基本無料のモバイルFPS『Call of Duty: Warzone Mobile（コール オブ デューティ: ウォーゾーンモバイル）』は現地時間3月21日いよいよ全世界リリース。開幕に先がけ、Activision（アクティビジョン）から『ウォーゾーン モバイル』ならではの独自要素が紹介された。
他のプラットフォームとクロスプログレッションする『ウォーゾーン モバイル』だが、モバイル版でしか入手できない限定アイテムもある。さらにモバイル版ならではのイベントや、ガチャまで用意されており、他のプラットフォームとは異なる楽しみ方ができそうだ。
『CoD: Warzone Mobile』の独自要素を紹介
『ウォーゾーン モバイル』はいよいよ3月21日に全世界リリース。とはいえ、既にPC版などで『ウォーゾーン』を毎日プレイしているという方々は、ここで敢えてモバイル環境でプレイするべきとは思わないかもしれない。
しかし先日の開発者インタビューでも仄めかされたように、『ウォーゾーン モバイル』には独自機能やイベントが多数盛り込まれている。クロスプログレッションを踏まえたとき、モバイル版の方がお得だったり、ラクだったり、魅力的という可能性もあるだろう。以下で1つずつ見ていこう。
デイリーログイン
『ウォーゾーン モバイル』ではモバイルゲームに定番の「デイリーログイン」機能が搭載。スキンや武器設計図、XP2倍トークンなど累計14日分のアイテムが獲得できる。
なお各種のXP2倍トークンもクロスプログレッションされる。モバイルにログインしてトークンをもらい、『CoD:MW3』のマルチなどで使う、というのも可能。
バトルパスとモバイル限定アイテム
モバイル版でも「バトルパス」にアクセス可能。既に有料版バトルパスやブラックセルを購入している場合、その情報も反映されるので買い直す必要はない。
シーズン2では、『ウォーゾーン モバイル』バトルパス限定の追加アイテムも用意されている。これらは『ウォーゾーン モバイル』の中でしか使えない。
- 武器設計図「Golden Dragon」（アサルトライフルM16用。ブラックセルの特典）
- エンブレム「Dragonfire Awakening」（レア）
- デカール（大）「Celestial Arrival」（レア）
- コーリングカード「Lunar Radiance」（レア）
- 武器設計図「Radiant Dragonstorm」（バトルライフルSO-14用。アンコモン）
他のプラットフォームで既にバトルパスを進めている（または完了している）場合、獲得済みのものは『ウォーゾーン モバイル』でも使用可能。モバイル版限定バトルパスアイテムも、リリース時点で既に必要なティアに達していればアンロックされる。
補足として、「現在のバトルパスは次のシーズンが始まる4月3日まで有効」とのこと。つまり「シーズン3」は現地時間4月3日スタートとここで明記されている。
ゾンビのアイテムは？
ゾンビモードについては補足が。『ウォーゾーン モバイル』のバトルパスからは、（ゾンビモードがないため）ゾンビモード関連アイテムにはアクセスできない。しかしアンロック自体は可能なので、使いたい場合はPCなど他のプラットフォームを起動することになる。
チャレンジメニュー
『ウォーゾーン モバイル』でも、デイリーチャレンジが1日3種ずつ課される。
仕組みは他のプラットフォームと同じだが、達成報酬として、プレイヤーXPの他に「アーセナルコイン」という独自のゲーム内通貨が手に入る（詳しくは後述）。
注意：CODポイントは共有されない
有料アイテムの購入に使う「CODポイント」の扱いには注意。それぞれのプラットフォームにストアがあるが、『ウォーゾーン モバイル』でCODポイントを購入した場合、そのポイントは『ウォーゾーン モバイル』でしか使えない。逆も同様。
ただし『ウォーゾーン モバイル』のストアやバトルパスには「Designed for MWIII（MW3用デザイン）」という印のついたアイテムもある。この種のアイテムは、『ウォーゾーン モバイル』で購入して『MW3』で使える。
そのアイテムが全プラットフォームで共有されているかどうか確認するには、アイテムについたアイコンをチェック。「Connected（接続済み）」アイコンがついているアイテムは全プラットフォームで使用可能。『ウォーゾーン モバイル』でしか使えないアイテムには、「モバイル用」であることを示す「WZM」アイコンがついている。
ウィークリーイベントとイベントストア
『ウォーゾーン モバイル』でも独自のウィークリーイベントが開催。武器設計図や迷彩、アーセナルコインなどの報酬を獲得できる。
初のイベントについては、3月21日のリリースに先がけてその詳細が公開予定。
『ウォーゾーン モバイル』には「トークン」や「バッジ」といったイベント用の通貨がある。ゲーム内の「イベントストア」で、これらの通貨を使って限定アイテムをアンロックできる。
アーセナルストア
リリース時点の『ウォーゾーン モバイル』では、『MW3』と『ウォーゾーン』の武器123種と、アフターマーケットパーツ25種にアクセスできる。
前述したアーセナルコインは、ゲーム内の「アーセナルストア」から、武器やアフターマーケットパーツ、装備品などをアンロックするのに使える。アーセナルコインは、デイリーチャレンジ以外にも、レベルアップやイベント参加など、複数の入手方法がある。
現在も、新武器を取り逃した場合はゲーム内チャレンジでアンロックできるが、「アーセナルストア」は武器回収の新たな選択肢となる。まだ「武器庫解除」で解除していないキルストリークなどがあれば、ここでアンロック可能。なお「アーセナルストア」にアクセスできるのはモバイル版のみ。
独自機能「キープ」（ガチャ）
『ウォーゾーン モバイル』独自機能の1つに「キープ（要塞）」がある。これはCODポイントを使ってランダムなアイテムをドローするという、要するにガチャのコンテンツ。
各報酬には出現確率が設定されており、1回ガチャを回すと必ず1つの報酬が手に入る。獲得済みの報酬は報酬プールから削除される。
報酬を獲得するたびに、残りの報酬の出現率がそれぞれ上昇。ただし、ガチャを回すごとに、必要なCODポイントも増加していく（『CoD:モバイル』のドローと同じ形式と思われる）。
リリース時のゲームモード
『ウォーゾーン モバイル』リリース時にプレイできるゲームモードは以下のとおり。
- バトルロイヤル：ヴェルダンスクを舞台にした最大120名の通常バトロワ
- モバイルロイヤル：ハイペースで、拾えるアイテムが多く、契約も増えたモバイル版バトロワ
- リバース・リサージェンス：リバースアイランドを舞台にしたリサージェンスモード
- モッシュピット（マルチ）：
- モード：チームデスマッチ、ドミネーション、ハードポイント、キルコンファーム
- マップ：スクラップヤード、エル・アシーロ、ホテル、シップメント、シュートハウス
- シュート・ザ・シップ（マルチ）：シュートハウスとシップメントのみのプレイリスト
- ※4月4日から「ラスト」が加わる（WZM公式より）
プライベートマッチ
プライベートマッチの作成も可能。最大119人のフレンドを集めてロビーを作成できる（開始には最低25人必要）。
作成できるのは、ヴェルダンスクのバトロワ（ソロ、デュオ、トリオ、クワッド）と、リバースアイランドのリサージェンス（デュオ、クワッド）。
『ウォーゾーン モバイル』事前登録で限定アイテム獲得
世界の事前登録者は、とうとう5,000万人を突破したという。iOS、Android両方に対応しているので、まだ登録していない方は『ウォーゾーンモバイル』公式サイトなどから登録を済ませておこう。リリース時に以下の限定報酬が手に入る。
- オペレータースキン「ゴースト・コンデム」
- M4用武器設計図「Archfiend」
- X12用武器設計図「Prince of Hell」
- デカール（大）「フォウズ・フレイム」
- エンブレム「ダークファミリア」
『ウォーゾーン モバイル』は単に人気作のモバイル版というだけでなく、どこでもプレイヤーXPを稼いだり、限定アイテムを獲得したり、武器を集めたりするのに便利な選択肢として機能しそうだ。PC・コンシューマー版がメインというプレイヤーも、試しにダウンロードしてみよう。
Source: CoD Official
