本日2021年2月25日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』オフィシャルコミック「トレーサーの“ロンドン・コーリング” 第5話」を公開しました。
トレーサーの“ロンドン・コーリング”
今回公開された第5話よりも前のストーリーは以下をご覧ください。
トレーサーの“ロンドン・コーリング” 第5話
オーバーウォッチのコミック初の連載式で展開された「トレーサーの“ロンドン・コーリング”」の最終話は、ケイスに囚われてしまったイギーをトレーサーとリズィが救いに行くシーンから始まります。前回までの4話の間にそれぞれが学び、悩んだ様々な物事に対して結論を出し行動に移していく様子は必見です。
また、トレーサーの“ロンドン・コーリング”開始時点では、ちょっとしたキャラ付けの様にも見えた彼女たちの音楽好きという個性も、武力を用いず言葉で騒動を解決に向かわせたラストシーンに繋がる重要な役割を果たしました。加えて、改めて1話から読み返してみるとオムニック達の名前の多くが海外ロックバンドにちなんだものになっている事にも気づきます。
その他ストーリー展開で気になる点として、以下のシーンがありました。
第5話終盤でケイスの素性について調べていたウィンストンが「タロンとの繋がりは見つからないが、ヌルセクターと関連している可能性がある」と行った旨の話しをしています。しかし『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2)』のオフィシャルサイトにある紹介文には「タロンの精鋭部隊ヌルセクターをはじめとした~」といった内容が記載されており、この発言に若干の違和感があります。
加えて、それ(“オーバーウォッチ: 短編アニメーション"RECALL”前後)以前の事件にあたるアーカイブイベント「ストーム・ライジング」のラストシーンでは、ヌルセクターと思われる謎の人物とタロンの重鎮であるドゥームフィストが接触しているシーンをあくまでプレイヤー視点ではありますが目撃することができます。
それぞれの公開順を加味すると設定の後付によって生まれた齟齬とは考えにくいため、第5話の時点では単純にオーバーウォッチ陣営がタロンとヌルセクターの接触や、その繋がりを把握しきれていないという事を示すコマである可能性が高いです。
いずれにせよ、そのヌルセクターとの関連がありそうなケイスは消息不明となってしまったため、今後もオーバーウォッチ2を始めとするストーリー展開において、重要な役割を持ち再び登場するかもしれませんね。
関連記事
『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / Xbox One(海外のみ)/ PC / Nintendo Switch。
Source:Overwatch
コメント