後重要なキャラクターとしての活躍が見込まれる人物であることは間違いないだろう。

  • タイトル:Overwatch 2(オーバーウォッチ2
  • 発売日:2022年10月5日
  • 対象機種:PC / Xbox Series X|S, Xbox One / PS5, PS4 / Nintendo Switch

Source: Overwatch

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