SHG「CoD:AWは革新を求めるファンの声から生まれた」　EXOスーツ採用時の思いも

『Call of Duty: Advanced Warfare（コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア）』の開発元であるSledgehammer Gamesの共同創設者マイケル・コンドリー氏は、ファンからの声が彼らを突き動かしたとしており、従来のCoDシリーズとは大きく異なる世界設定やゲームプレイが生み出された経緯を語った。合わせてEXOスーツ採用時の思いも語っている。

CoDの革新

『CoD4:MW』の登場はプレイヤーにはもちろん、同業者の開発者達にとっても大きな衝撃だった。しかしそこからの大幅な進化が見られないとはよく聞く意見だ。

変化と革新を求める大きくかつ鮮明な声をファンから聞いた。その声があったから、CoDで新しい何かを生み出さなければいけなかった。

同じく共同創設者のグレン氏は6月に以下のように語り、Modern Warfareの衝撃を再現し、MWシリーズのリブートを目指すとしている。

『コール オブ デューティー』の歴史を振り返ってみると、あなたが『モダン ウォーフェア』を覚えているかは分からないが、当時Activisionに所属していない我々業界人は、みんな本当にブッ飛んだんだよ。

我々にとって『Call of Duty』新時代の幕開けだったんだ。

中東に展開するTier 1兵士になりきったよ。リアルで、オーディオもサウンドも外観もまさに信じられない出来だった。我々はこのゲーム（CoD:AW）であの感覚を再現したいと思っている。

EXOスーツ

また、EXOスーツの採用に関しては当時あまり知られていなかったテクノロジーであり、とても勇気のいる決断だったと語った。

今でこそ「エリジウム」や「オール・ユー・ニード・イズ・キル」、「オブリビオン」などの映画を思い浮かべたり、ヘルスケアや軍用に採用されているニュースを見ることができるEXOスーツだが、開発が始まった3年前はあまりピンとくるものではなかった。当時からしたら勇気のいる一歩だった。

世界で最も有名なゲームシリーズの1つでもある『CoD』シリーズにおいて、過去の形式から逸脱するという勇気ある一歩を踏み出したSledgehammer Games。その選択の結果は発売日以降、世界中のプレイヤー達によって明らかとなるだろう。