『エーペックスレジェンズ』開発状況：開始時のサーバー速度低下・オーディオバグ・命中判定バグ・チーター対策・タイタンフォール新作先延ばしなど

『Apex Legends（エーペックスレジェンズ）』の製作総指揮を務めるDrew McCoy氏が本作の開発状況を発表。リリース時から問題となっているいくつかの問題への対応状況や、今後のアップデート方針やコミュニティから寄せられている疑問について丁寧な解説を行っています。 以前お知らせした既出の情報もありますが、改めてご覧ください。

エーペックスレジェンズ 開発状況

優先的に対処中のバグ

バトロワタイトルのほぼすべての不満をなくし今後スタンダートとなりそうな機能も搭載した『エーペックスレジェンズ』ですが、リリース当初から残っている問題や増加したチーター対策などに鋭意対応中であることを明言しています。

• マッチ開始時のサーバー速度低下：問題の根絶に尽力。この問題解決の優先度は非常に高い。
• オーディオのバグ：多くのパフォーマンスに関する問題を解決できると思われる修正案をテスト中。
• チーター対策：秘かに多くの対策を実施。手の内をチーターに明かすことができないため、こちらの情報公開はどうしても慎重にならざるを得ないが、来週には進展を今より詳しくお伝えできる予定。
• 命中判定のバグ：プレイテストで、不正確な命中判定の追跡と現象の報告をサポートするエンジンの機能を追加して、強制的に問題のバグを出現させ、問題を安定して再現できる環境を構築。局所的な修正では一定の成果が得られたが、問題の根本的な解決に向けてさらなる作業が必要。

新コンテンツについて

Respawnの長期的な目標は、目新しさやリリース速度よりもコンテンツの品質に力を注ぎながら、『エーペックスレジェンズ』を常に活発で賑やかな作品にすることであると言及。同時に、開発チームに過酷な勤務体制を敷くことは避けたいとしています。毎週のように頻繁にアップデートを繰り替えす方式ではなく、継続的かつ意義ある大型のアップデートを提供する方針となっています。また、アップデート内容は事前に告知されるため「サプライズ」は少なくなります。

• シーズンの始動：各シーズンの開始時には毎回、新しいバトルパスとレジェンド、最強戦術に関する新要素など、大幅な変更が加えられる。
• シーズンを通した慎重なアップデート：ゲームシステムの濫用や必要なバランス変更、バグ修正への対応を行いながら、軽微な変更を重ねる。
• コミュニケーションの向上：今後の方針と現在のチームの取り組みについて、今まで以上に分かりやすくお伝えする必要があると感じている。将来のアップデートについての透明性が高まる一方、新情報のサプライズは少なくなる。

シーズン2について

• 6月のEA Playで発表
• バトルパスにこれまでよりも重要なコンテンツが登場
• 新レジェンド
• 新武器
• キングスキャニオンの外観が変化？

Respawnの他作品について

• 『エーペックスレジェンズ』と『STAR WARS ジェダイ：フォールン・オーダー（詳細記事）』は完全に独立した別チームが開発しているため、各タイトルのリソースが割かれることはない。
• 『エーペックスレジェンズ』の開発に注力するため『タイタンフォール』関連ゲームの計画は先延ばしにしている。

続報：エーペックスレジェンズ：「ヒット判定・オーディオ・パフォーマンス改善」のアップデート間もなく配信

Source: ea.com