オーバーウォッチ:マクリーやアッシュなどヒットスキャンヒーロー全般弱体化、バスティオン強化などをテスト(エクスペリメンタル)

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今回の調整傾向と現環境

今回のエクスペリメンタル調整では、ヒットスキャンの一斉弱体化という大型調整が行われています。前回の弱体化を受けても未だ高い使用率を誇るマクリーの弱体化を予想していたプレイヤーは居たかもしれませんが、本調整は予想外という方も多いのではないでしょうか。

また、距離減衰に関係のない調整としてバスティオンへの強化調整も実施されていますが、直近のライバルプレイ上位帯での使用率圧倒的最下位のバスティオンを押し上げる調整としては力不足といった印象。

同条件下での全体的なヒーロー使用率は前回の高ピック率ヒーローの複数弱体化の影響を受け、かなりの変化が見られました。現在の各ロール使用率トップ2ヒーローはラインハルト/ウィンストン/マクリー/トレーサー/アナ/バティストとなっています。

オリーサ(スーパーチャージャー)

タンクヒーローのピック率上位2ヒーローは上記の通りですが、彼らの一強二強といった状態ではなく、ほぼすべてのヒーローがピック率を奪い合う激戦区ロールとなっています。その中には、ピック率が一人低迷していたオリーサも含まれており、ロードホッグのみピック率が若干劣るといった状態。

ダメージヒーローは、相変わらずマクリー/トレーサーの2トップ状態。とはいえ、前回のマクリー複数弱体化の影響は小さくなく、ある程度ピック率の低下がみられます。以前ピック率の伸びを紹介したジャンクラットは引き続き高いピック率をキープしており、次点にいたハンゾーはアッシュにピック率を抜かれ第5位に。

サポートヒーローは戦型の大方を決めるタンクのメタが流動的となっている現状、それに合わせてサポートヒーローも適したものを選択する形に。アナとバティストのどちらかを軸としルシオ or マーシーを添える形が多数となっていますが、ブリギッテとゼニヤッタも十分に選択肢の範囲。前回強化をもらったモイラのピック率は、引き続き伸び悩んでいます。

「June Joust」トーナメントから見る次期注目ヒーロー

「June Joust」トーナメントヒーロー使用率(StatsLab

前回の紹介と比較して目立つのは、頭一つ抜けたピック率を保持し続けたエコーリーパーのピック率増加。ヒーローBANの影響もあるため一概には言えませんが、一般環境においてもこの2ヒーローはやはり注目ヒーローとなります。

エコーに関しては、前回のUltチャージ速度低下や今回のD.Va“コピー”の恩恵減など弱体化点もいくつかありますが、ヒットスキャンの弱体化によって立ち回り難度は若干低下。リーパーについては、パッシブアビリティ“ザ・リーピング”の強化が「June Joust」トーナメント期間中の実施であるため上の使用率は強化前の成績であり、さらなる活躍に期待できます。

また、リーパーと同じく強化前でありながらライバル・プレイと異なり他サポートヒーローとピック率で肩を並べるモイラや、リーグ環境での使用率は奮わなかったもののエコー以上にヒットスキャン弱体化の恩恵を受けられるファラの動向も気になる所(特にCS版)。

間もなく開幕となる「Summer Showdown」トーナメントでは「May Melee」トーナメント同様に全てのヒーローが使用可能。ヒーローバランスについても開幕時点までアップデートが行われるため、次期環境の流行をいち早く掴みたい方はお見逃しなく。

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『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / Xbox One(海外のみ)/ PC / Nintendo Switch。

Source:Overwatch

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コメント

コメント一覧 (7件)

  • サーバーNAにしても近いところにつながるのなんとかならんのかな

  • 俺がやってるからどうでもよくないよ
    この調整はどうでもいいけど

    • ご指摘ありがとうございます。おっしゃるとおり、パスファインダーの“アイアンクラッド”のダメージ軽減率は30%ではなく、20%が正しい数値となっています。

      後ほど記事の方を修正しますが、それまで該当部分は以下の通り読み替えていただけると助かります。

      誤:「被ダメージ30%カットの“アイアンクラッド”の恩恵~」
      正:「被ダメージ20%カットの“アイアンクラッド”の恩恵~」

      • グラップルの関係上
        スナイパー持たせたら
        外見バスティオン中身ウィドウメイカーなんじゃないかな

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