Entertainment Software Association(ESA)が毎年6月に北米で開催しているゲーム業界最大規模のイベント「E3」ですが、今年は一般向けに開放。チケットを計15,000枚販売すること表明しました
一般開放
近年はブロガーやYouTuber、インフルエンサー向けにそのルールは緩和されてきたものの、基本的にE3へ参加するには「企業」や「メディア」に所属している必要がありました。今年はそこに15,000枚限定の「一般」の枠組みを設けることになっています。
太平洋時間2月13日の朝9時から売り出される15,000チケットのうち、先着1,000枚は149ドルで、残り14,000枚は249ドルで販売。どちらのチケットも決して安くはありませんが、E3開催期間中は毎日ショーフロアにアクセス可能となります。
E3 Consumer Passes On Sale Feb. 13th - YouTube
なおESAの「E3はビジネス向けイベントである」という指針に変更はなく、従来のビジネス向けチケット所有者が受けているVIPビジネスラウンジの使用権や早期入場などの恩恵は、一般向けチケットでは受けられません。
E3は基本的には一般人お断りなイベントですが、これまでも極少数だけ超高額でチケットを一般販売しており、去年はE3会場前で一般でも参加出来るE3 Liveが開催。今年はそのE3 Liveを拡張し、本家E3に取り入れる形となりました。
背景
こうなった背景としては、EAやActivisionといった大手デベロッパーがE3を避ける機運が生まれてきているためと見られています。
ストリーミング配信が手軽にできる様になった現在、高いコストをかけブースを出展しても業界人しかアクセスできず、メディア側としても、極々限られた僅かな時間しか取材が出来ず、企業とメディアどちらからもE3はメリットの少ないイベントとなっていました。
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今回の一般チケット販売は、企業離れの収支の穴を埋めるとともに、企業とファンを直接繋ぐことになるのかもしれません。
E3 2017向けの一般チケットは日本時間2月14日の午前2時からhttp://www.e3expo.comで販売。 ロサンゼルスで6月13日から15日まで開催されます。
Source: Eurogamer
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コメント
コメント一覧 (1件)
なるほどなー 小学の時からE3は知ってたけどだんだん苦しくなってきてるんか