任天堂は9月8日、公式ツイッターアカウントを通じて、『スプラトゥーン2』へ新たなブキセットを9月9日午前11時に追加することを発表しました。
追加されるのは前作にも登場していた「もみじシューター」。プレイヤーが最初に持てるブキである「わかばシューター」のマイナーチェンジ版になります。
もみじシューター
「もみじシューター」は前作にも登場していたブキです。既に登場している「わかばシューター」とメインウェポンの性能は同じですが、こちらはサブに「ロボットボム」、スペシャルに「アメフラシ」というセットで追加されます。
メインウェポンは非常に優秀なインク効率を誇ります。連射がそこそこ早く、発射されるインクも適度に拡散するため、塗りに関してはかなり高い性能を持ちます。一方で、射程と攻撃力は低いため、正面から戦って撃ち勝てる性能ではありません。
強力な牽制が可能なサブウェポンとスペシャルウェポン
気になるのはサブとスペシャルの性能との兼ね合いがどうなるかということ。「ロボットボム」は投げると着地地点から一定範囲を索敵してくれて、感知した場合はそのまま敵の方向へ歩いていき、一定距離に近づくか一定時間経つと爆発するサブウェポンです。インクに潜む敵も索敵してくれるというのがポイントで、メインウェポンの射程の外の敵を牽制したり、こっそり敵の後ろに落として気づかれる間もなく倒したりできます。破壊できないので、感知されると基本的には逃げるしかありません。
「アメフラシ」は発動すると一定時間じわじわとエリアを塗っていってくれるスペシャルウェポンです。塗り方自体は割りとまばらなので、これ単体で一帯を塗り尽くしたりはできません。しかし、「アメフラシ」の真骨頂はその牽制性能です。「アメフラシ」が発動しているエリアは、敵に秒間24ダメージを与え続けます。これはインクに潜っても回復できないダメージですので、足元のスリップダメージも考慮すると4秒間そこに居続けると確実にやられます。よって「ロボットボム」同様、こちらも発動されたら逃げるしかありません。
敵をジワジワと追い詰めていけるブキ
このように、「もみじシューター」は敵を退かせる事に特化したブキ構成となっています。同じ構成だと「カーボンローラー」がありますが、そちらよりは攻撃力が低く、逆に塗りによるスペシャルの回転率は高くなることにより差別化されるでしょう。同じメインウェポンの「わかばシューター」と比べるとあちらは防御寄り、こちらは攻撃寄りなイメージですね。
「ロボットボム」で敵を有利ポジションから退かせて、「アメフラシ」で更に追い打ちをかける。味方の突撃にあわせてアメフラシやロボットボムを投げ込んで裏から掃除していく。しっかりと全体を俯瞰できるプレイヤーに使われると手に負えなさそうなブキセットになっています。追加が楽しみですね。
『スプラトゥーン2』は絶賛発売中で、対象プラットフォームはNintendo Switch。
スプラトゥーン2 紹介映像
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Source: Twitter
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