THE FINALSのYear 3ロードマップ:シーズン11・12の展望

シーズン10の配信にあわせて、2026年のYear 3ロードマップが公開された。クリエイティブディレクターのGusta Tilby氏は次のように述べている。
「Year 3では、開発当初から取り組んできた変更を導入します。シーズン10はその始まりに過ぎません。」
— Gusta Tilby氏(クリエイティブディレクター)
ロードマップはまだ最終確定ではなく、網羅的なものでもないとしており、今後のシーズンを通じて順次更新される予定とのことだ。
シーズン11の予定内容
シーズン11では近接システムへのアプローチを完全に見直す予定としている。スキルギャップの改善と、近接戦闘のやりがいを高めながら対戦時のストレスを軽減することが目標で、詳細なバランス変更はリリースに近づいた段階で明らかにされる。
新規プレイヤー体験の刷新も予定されており、オンボーディングシステムやゲーム内チュートリアルが全面的に改善される。ランクマッチの改善もシーズン11で継続される予定で、個人パフォーマンスに応じたRS変動の導入、切断チームメイトに関するメッセージングの明確化、RS変動の詳細な内訳表示などが計画されている。
シーズン12:ローンチ以来最大のシーズンへ
シーズン12については詳細をほとんど明かしていないが、Tilby氏は次のように語っている。
「シーズン12は、私たちのコアビジョンを進化させ、THE FINALSが常に目指していたものに近づくことです。途中で学んだすべてのこと、あなたのフィードバックとアリーナでの時間を含めて、新鮮で、真に進化したものでありながら、THE FINALSらしさを保ったものを作り上げるために使っていきます。」
— Gusta Tilby氏(クリエイティブディレクター)
数ヶ月で構築したものではなく、長期にわたって取り組んできたものだと強調しており、ローンチ以来最大のシーズンになると予告されている。
THE FINALSシーズン10のバランス調整
武器・ガジェット・スペシャリゼーションのバランス調整も広範囲にわたって実施された。採用率の低かった装備の底上げを中心に、メタの多様性を高める方向での調整となっている。
スペシャリゼーションの変更点

ライトクラスでは3つのスペシャリゼーションに変更が入っている。クローキングデバイスはクローク持続時間が延長された(最小:11秒→13秒、最大:27秒→29秒)。ライトプレイヤーが回避ダッシュに偏りがちだった状況への対処で、クローキングデバイスとグラップリングフック(Grappling Hook)の採用率を高めるための調整となっている。
回避ダッシュはクールダウンが6.5秒から7.5秒に延長され、特に新規プレイヤーが感じる対ライト戦のストレスを軽減する小幅な変更としている。
グラップリングフックはクールダウンが8秒から7秒に短縮され、回避ダッシュと比べた選択肢としての魅力を高める狙いがある。

ミディアムクラスでは非実体化装置とガーディアンタレットに変更が加えられた。非実体化装置はクールダウンが10秒から20秒に延長された一方で、弾薬数がシーズン8以前の3に戻されている。シーズン8での弾薬削減以来、ヒーリングビームとの採用率の差が広がっていたことへの対処で、クールダウンの延長と弾薬の増加を組み合わせることでバランスを取った形だ。
ガーディアンタレットは1発あたりのダメージが5から6に増加した一方で発射レートは450RPMから400RPMに低下し、設置後の待機時間は4秒から3.5秒に短縮されている。ショックウェーブの追加後にミディアムのスペシャリゼーション選択率を適切に分散させることを意図した調整となっている。
武器の変更点
- AKM:マガジンサイズを32から34に増加。他のミディアム向けアサルトライフルとの競争力を改善する狙い
- FCAR:発射レートが520RPMから540RPMに増加。シーズン9.7の調整後に採用率が想定ほど伸びなかったことへの追加対処
- M134ミニガン:マガジンサイズを250から300に増加
- M26 MATTER:弾群の広がりを約10%縮小して命中精度を向上。環境への1発あたりダメージも5から9に増加(合計:55から99)
- MGL-32:爆風の内側エッジのダメージ修正値が100%から90%に低下した一方、外側エッジは0%から12%に上昇。内側の爆発半径も1.84mから2mに拡大されている。開発チームは以前予告していた全面的なリワークではなく小幅な品質改善としており、近接距離での防御面での課題については今後数シーズン以内に対処する意向を示している
- PIKE-556:反動パターンを調整し、より滑らかな操作感に変更
- SH1900:1発あたりのダメージが13から12に減少(合計:195から180)。一方で命中精度が向上し、遠距離での扱いやすさが改善されている
- CL40:直撃時の最大ダメージが100から105に増加。爆風内側エッジのダメージ修正値が90%から75%に低下した一方、外側エッジは0%から10%に上昇しており、より直撃を重視した設計になっている
- SR-84:弾の空気抵抗を0.4から0.08に削減して弾速の維持力を向上。初速は260m/sから240m/sに低下しているが、全体として弾の信頼性と有効性の改善を目指した変更となっている
ガジェットの変更点
- ロックボルト:クールダウンを40秒から30秒に短縮。ロック持続時間は8秒から7秒に短縮
- ナリファイアー:クールダウンを25秒から18秒に短縮
- ソナー・グレネード:クールダウンを40秒から34秒に短縮
- サーマル掘削弾:クールダウンを35秒から25秒に短縮
- データリシェイパー:ドームシールドとメッシュシールドを貫通したオブジェクトの変形が可能になった。ドームシールドエミッター自体の変形もできるようになっている
Twitchドロップ・Discordクエスト情報

TwitchドロップはEmbarkアカウントとTwitchアカウントを連携後、ドロップ有効なTHE FINALSストリーマーの配信を視聴することで取得できる。取得期限は2026年4月9日19:59までだ。
- 1時間視聴:「アカウンティングサービスチャーム」
- 2時間視聴:「バーバラのレッドレビュー フェイスウェア」
- 4時間視聴:「オーディット・オーソリティー ブリーチドリル」

Discordクエストでは「スキルイシュー3.0セット」が配布されている。Discordクエストを受注後、THE FINALSを15分プレイするだけで取得でき、期限は2026年4月6日となっている。コードの引き換えはEmbarkポータルで行える。
配信日・対応プラットフォーム・価格
| 配信日 | 2026年3月26日22:30 |
| 価格 | 基本プレイ無料 |
| 対応プラットフォーム | PC(Steam)/ PlayStation 5 / Xbox Series X|S |
| クラウドストリーミング | NVIDIA GeForce NOW対応 |
| PS4サポート | シーズン10開始をもって終了(データはEmbark IDで引き継ぎ可能) |
| 日本語公式サイト | https://thefinals-jp.nexon.com/ |
シーズン10「Fantasy League」は新プレイスタイル「エアリアリスト」の追加を軸に、ランクトーナメントの公平性向上やピンシステムの全面改善、コントローラー操作の刷新など、広範囲にわたってプレイ体験が底上げされたアップデートとなっている。PS4サポートの終了は一部のプレイヤーにとって残念なお知らせとなるが、現行世代プラットフォームへの注力という開発方針に沿った決断といえる。
ホバーパッドとショックウェーブを組み合わせた立体的な動きが試合でどう機能するのか、また「ローンチ以来最大のシーズン」と予告されたシーズン12がどんな内容になるのか、Year 3を通じて注目していきたい。エアリアリストを試した感想や、バランス調整への意見はぜひコメント欄やSNSで聞かせてほしい。
FPS POWER TUNE
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Source: THE FINALS / SEASON 10 REVEAL PANEL


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