『オーバーウォッチ』S3アップデート:シグマ弱体化、アナ&ベンチャー強化など16ヒーローにバランス調整

本日2026年7月15日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch(オーバーウォッチ)』にて、シーズン3のミッドシーズンアップデートを実施。コア・ゲーム・モードでは合計16名のヒーローを対象にバランス調整が行われた。
タンクヒーローのバランス調整
ドゥームフィスト(弱体化)

開発コメント: 強化〈ロケット・パンチ〉は現在、最初にヒットした相手からはるか遠くに離れた敵にもヒットするという不自然さを抱えています。そこで、チャージ時の射程と範囲のボーナスを抑えることで、見た目のインパクトにふさわしい強さをキープしつつ、この問題に対処しました。
- 〈ロケット・パンチ〉
- 強化パンチの射程ボーナスが75%から40%に減少
- 強化パンチの範囲ボーナスが50%から40%に減少
ドゥームフィストは、強化〈ロケット・パンチ〉で最初のターゲットに命中した際の巻き込み判定が縮小された。日本語版では「射程ボーナス」「範囲ボーナス」と記載されているが、英語版ではそれぞれ「collateral range」「collateral radius」と表現されており、パンチ自体の突進距離や最初のターゲットに対する判定ではなく、周囲の敵を巻き込む判定を指している。
今回の調整では、この巻き込み判定の射程ボーナスが75%から40%、範囲ボーナスが50%から40%に減少。これにより、強化〈ロケット・パンチ〉の複数人を吹き飛ばす性能は残しつつ、最初のターゲットから大きく離れた敵まで不自然に巻き込むケースが減少する。
先日公開された短編小説「後継者」で生存が確認されたドゥームフィストだが、その前途は多難なようだ。
ジャンカー・クイーン(強化)

開発コメント: 〈コマンディング・シャウト〉はジャンカー・クイーン自身と味方を守る生命線ですが、効果が切れた後にクールダウンが始まるため、使用間隔が長くなっていました。今回のパッチでクールダウンが短くなったので、集団戦におけるチーム全体の生存力が高まるはずです。
- 〈コマンディング・シャウト〉
- クールダウンが12秒から10秒に短縮(5v5)
- クールダウンが15秒から13秒に短縮(6v6)
〈コマンディング・シャウト〉の効果時間は4秒であるため、発動間隔は16秒から14秒に短縮される。
シーズン2のミッドシーズンアップデートでは、パッシブ・アビリティ〈アドレナリン・ラッシュ〉が5v5限定で強化され、勝率に関しては中の下程度まで持ち直したジャンカー・クイーンだが、ピック率は現在も全ランク帯で最下位に位置している。
効果が試合展開やプレイヤーのパフォーマンスに大きく依存する〈アドレナリン・ラッシュ〉に比べ、汎用性に富んだ〈コマンディング・シャウト〉の強化によって、どこまでプレイヤーの人気を獲得できるか気になるところだ。
マウガ(弱体化)

開発コメント: これまでは片方のチェーンガンだけを撃ち続けていれば射撃精度を維持できましたが、両チェーンガンそれぞれに拡散度の変動を加えたので、今後は銃をこまめに切り替えて拡散を抑える意識が求められます。なお、この変更は両方のチェーンガンを同時に発射している間の射撃精度には影響しません。
- 〈チェーンガン〉
- 両チェーンガンの最大拡散アングルが1から1.5に拡大
- 拡散範囲が最大に達するまでの弾数が0発から30発に増加


どちらか一方の〈チェーンガン〉を連射した際に、集弾性が悪化するようになる弱体化。最大拡散に到達するまで30発と、ある程度の猶予が設けられているため、与ダメージのみが目的であれば、細かく切り替えながら射撃することで弱体化の影響を最小限に抑えられる。
遠距離の敵を〈焼夷チェーンガン〉で点火する場合は、やや扱いにくくなるものの、点火に必要な弾数は10発のまま据え置きとなっている。拡散範囲が広がる前にしっかりと狙い、敵を炎上させたい。
ラマットラ(強化)

開発コメント: 〈貪欲な渦〉の爆発ダメージを強化し、正確に命中させるメリットを増やしました。また、〈ネメシス・フォーム〉中の〈ブロック〉のクールダウンも短くし、パンチを1発放った直後に防御できるようにしました。
- 〈貪欲な渦〉
- 爆発ダメージが15から30に増加
- 〈ブロック〉(ネメシス・フォーム)
- クールダウンが1秒から0.5秒に短縮
〈貪欲な渦〉は爆発ダメージが2倍となり、敵の位置を正確に捉えて起爆できた際の見返りが大きくなった。さらに〈ブロック〉のクールダウン短縮により、〈ネメシス・フォーム〉中はパンチと防御をより細かく切り替えられるようになり、近距離戦での安定性も向上している。
上位ランク帯でのタンク内勝率は、マウガ、ラインハルト、ロードホッグによる底辺争いが恒例となっていたが、現在のラマットラはその3人を押しのけての最下位という偉業を達成。〈ブロック〉の小回りが利くようになったことで、過去の栄光を取り戻せるか。
シグマ(弱体化)

開発コメント: シグマは防御アビリティの回し方によってはかなりの耐久力を発揮するため、バリアのライフを減らし、対面相手が防御を突破できる余地を広げました。
- 一般
- シールド(ライフ)が275から250に減少
- マイナー・パーク「ハイパー・リジェネレーション」
- バリアのライフ回復量が〈ハイパースフィア〉で与えたダメージの40%から30%に減少
日本語版の開発コメントでは「バリアのライフを減らし」と記載されているが、実際に減少したのは〈エクスペリメンタル・バリア〉の耐久値ではなく、シグマ本体が持つライフのシールド部分となっている。
一般ライフへの置き換えではないため、シグマのライフ合計が25減少した形となり、ロールキューでは625から600に低下する。
シーズン3で調整を受けたザリアやハザードの台頭により、シグマの勝率は低下傾向にあるものの、依然としてタンク内の全体勝率は1位を維持し、上位ランク帯でも3位以内をキープしている。
しかし、今回のアップデートでは、ラマットラやベンチャーといった、近距離からシグマへ圧力をかけやすいヒーローの強化も行われており、調整の風向き自体も向かい風。これまでどおり弱体化を跳ねのけて勝率を維持するのか、ついに屈してしまうのか注目のヒーローだ。
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コメント
コメント一覧 (2件)
スタジアム勢としては、フレイヤとリーパーの強化は勘弁してほしいんだが…
フレイヤはともかくリーパーは弾き飛ばすかCCでどうにでもならんかね?
業火がうざいのはそのとおりだが