Respawn Entertainmentは『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』への小規模なアップデートをリリースした。不具合の修正のほか、現環境で猛威を振るうレジェンドたちのうち、バリスティックとオルターが調整の対象に。一方でコンジットは強化されている。他のレジェンドたちに変更はないようだ。
『エーペックスレジェンズ』6月4日アップデート
- 全般
- シーズン25に関するいくつかのクラッシュ事例を解消
- ランク・ラダーに関するいくつかの小規模な不具合を修正
- オルター
- 敵オルターのアルティメットによるポータル(ネクサスリレー)を使って敵を追いかけられるまでのディレイ時間を8秒から6秒に短縮
- ヴォイドネクサスが再起動するまでのディレイを30秒から60秒に延長
- バリスティック
- ウィスラーによるオーバーヒートダメージを30から15に減少
- 他のプレイヤーをノックダウンさせることで得られる、アルティメット継続時間の延長効果を削除
- コンジット
- 戦術アビリティのクールダウンを31秒から21秒に短縮
シーズン25メタの調整か
公式のリプ欄やRedditの公式サブレでは、変更内容自体には「キャラを台無しにせずに調整している」とおおむね肯定的。下方修正に失敗すると、単にピック率が落ちて「このキャラは弱すぎるのではないか」という次の問題が生じるだけだからだ。
ただしバリスティックについては、問題は与ダメージの量ではなく、オーバーヒートによって短時間ながら武器の操作ができなくなる点にあるという指摘も国内外で広く見られる。

なおバリスティックとオルターが対象になった点については、現在の環境で2人が上位の人気を誇っている点と整合が取れている。
この2人の他にも、ヘルメットやアーマーまわりの仕様改変など、昨今のゲームバランス調整の流れにやや後れを取っていたコンジットの強化にも注目だ。プレイヤーからは「"クールダウン31秒"は正直ギャグみたいだったからな」「彼女はメタに絡める地位に戻れるかも」と好意的に評価されている。
アッシュ調整ナシの理由は?
一方で、やはり「アッシュは?」という指摘もよく目に付く。現在のランクにおいて最も人気のあるレジェンドで、実際誰しもよく使ったり使われたりしているはずだが、今回変更はなかった。

ピック率と勝率は、必ずしも一致するわけではない点がポイントなのかもしれない。Apex Legends Statusが掲載しているレジェンド別の勝率トラッキングデータによると、アッシュの勝率は59.1%で全体7位となっている。なおこのデータは、PC版、PlayStation版、Xbox版のプレデター上位100人、計300人分をまとめたものだ。
参考程度のデータだが、「アッシュを使うだけで誰でも楽に勝てる」というほどではなく、あくまでプレイヤーのスキル次第なのだろう。
優れたアッシュ使いと対決させられた時のストレスはこれとはまた別問題だが、Respawnはアッシュの現状についてどう思っているのか。最新の見解がいずれ聞けることに期待したい。
- タイトル:Apex Legends(エーペックスレジェンズ)
- 配信日:2019年2月5日
- 対象機種:PS4, PS5 / PC (Origin, Steam) / X1, Xbox X | S / Switch

Source: Respawn
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コメント
コメント一覧 (1件)
見当違いの調整だろバーカ