前回:プロゲーマー御用達の「SCUF 4PS」がモデルチェンジ、「SCUF Infinity 4PS」発売
『Call of Duty』のトッププロチームOpTic GamingやFaZe、Team Kaliberなども使用者として名を連ね、プロリーグCWLやMLGのパートナーとしても有名なプロゲーマー御用達の「SCUF(スカフ)」コントローラー。
今回はそのPS4版の最新モデルである「SCUF Infinity 4PS」の購入方法を詳しく解説してみます。
SCUF Infinity 4PSとは?
SCUF Infinity 4PSは、数多くの特許と特許出願中の技術を詰め込んだ、高度なカスタマイズが可能なPlayStation 4用のコントローラー「SCUF 4PS」の最新モデル。大きな特徴である背面に設置されたパドルトリガーはもちろん健在。L2・R2トリガーの感触を調整できる機能など、新しいカスタマイズ機能も搭載されました。
更に、着脱出来る十字キー(方向キー)用のディスクカバーや振動機構の取り外し、複数種類から選べるアナログスティック、ミリタリーグレードのグリップなどなど、のプロ/プロ志向のFPSゲーマーに嬉しい豊富なカスタマイズが可能となっています。
SCUF Infinity4PSの購入方法
1. まずは本体カラーの選択
SCUF 4Pのカスタマイズページにアクセスしたら、まずはカラーの選択を行います。通常カラーのバリエーションの他にも、プロチームやプロプレイヤー仕様のカラーも用意され、膨大な種類から選ぶことができます。色によって価格も40ドルほど変化するので、財布と相談しつつじっくりと好みのカラーを選択しましょう。
チームモデルなどは、後で細かいカラー調整が行えないので注意が必要です。
2. カラーキットを選択
好きなデザインのコントローラーををクリックした後は、「Choose your controller color package」の欄で十字キーやLRトリガーの色を任意で選択することができます。これは9.95~19.95ドルの有料オプションで、いらない場合はPS4のデフォルトを選んでおきましょう。
「Choose your Control Disc」をYESにすると、方向キーに被せて使用するディスク型コントロールを追加できます。FPSのみをプレイするのであれば不要かもしれませんが、着脱式となっているのでゲームによって着けたり外したりができます。こちらもオプションで価格は9.95ドル。チームモデルなどを選択した場合はディスクの有無のみの選択となります。
「NEXT」で次の設定へ。
3. スティックとリングの選択
次は「Choosing Thumbsticks and Ring Colors」で、左右のアナログスティックの高さと形状の選択を行います。オプションで変更する場合は、左右それぞれの、中心部がへこんだ「Concave」と盛り上がった「Domed」、長さの「Regular」と「Long」の2種類から選択。片方変更するごとに追加で5.95ドルが必要で、以前よりスティックの長さのバリエーションは少なくなっています。
新モデルでは、新たにロック用のリング「Infinity Ring」のカラーの変更が1.95ドルで行えます。リングは滑りの良い素材が使用され、スティックの動作がスムーズになるように配慮されています。
後で追記がありますが、2016年5月31日までに注文するとそれぞれの形状、高さのスティック計4本が無料で付いてくるので、色のこだわりが無い場合はそれも考慮するとお得です。
決まったら「NEXT」で次の設定へ。
4. EMRオプションの選択(SCUFバドルの設定)
EMR(Electro Magnetic Remapping)は直訳すると電磁リマップとなり、背面のパドルに割り当てるボタンをカスタマイズする機能を追加するオプション。EMR MAG KEYというトークンのようなものをコントローラー背面に貼り付けている時のみ、パドルを押しながら任意の割当可能なキーを押すだけで簡単に割り当てが行えます。
トークンを外すと割り当て機能がオフになり、通常通りにパドルを使用できるという近未来的なイケてる機能となっており、19.95ドルで追加可能。オプションを追加しない場合は、XとOに割り当てられ変更できないようです。
SCUF 4PS Controller EMR Demo & Setup (Electro Magnetic Remapping)
5. トリガーシステムの選択
0.9mmの専用ツール「SCUF Key」によってトリガーの高さと硬さを調整できる機能。同じく「SCUF Key」によってトリガーの押し込みの深さを簡単に調整できる機能。そして、着脱可能な延長用のトリガーがセットになった新しいトリガーシステムを19.95ドルで追加可能(詳細記事)。延長用のトリガーの色を変えるとさらに1.95ドルの追加になります。
新たな特許技術だとのことで、ここは外したくないところ。
6. グリップの種類と色の選択
今回新しく採用された、軍隊で銃のグリップなどをコートするのに使われている“ミリタリーグレード”の滑り止めを施したグリップを19.95ドルで追加可能。選択したカラーによっては色の変更ができない場合もあります。
さらには手汗を抑える制汗剤「GamerGrip(ゲーマーグリップ)」なる珍名ながら気になる商品も10.95ドルで購入できます。一度は使ってみたい気もしますが...?
7. 振動機能オプションの選択
DUALSHOCKに搭載されていう振動機能を、ハードウェアごとごっそり抜いてしまうオプションです。「Rumble Out」を選んで取り外すと、振動機能に精細なエイムの邪魔されることがなくなるとされ、コントローラー自体も軽くなり疲れにくいとされていますが、ここは好みで選びましょう。取り外すための追加料金は3.95ドル。
8. スティック無料プレゼント
2016年5月31日までに注文すると、それぞれの形状、高さのスティック計4本が無料で付いてきます。中心部がへこんだConcaveのレギュラーとロング、盛り上がったDomedのレギュラーとロングの4本になります。ここを通過しないと無料で付いてこないのでご注意を。
9. Gamer's Bundleの有無
以下の関連製品がセットになったお得なバンドル。通常は79.95ドルですが、コントローラー購入者は39.95ドルで購入できます。
- コントローラー保護ケース
- 3mの充電用ケーブル
- スティックのキット
- 「Infinity Rign」とロックのキット
- 手汗の制汗剤「GamerGrip」
10. テストに使用するゲームと、発送までの時間を選択
全てのSCUFコントローラーは手作業で製造され、動作テストが行われます。ここで特定のタイトルを選択するとこで、そのゲームに向けた機能のテストを重点的に行ってくれます。テストには『Call of Duty』、『Destiny』、『その他複数タイトル』の3種の選択肢があります。
発送までにかかる時間は通常は15営業日となっており、その他の選択肢は現在のところありません。以前は24.95ドルを支払うと3-5営業日に、29.95ドルで2営業日に短縮することが可能でしたが、現時点では停止されている模様。
ここでついにカートへ追加となります。
11. 発送情報を入力して支払う
注文内容に間違いがなければ、緑のボタンを押して進みます。
発送情報の入力でつまづきそうな箇所は下記。
- Addressの上部には町名や番地をローマ字で
- Addressの下部には建物名や部屋番号をローマ字で
- Town/Cityには市区町村をローマ字で
- 電話番号は090-0000-0000で問題ないでしょうが、画面では海外からかける場合に使う国番号の+81を頭に加えて頭の0を1つ削ったものにしています。
住所の入力が終ればあとはいよいよ支払いを残すのみ。支払い方法をペイパルかクレジットカードから選択し、決算が済めば購入完了となります。
総額はオプションによって異なりますが、デフォルトのカラーにEMR、新しいトリガーシステム、新しいグリップ、振動機能の取り外し等の良い所をつけて217.7ドル(約24,000円)からとなります。
少々高い買い物になりますが、海外での大会では公認されており、プロも納得の“勝てるコントローラー”「SCUF(スカフ)」。気になるFPSゲーマーは、購入するかは別としても、自分がベストだと思うコントローラーを組んで遊んでみては?
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コメント
コメント一覧 (40件)
せめて1万前後なら・・・ぶっちゃけ普通に持ってる奴で勝てちゃうからなぁ・・・
だけど欲しいよなオーダーメイドのコントローラー・・・
なんか勘違いしてる人いるけど、単純にCSとPCのマウスエイムは
CSでパッド<マウスコンバーター=PCでパッド<マウス
のようにはならないぞ
CSでパッド=マウスコンバーター PCでパッド<<<<.....∞マウス
くらいの雲泥の差がある
BTOパソコン買うときみたいなワクワク感があるな
んー・・・買うか迷ったけどこれ値段設定が少し強気すぎないかな、scufといえどもマウスキーボードからしたら超劣化なわけじゃん?最近は8000円程度のコンバーターも続々出てきてるし、2万4kも払うなら少し金重ねてマウサーになる人のが多いんじゃないかな
XIM4なら多少マシだが、それ以外のコンバーターなんて役に立たないぞ
まあどんな方法でCSでマウス使おうが、PCのマウス操作感覚にはならないけどな
それならパッドで十分勝てる
XIM4使えば、パッド使い誰でもすぐ簡単に強くなれるらしいw とんだ勘違いがいるなw
パッド使いはScufすぐ慣れそうだが、マウスは簡単に強くなれると保証してくれるのかw
それなw そもそもマウス使いこなせるならPC版でやってるし、CSマウサーはPC環境整えられない貧困。それにCSパッドの記事にマウスツッコんで来るのは喧嘩売ってるとしか思えないw
結局のところアンチコメ書いたって、CoDと一緒でこれも日本で売れようが売れまいが関係無いだろうw
北米の本社以外、欧州にも支社がある海外ではバカ売れなわけだからなw
売り上げを落とすために否定的なコメントしてるんちゃうで
みんなコスパとかプレイスタイルを加味して他のEAA民の意見を参考にしたいんや
たぶん誰もメーカーの経済効果には関心も心配もないと思う
否定するにしてもちゃんと自分で使ったことがある人だけ意見して貰いたいよね。でないとあなたも参考にならんでしょ。どう見ても使ったこともないのにケチつけてる輩がいる。それにあまりネガティブなコメに吸い寄せられると結局は買わないだろうし、一番いいのは自分で一回使ってみる方が答えはっきり出るでしょw ダメだったら売ればいい。 自分は使いたいから使ってるし、これからも使い続けると思う。
Scufは元々箱専用でMW2の頃から登場し、当時モンハン持ち上手かったプロもScuf使い続けてもう6~7年くらいになるのか・・・そして今はSCUF 4PS ・I4PSがバカ売れかぁ
一番気になるのはLスティックの耐久力なんだよなぁ
いいっすね! 裏山~ ところでEMRはPS3でも使うならいいかもしれませんが、PS4だけなら本体アクセでボタン配置変更すれば要らないですね。あと、EMR MAG KEY とSCUF KEYって似てる(ほぼ一緒?)のでもしかしたらそれかもしれませんよ。
ちな自分も現在のScufヘタって来たら買ってもいいかもしれないですね。でもまだ先かな^^
動画を見てくださってありがとうございます♪
スカフ社から返信がありやはり入れ忘れのようです^^;
emrは私がホーム画面などの操作の時パドルを使わないので、ボタン操作が決定が☒バツとかにならないように付属させました!
入れ忘れwだったんですね。海外輸入だと尚更面倒くさいですよね笑
多分注文が殺到してるから発送短縮も受け付けられず、もしかしたらミスも生じるのかもしれませんね。実際自分が欲しいと思ったカラーの物がOut of stockですから、落ち着いた頃合いを見計らって注文しようと思います。
2万は手が出ねえな…
どんなに機能つけても所詮パッドだし、金出せるならマウサーデビューした方が良いのでは。
所詮パッドというがもう7年くらい前からある代物だぞ、もう十分活躍してるだろ。
ここ最近出て来た多少は使えるマウスコンバーターの類が存在するからそんなことが言える。まあ今後もScufは活躍を続けるのか、CSマウスが当たり前になってくのかデバイス関連は目が離せんな。