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Razerの本気PAD『Raiju V3 Pro』11月25日発売:ホールエフェクト×PBTボタン×PC接続2000Hzで"最強"を再定義

Razer レーザー 新製品 新発表 ゲーミングデバイス ハイスペック 最強 次世代 無線 eスポーツ
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ゲーマー向けライフスタイルブランドRazerは11月18日、東京・渋谷のシブヤeスタジアムにて新製品体験イベントを開催。eスポーツ向けコントローラーの最新モデル「Razer Raiju V3 Pro」を国内初披露した。日本国内での発売日は2025年11月25日。価格は32,980円(税込)で、現在予約受付中となっている

イベントには、Razerリージョナルカテゴリーマネージャーのデクスター・タン氏がシンガポールより来日し登壇。さらにゲストとしてRazerアンバサダーのMatsuTash氏、父ノ背中代表のてるしゃん氏を迎え、次世代コントローラーの魅力を語るトークセッションが行われた。

本稿では、プレゼンテーションで明かされた詳細な仕様と、プロゲーマーによる実機インプレッションをお届けする。

CONTENTS

『Razer Raiju V3 Pro』:eスポーツのための究極解

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Razer Raiju V3 Pro ブラック&ホワイト

Razerのコントローラー「Raiju」シリーズといえば、PS4時代から多くのプロゲーマーに愛用されてきた名機だ。その最新作となる『Razer Raiju V3 Pro』は、現代の競技シーンが求めるスペックを全て詰め込んだ、まさに"eスポーツ特化型"のデバイスとして登場した。

  • 製品名:Razer Raiju V3 Pro
  • 発売日:2025年11月25日
  • 価格:32,980円(税込)
  • 重量:258g
  • 特徴:ホールエフェクト(TMR)スティック / メカタクタイルPBTボタン / 2000Hzポーリングレート(PC) / 6つの追加ボタン
  • 販売ページAmazon / 公式サイト

ドリフト撲滅:ホールエフェクト・スティック搭載

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専用ケース

コントローラーゲーマー最大の悩みである「スティックドリフト」。『Raiju V3 Pro』では、ホールエフェクト技術を進化させた「TMR(トンネル磁気抵抗)サムスティック」を採用することで、この問題を根本から解決している。

デクスター・タン氏の解説によれば、この機構は高精度な入力解像度を誇るだけでなく、物理的な摩擦が少ないため省電力性にも優れているとのこと。長時間のスクリムや大会でも、常に新品同様の精密な操作感を維持できる点は、競技者にとって巨大なアドバンテージだ。

PBT採用の「メカタクタイル」ボタン

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メカタクタイルPBTアクションボタン

アクションボタン(〇×△□)と8方向フローティングDパッドには、「メカタクタイルPBTアクションボタン」を採用。これはRazerのゲーミングキーボードでお馴染みの高耐久素材「PBT」をキーキャップに使用したものだ。

特筆すべきはその押し心地。マウスのマイクロスイッチのような「メカタクタイル」なクリック感があり、入力のON/OFFが指先で明確に感じ取れる。FPSでの武器切り替えはもちろん、正確なコマンド入力が求められる格闘ゲームにおいても真価を発揮する仕様だ。ちなみに中央のPSボタンまでもメカタクタイル化するこだわりっぷり。

クローグリップに最適化された6つの追加ボタン

『Raiju V3 Pro』は、通常持ちだけでなく「クローグリップ(モンハン持ち)」スタイルにも最適化された形状を持つ。

  • トップバンパー(M1/M2):L1/R1の内側に配置された追加ボタン。
  • 背面ボタン(M3~M6):取り外し可能な4つのバックパドル。

合計6つのマルチファンクションボタンは、専用アプリ「Razer Synapse 4」から自由にリマップ可能。特に背面ボタンは超高速反応を謳っており、不要な場合はフラットカバーに付け替えて無効化することもできる。プレイスタイルに合わせて物理的にカスタマイズできる柔軟性はRazerらしい。

また、L2/R2トリガーは「フルアナログトリガー」と、ストロークを極限まで浅くする「マウスクリック」の2モードを物理スイッチで切り替え可能。FPSではマウスクリック、レースゲームではアナログ、といった使い分けが瞬時に行える。

PC接続時は驚異の「2000Hz」駆動

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コンソール向けコントローラーとしては極めて希少な「2000Hz(PC限定)」対応

スペック面で会場がどよめいていたのがポーリングレートだ。コンソール向けコントローラーとしては極めて希少なPC有線接続時における2000Hz駆動を実現している。

一般的なコントローラーが125Hz~1000Hzであるのに対し、2000Hzはその倍以上の情報量を送信する。これにより入力遅延は極限まで短縮され、「電光石火の速さ」でエイムやキャラコンが反映される。0.01秒を争うプロシーンにおいて、この低遅延は勝敗を分ける決定的な要素となり得る。

ゲストトーク:プロゲーマーが語る「Raiju V3 Pro」の実力

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左から順にMatsuTash氏、てるしゃん氏

イベント後半では、RazerアンバサダーのMatsuTash氏(Apex Legendsプロ)と、てるしゃん氏(父ノ背中オーナー)が登壇。実際に『Raiju V3 Pro』を使用した感想を語った。

「デッドゾーン0でも視点が勝手に動かない」

MatsuTash氏は、TMRスティックの精度の高さを絶賛。特に『Apex Legends』などのFPSでは、反応速度を高めるためにデッドゾーン(遊び)をゼロに設定することが多いが、その際に発生しがちな「ドリフト現象(視点が勝手に動く)」が、本機では驚くほど抑えられていると評価した。

MatsuTash氏「デッドゾーンがゼロだとやっぱりドリフトが起きやすいんですけど、今回これを使ってみて他のコントローラーに比べてかなりドリフトが少なくて。それによってより正確なコントロールが可能になっています」

また同氏は背面ボタンを取り外し、トップバンパー(M1/M2)を活用するスタイルを披露。「L1/R1の横にあるので、指をずらせばすぐ押せる」とし、M1にアビリティ、M2に武器チェンジを割り当てていると語った。

「格ゲーでも使える未来があるコントローラー」

一方、格闘ゲームプレイヤーとしての顔も持つてるしゃん氏は、Dパッド(十字キー)の完成度に注目。「クリック感があるのに滑らか」と評し、入力漏れがなくコマンド入力が正確に行える点を高く評価した。

てるしゃん氏「十字キーがいかに押しやすいかで格ゲーをやるかやらないか決まってくる。これはかなり嬉しいです。未来があるコントローラーだと思ってます」

さらに、ボタンの静音性についても言及。「夜中にゲームをしていてカチカチ音がうるさいと怒られた経験があるが、これなら怒られることもない」と、実用面でのメリットも挙げた。

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PS公式ライセンス版「BlackShark V3 Pro」も登場

イベントではもう1点、最新ヘッドセットのPlayStation公式ライセンス版「Razer BlackShark V3 Pro for PlayStation(公式サイト)」も紹介された。

基本性能はPC/Xbox版と同様だが、パッケージやヘッドバンドのステッチ部分がPlayStationのイメージカラーである「ブルー」に施された特別仕様となっている。こちらは年内に日本国内で発売予定とのこと。

ANC(アクティブノイズキャンセリング)搭載や10msの超低遅延ワイヤレスといった、本機の圧倒的な性能詳細については、以下の過去記事を参照してほしい。

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もう音響兵器な「BlackShark V3 Pro」発表:ANC搭載の超低遅延ワイヤレスがもたらす”絶対的”な音響優位 ゲーマー向けライフスタイルブランドRazerは7月30日、同社の象徴的なeスポーツヘッドセットの系譜を受け継ぐ最新モデル「Razer BlackShark V3 Pro」を発表した。PC版とXbox版は2025年7月30日(水)より予約受付を開始、8月8日(金)に発売を予定している 。想定価格は40,780円(税込)。(PlayStation版の発売は後日発表) ProSettings.netでNo.1に君臨するプロ御用達ヘッドセット「BlackShark」シリーズ。その最新作は、超低遅延ワイヤレス、シリーズ初のハイブリッドANC、スタジオ品質のマイクを備え、PC・PS・Xboxの垣根を越えて勝利を掴むために再設計された”本物”のギアだ。 開発には『Counter-Strike』のレジェンドNiKo選手をはじめ、多くのトッププロが初期プロトタイプの段階から深く関与。これは、Razerがプロと共に創り上げた勝利のための最終回答が、今ここに誕生した。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • FPS、TPSは別に純正PADで困ってないな。
    格ゲーはPS5PADだと斜め抜けしやすいし重い。ただ安くて格ゲー向きのOCTAがあるしな。
    まぁFPSガチ勢向けの高級PADやね。

  • こういうの出すのは良いけどいっそゲーム機のライセンスとは別のPC用も出してほしい、たぶん相当安く出せるから ちなこれってジャイロは付いてるんかな

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