ソニー・ピクチャーズの実写映画「バイオハザード(Resident Evil / 2026)(公式サイト)」が、9月18日の北米公開を受けて、レビュー集計サイトRotten Tomatoesで批評家スコア95%を記録しました。同サイトの認定「Certified Fresh」(十分なレビュー数を集めたうえで高スコアを満たした作品に付く太鼓判)も獲得しており、観客スコアも91%と高い数字です。
監督は「バーバリアン」「WEAPONS/ウェポンズ」のザック・クレッガー。ミラ・ジョヴォヴィッチ版の映画シリーズとはつながらない完全新作で、日本公開は10月9日(金)となっています。
- 3行まとめ
- Rotten Tomatoesで批評家95%(191レビュー)、観客スコアも91%
- 実写7作はいずれも40%未満で、95%はシリーズの実写映画で歴代最高
- ザック・クレッガー監督の完全新作、日本公開は10月9日(金)
Rotten Tomatoesで批評家95%、観客91%
Rotten Tomatoesは、各メディアのレビューを好意的(Fresh)か否定的(Rotten)かに二分し、好意的なレビューの割合をスコアとして出すサイトです。9月20日時点で本作は191件のレビュー中95%がFresh。あわせて「Certified Fresh」の認定も受けています。これは劇場公開作の場合、80件以上のレビューを集め、うちトップ評論家によるレビューが5件以上あり、批評家スコアが75%以上という条件を満たした作品に与えられるものです。観客側の評価(Popcornmeter)も2,500件以上で91%と、批評家と観客の評価がきれいに揃っています。
同サイトに掲載された批評家の総評は、本作を「短い尺に忘れがたい恐怖を詰め込み、オースティン・エイブラムスの絶妙なコメディ演技が重要な息抜きになっている。ザック・クレッガー監督の「バイオハザード」は、本当に怖いゲームを遊ぶことの楽しさと恐ろしさに捧げられた、疾走感あふれるオマージュだ」と評しています。
実写の「バイオハザード」としては歴代最高の数字です。これまでの最高はミラ・ジョヴォヴィッチ版の完結編「ザ・ファイナル」の39%で、実写7作はいずれも40%に届いていませんでした。
シリーズ映画のRotten Tomatoesスコア一覧
スクリーンに出た「バイオハザード」は、実写7作とフル3DCG映画4作で計11本。批評家スコア(Tomatometer)と観客スコア(Popcornmeter)を並べると、今回の95%がどれだけ外れ値かが分かります。
| 作品 | 公開 | 批評家 | 観客 |
|---|---|---|---|
| バイオハザード | 2002 | 36% | 67% |
| バイオハザードII アポカリプス | 2004 | 18% | 60% |
| バイオハザードIII | 2007 | 24% | 58% |
| バイオハザードIV アフターライフ | 2010 | 21% | 48% |
| バイオハザードV リトリビューション | 2012 | 28% | 51% |
| バイオハザード: ザ・ファイナル | 2017 | 39% | 47% |
| バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ | 2021 | 30% | 65% |
| バイオハザード(本作) | 2026 | 95% | 91% |
フル3DCG映画は劇場公開規模が小さく、批評家のレビュー数が1桁にとどまります。「ダムネーション」の100%は5件のレビューによるもので、191件を集めた本作とは母数が2桁違う点には注意が必要です。
| 作品 | 公開 | 批評家(レビュー数) | 観客 |
|---|---|---|---|
| バイオハザード ディジェネレーション | 2008 | 67%(6件) | 57% |
| バイオハザード ダムネーション | 2012 | 100%(5件) | 70% |
| バイオハザード ヴェンデッタ | 2017 | 43%(7件) | 50% |
| バイオハザード: デスアイランド | 2023 | 71%(7件) | 63% |
この11本、実写もCGもPrime Videoにひと通り揃っています。10月9日までに予習しておくのもいいかもしれません。

「ゲームの映画化として史上最高かも」批評家の反応
ゲームの映画化という文脈で本作を評価する声が目立ちます。
- 「クレッガーの「バイオハザード」は、これまでで最高かつ最も満足度の高いゲームの映画化かもしれない」(Nerdspin)
- 「この新たなホラーの傑作を観る体験は、ときに友人がTPSを遊んでいるのを隣でくつろぎながら眺めている感覚に近い。最初から最後まで血まみれの楽しさだ」(Fort Worth Report)
- 「脚本・監督のザック・クレッガーは、おそらく史上最高の触手ホラーを作り上げた。笑いと不気味さ、恐ろしさと馬鹿馬鹿しさのバランスが絶妙な、理想的なミッドナイトムービーだ」(Wall Street Journal)
- 「最初の2作の舞台を使い、そこに全く新しいキャラクターを置くことで、クレッガーは耐えがたい緊張の瞬間を作り上げ、近年の同種の作品がほとんど成しえなかった形でゴアを用いている」(Me gusta el cine)
- 「ゲームシリーズへの、おそらくこれ以上ないほど愛情のこもったオマージュ。ジャンプスケア、グロ、間の抜けたおかしさ、衝撃、ユーモアのバランスが見事だ」(AWFJ.org)
一方で、手放しの絶賛ばかりではありません。
- 「「バイオハザード」は人をいらだたせる作品にもなりうる。多くの点でうまくやっているのだが、あらゆる場面にユーモアを注入しようとする執着が、しばしばサスペンスを台無しにしている。ばかげた投げやりな結末も擁護しがたい」(Keith & the Movies / 2.5点)
ザック・クレッガー監督による完全新作、日本公開は10月9日
本作はカプコンの超絶ヒット作となったサバイバルホラー『バイオハザード』シリーズを原作としています。医療品の配送を請け負った男ブライアン(オースティン・エイブラムス)が、己の命運をかけた一夜に地獄のような事態に見舞われ、壮絶なサバイバルを余儀なくされるという筋書きです。

監督・脚本は「バーバリアン」「WEAPONS/ウェポンズ」のザック・クレッガー、共同脚本はシェイ・ハッテン。出演はエイブラムスのほか、ザック・チェリー、カーリー・レイス、ポール・ウォルター・ハウザー。上映時間は90分と、近年の大作としてはかなり短くまとまっています。北米レーティングはRで、日本公開は10月9日(金)から全国の映画館で公開されます。
映画「バイオハザード(2026)」はRotten Tomatoesで批評家95%・観客91%、日本公開は10月9日(金)。北米ではすでに公開中なので、これから3週間はSNSに内容が流れてきます。まっさらな状態で劇場に入りたいなら、ネタバレを踏まないよう気をつけて10月9日を待ちましょう。上映劇場の一覧は公式サイトで確認できます。
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Source: Rotten Tomatoes, ソニー・ピクチャーズ
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