本日2023年8月11日、Blizzard Entertainmentの『Overwatch 2(オーバーウォッチ 2 )』では、新シーズンである「オーバーウォッチ 2:インベージョン」が開幕。
新ヒーローや新PvPルール、PvE「ストーリー任務」など様々な新要素が注目を集める中、既存ヒーロー18名へのバランス調整もしっかりと行われています。
ヒーローのアップデート
- 全般
- アーマーヘルスによるダメージ軽減は他のダメージ軽減効果と加算されるようになり、軽減率の上限として50%を設定。
これまでは複数のダメージ軽減効果が同時に機能している場合、乗算で計算されていましたが今後は上限ありの加算式に変更されます。
これによりアーマーヘルスを持ち、ダメージ軽減アビリティも持つヒーロー(または、“ナノ・ブースト”が投与されたヒーロー)はおおむね弱体化が行われたことになります。しかし、本調整が望まないヒーローの弱体化に繋がると判断されたヒーローには、耐久面で何らかの強化が行われています。
タンク
D.Va(強化)
- “ブースター”
- クールタイムを4秒から3.5秒に短縮
- “緊急脱出!”
- メック脱出から0.4秒間の無敵時間を付与
“緊急脱出!”の強化は、プレイヤーが操作可能になる前にキルされてしまう事を防ぐことが目的の調整です。
ドゥームフィスト(強化)
- “サイズミック・スラム”
- クールタイムを7秒から6秒に短縮
- “パワー・ブロック”
- スタックしたプロジェクタイルからのダメージを軽減するように
“パワー・ブロック”によるダメージ軽減は、前方からのダメージに限定されています。しかし、本調整以降“パルス・ボム”や“マグネティック・グレネード”などスタックする投射物からの被ダメージを常時軽減するようになります。
オリーサ(強化)
- “フュージョン・ドライバー改”
- ダメージの距離減衰開始を15mから20mに緩和
- “フォーティファイ”
- 獲得する追加体力を75から125に増加
体力のアーマー含有量が多く、ダメージ軽減アビリティ“フォーティファイ”も持つオリーサは、先述したアーマーの仕様変更の影響が大きいと考えられています。“フォーティファイ”の発動のみで、ダメージ軽減率上限の50%に到達してしまうため、追加体力の増加という形で補てんされました。
ラマットラ(バランス調整)
- “ブロック”(ネメシス・フォーム)
- スタックしたプロジェクタイルからのダメージを軽減するように
- “アナイアレーション”
- 発動に必要なコストを12%増加
“ブロック”はドゥームフィストの“パワー・ブロック”と同じ強化が行われています。“アナイアレーション”は、その影響力に対してコストが低すぎると判断してのコストアップを実施。
シグマ(バランス調整)
- 一般
- 地上での減速効果を一般的なヒーローと同様になるよう増加
シグマは「浮いている」というヒーローの性質上、他のヒーローに比べて若干滑るような操作感に設定されていました。これにより、タンクのロール・パッシブの1つである「ノックバック軽減効果」が他のタンクに比べて十分に発揮されないため、一般的なヒーローと同じ仕様に変更されます。
ウィンストン(バランス調整)
- “テスラ・キャノン”
- サブ射撃のチャージ時間を1.2秒から1秒に短縮
- サブ射撃のリカバリー時間を0.5秒から0.75秒に増加
メイン射撃の射程外に逃げた敵に対するダメ押しとして有効なサブ射撃。しかし、与えるダメージに対してチャージ時間が長すぎるという事でチャージ時間が短縮されています。
これにより、上記用途などではより有効に機能しますが、リカバリー時間が増加(射撃レートが低下)しているため“ジャンプ・パック”やメイン射撃との連携に一部支障をきたす場合があります。
コメント
コメント一覧 (1件)
これキリコは将来的に個性のない普通のキャラになるな。低レート帯のキリコはHS狙えないしクナイにまたナーフ入るやろ絶対