チーターを通報したら、BANされたのは自分だった。
新作シューター『WARDOGS(ウォードッグス)』で、Twitchストリーマーのsummit1gがチート行為による永久BANを食らっている。同作のアンチチートはAIの検知に人間の目視レビューを組み合わせるのが売りで、その人間がスナイパーとsummit1gを取り違えた、というオチだ。
- 3行まとめ
- 『WARDOGS』のアンチチートはAI検知+人間の目視レビュー。取り違えたのはその人間の側
- チーターを通報したストリーマーsummit1gが、逆に永久BANを食らった
- 開発元Bulkheadは即座に処分を撤回、CEOがミスをネタにした動画を公開した
チーターを通報したら、自分が永久BANされた
事の発端は、summit1gが建物の中に隠れているにもかかわらず、視線の通らない位置からワンショットのスナイパーに何度も倒され続けたことだった。撃たれる理由が説明できない状況に、彼は当初ストリームスナイプ(配信画面を見ながら狙い撃つ行為)を疑ったが、どうやらそれとも違うと気づく。

そしてマッチの最中、ゲームは突然summit1gをログアウトさせ、チート行為による永久BANを告げる通知を突きつけた。配信中の反応がこれだ。
「BANされた? あいつがチートしてたのに? マジで?お前ら通報した相手を間違えてるぞ!」
クリップはRedditのLivestreamFailにも投稿されている。
AIアンチチートの「人力レビュー」が取り違えた
『WARDOGS』は、AIによる検知と人間の目視レビューを組み合わせたハイブリッド型のアンチチートを採用している。AIが怪しいプレイを拾い、最後は人が映像を見て判断する仕組みだ。今回はそのクリップを確認していたモデレーターが、スナイパーのプロフィールと取り違えてsummit1gをBANした、というのが真相だった。
「際どかったけど、俺をキルしてたのはあいつだ」とsummit1gは語る。「俺があいつをキルしたわけじゃない。俺は被害者だぞ」。
本人は取り違えが起きた理由をこう推測している。自分自身も大量の敵を倒していたためだ。「20体くらいの死体の上に立ってる俺を見て『こいつは間違いなくチートしてる』って思ったのかもな」。
Bulkhead CEOがミスをネタにした動画を公開
開発元のBulkheadはその後すぐにBANを撤回。さらにCEOのJoe Brammer氏が、当該スタッフをいじり倒す動画を公開して事態を締めくくった。
「AIアンチチートを使うことをみんな心配してるよな。うちは必ず人間を関与させることにしてる。で、その人間が関与したときに、このバカが、summitの配信でチーターじゃなくてsummitをBANしやがった。まったく、よくやったよ」とBrammer氏は述べている。
当のsummit1gも、この一件を笑い飛ばしている。
この取り違えは、『WARDOGS』の混乱したローンチ期間中に起きた。同作はリリース時に34万人超の同時接続プレイヤーを集めた一方で、マッチに入ろうとする待機列が13万5,000人を超えるなど、サーバーがパンク状態に陥っていた。
summit1gへのBANはすでに撤回済みで、実害は残っていない。AIの誤判定を止めるために人間を挟む設計自体はまっとうだが、リリース直後に最初にやらかしたのはその人間の側だった。
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Source: dexerto.com
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