ウォーゲーム
また、強化したキャラが活躍するのはPvEだけではありません。ある程度までレベルをあげるとPvPに挑戦することができるようになります。PvPとレイドはあわせて「ウォーゲーム」というジャンルにまとめられています。
PvPは1対1の「デュエル」と4対4の「アセンダンシー」の2タイプが存在します。が、こちらも率直に言って褒められた出来ではありません。まず、通信ラグのせいか頻繁に敵がワープするのが致命的。今まで居なかったところに敵が現れたり、しっかりと狙っていたはずの敵が一瞬で照準から消えていたりします。
そもそもマッチングまでの待ち時間も時間帯により大きく左右されますし、せっかくマッチングした試合でもチームバランスが取れていないことも多い。Wifiか4G回線が大半でしょうからある程度は仕方ありませんが、競技性をもたせる以上はなるだけフェアに感じるようにして欲しいところです。
基本はしっかり揃ったゲーム
と、ここまで駆け足で『シャドウガンレジェンズ』の特徴をご紹介してきました。総じて、プレイヤーがMMOFPSと聞いて想像するような要素は大体揃っています。アプリ内課金もあまり課金圧力を感じないマイルドな作り。基本無料モバイルアプリでここまでのクオリティが実現できる「MADFINGER Games」の底力と意志がうかがえます。
ただ、何かと話題の荒野行動や、モバイル版がリリースされた『フォートナイト』や、eスポーツ志向の『MCVS』など、モバイルアプリ界隈のシューティングタイトルが本格的に賑わいつつあります。『PUBG モバイル』の事前登録開始が象徴するように、これからますます競争が激しくなっていくでしょう。
そんなモバイルシューティング界隈で『シャドウガンレジェンズ』がこの先生き残るためには、他のゲームとは違う独自性を更に強く打ち出しつつ、細かなプレイフィールを向上させていくことが必要とされるでしょう。発展途上な所がありつつも基礎はしっかりと作られていて、これからに期待したくなるタイトルです。興味のある方はとりあえず試してみてはいかがでしょうか。
謎の踊りでレイドクリアを祝う3人
特に知り合いでもなく、言われたわけでもないのに起こるちょっとした悪ふざけも魅力
GOOD
- 豊富なコンテンツ群
- 強制されない課金
- シンプルで爽快なミッション
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