Steamにゲームライブ配信機能が追加、Twitch不要に

Valve Corporationは、ゲームプラットフォーム「Steam」にゲーム実況動画ストリーミングサービス“Steam Broadcasting”を追加、オープンベータテストを開始しました。

Steam Broadcasting β版

• 対応OS: Windows7/8
• ブラウザ: Steamクライアント, Google Chrome, Safari
• 機能: 現時点ではライブ放送のみ（録画不可）, ウェブカメラのオーバーレイなし

ベータテスト参加方法

Steamクライアントのメインメニューの[設定]> [アカウント] から参加可能で、同様にベータテストに参加したユーザー間で視聴/配信が可能。

動画の配信がONとなるのはゲーム開始、OFFはクライアントの終了となっているため、配信者は特に「配信しよう！」と意識すること無くストリーミング配信することができます。

プライバシー設定

とは言えプレイしている動画やデスクトップが常時全世界に垂れ流しになるわけではなく、実況配信者はその公開先を「フレンド」、「招待したフレンド」、「リクエストしたフレンド」、一般公開の「パブリック」から選択可能で、柔軟に配信先を選択できます。

視聴方法

視聴者側は、Steam内の「broadcasts」から視聴するか、フレンドのプレイを観たい場合は「Watch Game」からリクエストを送ることができます。

ゲーム実況動画サービスで直接のライバルとなる業界最大手「Twitch」は、2014年8月にAmazonが約1000億円買収しています。

β版故にまだ物足りない部分もありますが、Valveはコミュニティからの意見を参考にしながら機能を発展させていくとしています。

Source: Steam