レインボーシックス シージ:”100人計画”と”バトロワ”の実現性 – ゲームディレクターLEROY氏インタビュー

レインボーシックス シージ:”100人計画”と”バトロワ”の実現性 – ゲームディレクターLEROY氏インタビュー

現地時間2月15~17日にカナダ、モントリオールで『Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)』の公式大会「Six Invitational 2019」が開催されました。モントリオールスタジオではYear4のプレゼンテーションと併せてゲームディレクターLEROY ATHABASSOFF氏へYear4以降の展望などについてインタビューを敢行しましたのでその模様をお伝えします。


※正式には”UBI”大文字表記です。申し訳ありません。

ゲームディレクターLEROY ATHABASSOFF氏の経歴

UBI LEROY ATHABASSOFF氏
LEROY ATHABASSOFF氏

10年以上、ビデオゲーム業界でリードディレクターやプロジェクトマネージャーを歴任。R6Sには2010年のオペレーション「Black Ice」より参加。

インタビュー

EAA:Year4でついにオペレーターが50人を超えます。以前「オペレーター100人計画」を掲げていましたが、今の時点でさらに6年後まで見据えた展望も用意されているのでしょうか?(関連記事:レインボーシックス シージ:オペレーター数は今後「100人」に大幅増員、リーク情報にも言及

LEROY氏:いえ、現時点で100人までのリリース計画が立っているわけではありません。1年間に8名のオペレーターをリリースするという現状のペースも、2~3か月で2名を作り上げるサイクルなので非常に集中的だと考えています。もちろん可能な限り100名を目指していますが、私たちはこのゲームを「完成させる」というよりも「終わりのないもの」にしていきたい。流行の作戦やオペレーターの組み合わせも変化し続けることを望んでいます。その土台作りはできているので、年間の新オペレーター登場数は変わっていく可能性があります。

EAA:数年後には新オペレーターの登場ペースは変わってくるかもしれない?

LEROY氏:すぐにではありませんが、年に2~3名程度にペースを落とす可能性はあります。

EAA:今後登場させる新オペレーターの出身国と、新たにプロリーグを設立させる地域との関連性はありますか?例えば、「まだプロリーグのない地域からPL設立の為にこのオペレーターを出そう」というような検討もあるのでしょうか?

LEROY氏:今の段階ではオペレーターの出身国は世界中に広げていくことを見据えています。BOPE(ブラジル)やSAT(日本)のオペレーターを作ったときにはPLのことは考えていませんでした(笑)。もちろん優れた能力を持つオペレーターが登場して、さらにその地域でもムーブメントが起こればリーグを作ることも十分あり得る流れですが。今は部隊のバリエーションを増やすことに重点を置いていて、プロリーグとは完全に別で検討されます。

EAA:Year1のオリジナルオペレーターの部隊(FBI、GIGN、SASなど)は4名いますが、Year2以降に登場した部隊からも登場する可能性はありますか?再度日本からHIBANAやECHOの元同僚も登場するような展開はありえますか?

LEROY氏:ありえないことは無いですよね(笑)世界中に優れた特殊部隊があり、SATもその一つです。直近の計画では部隊を増やしていきますが、いつか2週目に入って既存の国から登場させて人数を増やしていくという方向性もあると思います。

EAA:オペレーターを増やせば増やすほどバランスを取るのは難しくなると思いますが、最も大事にしているポイントは?

LEROY氏:現状でも多くのオペレーターがいてバランスを取るのに苦労していますが、一番大事なことは「完全にバランスを取ることは無理だ」と理解することです。ただその中で、極力客観的に把握するように努めています。同じような属性を持つオペレーターもいて、作戦も移り変わる中で、プレイヤーにとっても新鮮で楽しめるポイントを見つけることに挑戦します。個人的には、完璧な状態が続くことが良いとも思いません。強化や弱体化を細かく繰り返していくことでプレイヤーも飽きないはずです。

EAA:AMA(一問一答)で、新オペレーターを検討する際には既存オペレーターの上位互換をイメージするという話がありました。そうすると新オペレーターは既存オペレーターよりも常に新しくて強い存在になり、古いオペレーターの影は薄れていってしまいませんか?

LEROY氏:新しい方が上位互換になるのは月日が経って技術的に実現可能になる場合ももちろんありますが、より刺激的で楽しいという可能性を求めた結果です。かと言って古いオペレーターが劣っていることにはなりません。その良い例がASHです。ASHは初期オペレーターですが、今でも強いし人気も高いオペレーターの1人ですよね。

EAA:常に新しいことを模索することが求められている中で、刺激を受けたりクリエイティブでいるための秘訣は何ですか?

LEROY氏:ありがたいことに素晴らしいチームメンバーに恵まれました。頭の回転が速くて知性もあって「レインボーシックスシージ」という巨大プロジェクトに皆が力を出し合っています。アートワークにも、システムにも同じです。ゲーム内は多くのシステムが複雑に絡み合っています。例えばKAIDの電子ガジェットですが、それ用に新しいシステムも作りました。「ガジェット」とは一口に言っても、有効範囲があり、電流が流れ、破壊されれば壁が壊れる、という流れがあります。それをテストするシステムも作って・・・と話が行き過ぎましたが、ともかく、素晴らしいチームのおかげと言えるでしょうね。

EAA:オペレーターたちのバックストーリーも人気ですが、最近更新されてますよね?パルスの心臓になぜ「由美子(HIBANA)」の名があるのか、隠された人間模様に注目が集まっていますがまとめて発表される予定はありますか?

LEROY氏:まず、HIBANAファンであれば日曜の配信は必ず見てください。(注:HIBANAエリートを示唆していたものと思われます。)他のバックストーリーについても、今後R6ユニバースで触れていく予定です。プレゼンテーションをお楽しみに。

EAA:R6Sについて考えることがたくさんありますが、LEROYさん自身は他のゲームをプレイする時間はありますか?

LEROY氏:元々すごくゲームが好きで、かなりの時間をゲームに費やしてきました。昔はDOTA2をやり込んでいました。ASTROやLOLにも深くハマりましたね。最近では他のゲームファンと同じようにApex Legendsもプレイしますよ。盛り上がっていますね。

EAA:R6Sにバトロワモードは出ないとは公言されていますが、アウトブレイクのようなイベントの再来はありますか?

LEROY氏:Year4からはアウトブレイクではありませんが、毎シーズンイベントモードをリリースする予定です。今までにはない遊び方や、ゲームプレイ自体の評価も取り入れていくので、面白くて新鮮でユニークな体験を提供していきますよ。バトロワモードは絶対にやりません!(笑)

R6Sユニバース

世界観を彩るオペレーターたちのサイドストーリーを担当するEmmanuel氏(英語/フランス語/スペイン語のみ)

Rainbow Six Siege: Emmanuel Bajolle – Operators of Siege | Behind the Siege | Ubisoft [NA]

新たな“シックス”であるHarry “Six” Pandeyの存在が明かされたトレーラー。彼がオペレーター同士の交流に関わっていくことが予想されます。

『レインボーシックス シージ』ショートムービー「ハンマーと解剖刀(メス)」

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『レインボーシックス シージ』の発売日は2015年12月10日で、対象機種はPS4、Xbox One、PC。

COMMENTS

  • Comments ( 3 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By Pepper

    補強壁を3枚持てるとかそういうシンプルなオペ追加してくれねえかなあ 派手なオペを出す→全盛期に比べるとめっちゃ弱くなる のパターンが多いし

  2. By みんみん

    オペレーター増えてくのはいいけど
    おまえらいつまで一緒に訓練して、ドロドロの恋愛ストーリーごっこしてるの?
    って突っ込みいれてほしかったw

    • By 小島じゃねーよ小嶋だよ

      それ気になるw

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