2026年5月26日へと発売日が延期されたものの、続々と新情報が解禁されているRockstar Gamesの最新作『グランド・セフト・オートVI』。多くの謎に包まれていた本作の主人公となるのは、ジェイソン・デュヴァルとルシア・カミノスという二人組。簡単にこなせると思われたある仕事の失敗が、二人をアメリカで最も陽当たりのいい街、バイスシティの暗部へと引きずり込むことになる。
そこから始まるのは、レオナイダ州全土を舞台にした、裏社会の陰謀が渦巻く壮大なクライムストーリー。この記事では、この魅力的な主人公コンビの詳細に加え、不動産王にして裏社会の重鎮「ブービー・アイク」や、音楽業界でのし上がりを目指すハスラー「ドレクァン・プリースト」といったキーキャラクターたち、さらにはネオンきらめく大都市バイスシティ、美しいリゾート地レオナイダキーズ、そして手つかずの自然が残る湿地帯グラスリバーズなど、シリーズ最大級のスケールで緻密に構築された多様なロケーションについて、現時点で判明している情報を余すところなくお届けする。
『GTA6』登場キャラクター詳細と地域リスト
GTA6『グランド・セフト・オートVI』の登場人物一覧
ジェイソン・デュヴァル

「何が起きても、俺が力になる。」






楽に生きていける人生を求めているが、それはどんどん容易いことではなくなっていく。
詐欺師や犯罪者に囲まれて育つ。荒んだ十代の過去を振り払うべく従軍した後、キーズを拠点にするヤクの運び屋のもとで、自身の得意とすることを活用している。何か新しいことを始めるときかもしれない。
楽園での日々…そうだろ?
ルシアとの出会いは、ジェイソンにとって人生最良の出来事とも、最悪の出来事とも言える。本人はどちらになってほしいか自覚しているが、実際のところどっちなのかは判断が難しい。
ルシア・カミノス

「大事なのは、誰を知ってるかと、何を手にしてるか。」






ルシアは歩けるようになるや否や、父親から戦い方を教わった。
それ以来、人生に振り回される日々を送っている。家族のために戦った結果、レオナイダ刑務所に収監される。たまたま運に恵まれ出所できたルシアは、自身の肝に銘じる。今後は常に賢く立ち回ると。
リバティーシティで暮らしていた頃から、母親が夢見た“いい暮らし”をルシアは何よりも望んでいた。しかし今は、中途半端な幻想ではなく、自分の手で未来を切り開く覚悟をその胸に抱いている。
ジェイソンとの人生が、これからを変えてくれるかもしれない。
刑務所から出たばかりのルシアは人生の巻き返しを図るため、どんな手を使ってでも計画を成功させる覚悟を決めている。
レオナイダならでは…
太陽が沈み、ネオンが輝き始めると、誰もが何かを得て――それ以上の何かを失う。
カル・ハンプトン

「完璧なフォーメーションで飛び回る鳥が多すぎる。」




ネットに書かれてることがすべて真実だとしたら?
ジェイソンの友人にして、共にブライアンのもとで働く同僚。家にこもり、沿岸警備隊の通信を傍受しながらビールを飲んでブラウザのプライベートタブを閲覧する生活に何よりも安心感を覚えている。
主導権を握ってるのはサイコパス。それに慣れないと。
アメリカの底辺にいるが、その立ち位置に満足している。人とつるむのを好む呑気なパラノイアだが、友人のジェイソンにはもっと大きな計画がある。
ブービー・アイク

「クラブで稼いだ金がスタジオ運営費を賄い、ドラッグで稼いだ金がすべてを賄う。」




心(ハート)がすべて。ジャックオブハーツ。
バイスシティの伝説とされ、そのように振る舞う男。ストリート出身でありながら、不動産、ストリップクラブ、レコーディングスタジオと複数の合法事業を成功させている数少ない人物のひとり。常に笑顔を絶やさないが、ビジネスの話となると表情を一変させる。
極上の一曲を。
自分のためだけに動く人間に見えがちだが、実は音楽業界で躍進を狙う若手実業家ドレクァンとの合同事業オンリー・ロウ・レコードにもっとも投資している。あとはヒット曲を打ち出すだけ。
ドレクァン・プリースト

「ダンサーは俺のA&Rみたいなもの。レコードがヒットすれば、DJが回してくれる。」




ドレクァンは元々ずっとギャングスターというよりハスラーだった。ストリートで売人をやっていた頃でさえ、常に音楽界への参入がゴールだった。
これで晴れてレーベル所属だ。
リアル・ダイムズと契約した今、ブービーのストリップクラブで出演者をブッキングする日々とは近々さよならできるかもしれない。ドレクァンはバイスシティの音楽界に次の狙いを定めている。
リアル・ダイムズ

「クラブの愛しいみんな、紹介するよアタシの相棒、ぶちかますよアタシら最強。」




バズる動画。バズるフロウ。
“リアル・ダイムズ”を組むベイラックスとロキシーは高校時代からの友人同士。地元のディーラーをゆする不良少女だった二人だが、その抜け目なさで現在はきわどいラップ曲とソーシャルメディアでの露出で現金収入を得ている。
あと1曲バズれば一躍有名人。
地元のラッパーDWNPLYとコラボした初期のシングル曲がヒットしたことで、リアル・ダイムズは新たな高みへと駆け上がった。それから5年の歳月と数多くのトラブルを経て、オンリー・ロウ・レコードと契約した二人は、二度目の僥倖を心待ちにしている。
ラウール・バティスタ

「人生というのは驚きの連続さ。それを覚えておいて損はないと思う。」




経験こそがものを言う。
自信、魅力、狡猾さを兼ね備えたベテランの銀行強盗。大きな見返りのためにリスクを冒すことを厭わない才能ある人材を常に求めている。
プロは順応する。
結果を顧みないラウールは、ひと稼ぎするたびに次の賭け金を引き上げていく。彼のクルーは遅かれ早かれ、ダブルダウンするか、テーブルからチップを引き揚げるかの二択を迫られることになる。
ブライアン・ヘダー

「あの飛行機でどっさり草を運んだおかげで、レオナイダ州中がぶっ飛ぶことができたのさ。」




夕暮れ時のマッドスライドほど最高なものはない。
キーズにおける密輸業の黄金時代からヤクの運び屋として名を馳せた人物。3人目の妻ロリとともに、所有するボートヤードを通じて今も商品を流通させている。年の功で、今や汚れ仕事はすっかり他人に任せている。
見た目はビーチで遊び暮らすサーファー親父、その動きは人食いホホジロザメ。
ブライアンは自分の所有地にジェイソンを家賃なしで住まわせている。条件は、地元での手荒い仕事を手伝うことと、時折ロリのサングリアを飲みに立ち寄ること。
GTA6『グランド・セフト・オートVI』の地域
太陽の照りつける陽気な州の各地で、必見スポットを巡ろう。
バイスシティ










80年代からずいぶん遠ざかった今も、バイスシティはアメリカの太陽と遊びの中心地であり続けている。
アメリカの華やかさ、喧騒、強欲さが凝縮された街。どの地域にも見どころがあり、アールデコ調のパステルカラーのホテルから、真っ白な砂浜が美しいオーシャンビーチ、リトルキューバの賑やかなパン屋、偽物のブランド品が売られるティシャ・ウォカのフリーマーケット、そして世界のクルーズ船の中心地ポート・バイスシティまで、その特徴は多岐にわたる。
レオナイダキーズ






ドレスコードはカジュアル、どのバーも満席。
この熱帯の諸島では、華やかではないものの気楽な生活を営める。デッキチェアに座ってほろ酔いでくつろぐあいだも、アメリカ全土でもっとも美しく危険な海域が目前に広がっていることをお忘れなく。
グラスリバーズ





レオナイダの王冠を飾る、飼いならせない宝石。
この広大な天然の沼の底に何が潜んでいるかは誰も知る由もない。もっとも名高い存在はワニかもしれないが、このマングローブの付近ではワニよりもはるかに危険な捕食動物や不可解なものを発見できる。
ポート・ゲルホーン






ここはレオナイダの忘れられた海岸。
安いモーテル、閉鎖された商業施設、空き店舗が並ぶストリップモール。かつては人気を誇ったこの観光地も今や閑古鳥だが、ここには新たな経済がある。主要産業は、モルトリカー、鎮痛剤、そしてバス休息所で売られるエナジードリンク。ダートバイクに飛び乗り、財布から手を離すな。
アンブロシア






レオナイダの富と繁栄をめぐる戦いがここから始まる。
レオナイダの中心部では、アメリカの産業と昔ながらの価値観が今も幅を利かせており、そこではどんな犠牲も厭われない。アライドクリスタル砂糖精製所がこの地の雇用を生み出す中、それ以外のほとんどすべてを地元のバイカーギャングが賄っている。
カラガ山国立公園







州北部の周縁部に広がる、落ち着いてひと息つける場所。
州北部の境界にそびえる国定文化財。カラガ山の自然の恵みにより、狩猟、釣り、オフトレイルハイキングに絶好の場所となっている。緑豊かな周囲の森林地では、神秘主義の山地住民や常軌を逸した過激派が政府の目を逃れて暮らしている。

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Source: The Hollywood Reporter
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すげぇ…