[噂] 『PUBG』のPvPvE脱出シューター『PUBG: Black Budget』がついに近日登場？ 縮小型マップや地下ボスバトルなどの独自要素

『PUBG: Black Budget（ブラックバジェット）』は、KRAFTONが手がける『PUBG』ユニバースの一端をなす新作。「PvPvEの脱出シューター」になることが当初説明されていたが、2025年に至っても具体的なリリース日程が発表されていなかった。

ところがPUBGコミュニティの人物から、突如としてこの『PUBG: Black Budget』に関する続報が。「近日登場」ということで、PUBGファンから大きな注目を集めている。

『PUBG: Black Budget』が近日登場？

『PUBG: Black Budget』は、KRAFTON傘下のPUBG Studiosが開発する最新作。2022年に「Project Black Budget」の名で制作が発表され、その後2024年下期にリリース予定と説明されていた（2023年度第3四半期決算）。しかし、2025年に至っても続報がなく、2024年度第4四半期決算では名前が言及されたのみだった。

キャンセルされるよりマシとはいえ、PUBGファンは首を長くして待っている状態だ。

ところが3月5日、PUBGコミュニティの人物XIAOLI_ovoが『PUBG: Black Budget』について「近日登場」と告知。さらに具体的なゲーム内容を共有して、注目を集めている。

Project Black Budget
Coming soon... pic.twitter.com/MNRuoO9FGv

— XIAOLI_ovo (@Li_ovovo) March 5, 2025

『PUBG: Black Budget』どんなゲーム？

ゲームのコアは、最初に告知されていた通り「PUBGユニバースを舞台にしたPvPvE脱出シューター」のまま変わっていない。

脱出シューターといえばBattlestate Gamesの『Escape from Tarkov（エスケープ フロム タルコフ）』などを中心に、今や類似作が次々に現れる大混戦ジャンルとなっているが、『PUBG: Black Budget』は以下の点を特徴としているという。

• 主な注目ポイント
  • ハイクオリティなFPS視点での戦闘
  • 2.5 x 2.5キロメートルのマップ。都市と地下を探索
  • 動的に縮小していくゲームゾーン
  • カスタマイズ可能な武器とギア
  • 徘徊するクリーチャーと人間NPC
  • 地下でのエンドゲームボスバトル

XIAOLI_ovoは、「他は何も知りません」とことわっている。

「ソースは俺」であるため話半分に受け止めるべきだが、PUBG関連の自称・元リーカーのPlayerIGNもこれに反応。「ガンプレイを念頭に置いた」ゲーム性であり、『PUBG』のリードアニメーターとしてガンプレイをデザインしたPawel Smolewski氏が携わっていると補足している。

新作4本が開発中、PUBGユニバースがさらに盛り上がるか

なおPUBG関連では、『PUBG: BLINDSPOT（ブラインドスポット）』という新作が発表されており、現在デモ版がプレイできる（Steamストアページ）。こちらは5v5の「見下ろし型ミリタリーシューター」という一風変わった対戦ゲームだ。

PUBGユニバース全体で見ると、引き続き人気を博す本家バトロワ『PUBG』と並び立つ、4本の新作が控えている。

『PUBG: BLINDSPOT』と『PUBG: Black Budget』に加え、タイトルのみだが「Valor」というコンシューマー向けのバトロワ作品、さらにモバイル向けの「未発表作品」が開発中。この未発表作品は、暴力要素を控えめにした「ハイブリッド・カジュアル」なゲームになるという。

2025年以降は、PUBGユニバースのさらなる盛り上がりが期待できそうだ。

Source: X