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オーバーウォッチ2:シーズン7で5名のヒーローを調整、ソンブラ&ホッグはリワーク

オーバーウォッチ2:シーズン7での調整方針が公開、メイのソフトCC関連調整撤回など / ソンブラ&ホッグのリワークは「アイデンティティとプレイスタイルを維持」したものに
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本日2023年9月23日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』 のニュースページにて「ディレクターの視点」を公開。今回は、本作のゲームディレクターAaron Keller氏に代わり、リードヒーローデザイナーを務めるAlec Dawson氏が登場。

シーズン7で予定されているヒーローのバランス調整方針などに加え、リードヒーローデザイナーならではの視点で新ヒーロー実装時やバランス調整時の目標・狙いなどが語られており、読み物としても興味深い内容となっている。

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OW2 近日実施予定のバランス調整(要約)

シーズン6の現環境を見てみると、バスティオン・オリーサ・トールビョーンの使用率が上がっている。中でも突出しているのはバスティオンで、あらゆるランク帯で存在感を示し、その勝率はミラーマッチ以外で約55%と想定以上の数字となっている。

バスティオンのメイン攻撃と“タクティカル・グレネード”のリライアビリティが向上した点は満足しているが、近日中に“強襲モード”に変形した際のアーマー回復を削除する予定。この回復効果によって、不利な位置取りにある時ですらバスティオンの生存能力が非常に高くなっていた。(「ディレクターの視点」を書いている最中、シーズン7に先行して調整を実施することが決定)

バランス調整ヒーロー5名と予定日

調整が予告されたヒーローと、調整実施予定日は以下のとおり。

ヒーロー実施時期
オリーサシーズン7開幕時
トールビョーンシーズン7開幕時
メイシーズン7開幕時
イラリーシーズン7中
ザリア未発表

予測も含むが、具体的なアップデート内容は以下のようになっている。

オリーサ(弱体化)

  • “フォーティファイ”
    • 「ダメージ軽減性能」を差し戻し

オリーサの“フォーティファイ”はボーナスライフの増減が8月9月に行われているが、今回記載されている調整対象が「ダメージ軽減性能」という事で、おそらく2023年7月12日に実施された以下の調整が撤回されるものと考えられる。

  • 2023年7月12日調整内容
    • “フォーティファイ”
      • ダメージ軽減を40%から50%に増加

上記アップデート実施時の開発者コメントによると、この強化は「オリーサがクラウドコントロール(CC)を重視した構成に対して、より強力なカウンターとなるように調整しました」と記載されている。

今回の弱体化は、現在オリーサが強力なヒーローであることに加え、調整の差し戻しが予告されたヒーローの中にソフトCC持ちのメイが含まれていることも要因の1つだろう。

トールビョーン(弱体化)

  • “リベット・ガン”(メイン)
    • 射撃のリカバリー時間を差し戻し

“リベット・ガン”(メイン)の射撃レートに関しては、オーバーウォッチ2のベータテスト期間を除くと1度だけであるため、2023年8月11日の調整が差し戻されることとなる。

  • 2023年8月11日調整内容
    • “リベット・ガン”
      • メイン射撃のリカバリー時間を0.55秒から0.48秒に短縮

メイ(バランス調整)

  • 全般
    • シーズン5で実施された変更を差し戻し

メイのみ調整対象となるアビリティの指定は無いが、メイが「シーズン5で受けた大きな調整」と言えば、“凍結ブラスター”によるスロー効果とパッシブアビリティ“ディープ・チル”の獲得だ。キャスディの“マグネティック・グレネード”と同時にソフトCCとして登場した機能ではあるが、これらがすべて元に戻されると考えられる。

  • 2023年6月14日調整内容
    • “凍結ブラスター”(メイン)
      • ダメージを100/秒から55/秒に低下
      • スロー効果は40%低下固定ではなくなり、30%~50%で増減するように
      • 1.5秒間持続する移動速度75%低下の強化スロー状態をスロー効果の蓄積によって付与できるように
    • “凍結ブラスター”(サブ)
      • 強化スロー状態の敵に着弾した際に、爆発を発生させ追加で40ダメージを与える
  • 2023年6月29日調整内容
    • “ディープ・チル”(パッシブ)
      • 効果発動時に適用される最大スロー効果を75%から65%に減少
    • “凍結ブラスター”
      • メイン攻撃による最大スロー効果を50%から40%に減少
      • メイン攻撃のダメージを55/秒から70/秒に増加

また、“凍結ブラスター”と“ディープ・チル”に関するアップデートはシーズン6にも実施されているが、シーズン5の調整がすべて差し戻されるのであれば、こちらも必然的になかったことになるだろう。

  • 2023年9月8日調整内容
    • “凍結ブラスター”
      • ダメージ量を毎秒65から70に増加
      • メイン攻撃が当たってから動きを鈍らせる効果が切れるまでの時間を0.5秒から0.6秒に延長
    • “ディープ・チル”(パッシブ:連続攻撃で速度低下)
      • メイのクイック近接攻撃でもボーナス・ダメージが発生するように変更

これらの調整を差し戻す理由について、当該記事では「一連の変更がゲームプレイの改善に寄与しなかった」「特にタンクにとってメイを相手取るにはストレスが溜まる上に、プレイしていても有効とは言えないものになってしまっていた」と説明されている。

イラリー(不明)

「オーバーウォッチ2:インベージョン」開幕、新サポート「イラリー」/新PvPルール「フラッシュポイント」/PvE「ストーリー任務」実装など
  • “ソーラー・ライフル”(サブ)
    • 調整実施予定

具体的な調整内容は不明。

ザリア(弱体化)

  • “バリア・ショット”
    • バリアのサイズとライフを差し戻し

2023年9月8日のバランス調整(3項目)から2項目が元の仕様に戻される。

  • 2023年9月8日調整内容
    • “バリア・ショット”
      • ライフを200から225に増加
      • クールダウンを10秒から8秒に短縮
      • サイズを15%拡大

イラリーを除くと、元に戻す系が多くなっている。次は巨大アップデートとなるリワーク内容を見てみよう。

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オーバーウォッチ2:シーズン7での調整方針が公開、メイのソフトCC関連調整撤回など / ソンブラ&ホッグのリワークは「アイデンティティとプレイスタイルを維持」したものに

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コメント

コメント一覧 (9件)

  • ソンブラがピックされないのは使うのも対戦するのも「つまらなくなるから」であって「弱いから」じゃないんだよ。アビリティの駆使とクールタイムの駆け引きが重要なゲーム性において半永久的に持続するステルスとクソ凶悪なハックとロケーターで安全に逃げるキャラが楽しいワケねぇだろ。オミットしろオミット。

  • まともなソンブラなんて基本的にいないんだからリワークでいいよ

  • ソンブラはピック率の問題なのか?
    使われてまぁまぁウザイキャラだし、仕事してると思うけどなぁ

    それよりブリちゃんとホグを救って欲しい

  • 結局いくら調整重ねてもマウサーがおる限り関係ない

  • 結局いくら調整重ねてもマウサーがおる限り関係ない

  • なかなかに酷いなあ
    思いつきで変更して、やっぱ駄目だったのでもとに戻しますの連発
    プレイヤーを完全にモルモット扱いしてる

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