Steam版『エーペックスレジェンズ』のピーク数62万人突破の新記録、「新レジェンドなし」でも盛況の理由

『Apex Legends（エーペックスレジェンズ）』ではシーズン16「大狂宴」がスタートし、リリース4周年を記念したアニバーサリーイベントを開催中。そんななか、Steam版でピーク時のプレイヤー数が最高記録を更新したことが確認されました。

「新レジェンドなし」でも4周年イベントは盛況となっているようですが、その要因を見てみましょう。

Steam版のピークプレイヤー数が新記録更新

全プラットフォームを合算したエーペックスのプレイヤー総数は分からないものの、Steam版に限っては、トラッキングデータサイトSteam Chartsを通じて、おおよその推移を確認できます。

このSteam Chartsによると、シーズン16がスタートしたエーペックスのピーク時プレイヤー数は、日本時間2月19日時点で約62万人。それまでのSteam版オールタイムベストだったシーズン14の約51万人を、大きく塗り替えたことが判明しました。

新レジェンドなしでも熱狂

シーズン16「大狂宴」は、新レジェンドの追加なしとなった史上初のシーズンですが、代わりに既存コンテンツのリワークに力が入れられ、有名無実化していたレジェンドクラスを新たな5クラスに刷新。合わせてレジェンドたちの大がかりなバランス調整も実施されました。

さらに、チームデスマッチや、新武器ネメシスなど、レジェンド以外の新たなコンテンツで遊ぶこともできます。

また、2023年2月はエーペックスのリリース4周年にあたり、アニバーサリーイベントも開催中です。新規プレイヤー向けにクリプトやアッシュを無料配布中で、初心者向けチャレンジも実装。さらにコミュニティの有名人たちとコラボしたアイテムを限定アイテム化するなど、まさに「大狂宴」の名にふさわしいお祭り騒ぎが行われています。

実は移行勢のおかげ？

今回のピーク数更新についてRedditのエーペックスサブレで反応をうかがうと、このようなコメントもありました。

• 「EA appの導入が面倒でSteam版に移行しようかと考えてる（※要約）」
• 「エーペックスモバイルから来た約1人のことも忘れるな」

この記録更新は、Windows版Origin終了に伴う移行（MacはOrigin継続）や、エペモバ終了など、他のプラットフォームからSteamに人口が動いた結果が大きいと思われます。

一方で、「ようやく新コンテンツの代わりにスキャンメタに取り組んで、変更に力を入れたことも一因だね」と、アップデート内容を評価するコメントも。

1ヵ月の平均も要チェック

素直にプレイヤー数の増加を喜んでいいのか、他のプラットフォームの人口が減っただけなのか、真相はまだ分かりませんが、いずれせによ次は平均プレイヤー数に注目したいところです。

Steam Chartsをよく見ると、1ヵ月の平均ではまだシーズン14の記録を更新していないことが分かります。ピーク数を更新できた今、1ヵ月平均23万人を越えられるかが次のポイントとなるでしょう。

シーズン16をきっかけに、バトロワジャンルの記念碑的作品となったエーペックスのさらなる記録更新に期待したいところです。

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Source: Steam Charts