Blizzard Entertainmentは本日2020年2月27日、『Overwatch(オーバーウォッチ)』のPTR(パブリックテストリージョン)サーバーにて、リプレイ共有機能の実装やヒーローのバランス調整を行いました。
リプレイの保存、共有機能の追加
現在は最新10件のリプレイが自動的に保存されている状態ですが、PTRの仕様では気に入ったリプレイや後で見返したいリプレイを最大10個まで任意で保存できるようになりました。
リプレイごとにメモ欄が実装されているので、後から見返すときに「どのシーンを見返したかったのかが分からない」といったことにはなりません。
また、リプレイデータをワークショップのようにコードの作成を行うことで他のプレイヤーと共有できるようになりました。
コードを受け取ったプレイヤーは「戦績」タブの選択まで同様の手順で進み、インポートをクリックした後に表示される欄にコードを入力することでリプレイの共有が完了します。
保存されたリプレイの保持や作成されたコードは、次回のパッチまで有効とのこと。
ヒーロー調整
D.Va(弱体化)
- 《ブースター》
- クールタイムを3秒から4秒に増加
5秒から3秒へのクールタイム短縮調整や他ヒーロー弱体化によって評価が一転、オーバーウォッチリーグでも頻繁に見られるメタヒーローにまで上り詰めたD.Va。調整前後の中間値であるクールタイム4秒に変更する様子見的な調整が行われています。
メイ(弱体化)
- 《アイス・ウォール》
- クールタイムを10秒から13秒に増加
- 5本中1本の破壊で全ヒーローが通過できるよう変更
《アイス・ウォール》のクールタイムは設置直後からカウントが進行するため、破壊されなければ効果終了から5秒後に再設置が可能。バリアアビリティ全般が弱体化された現環境では2枚目、3枚目の壁として使用されることも多く3秒増という思い切った弱体化が行われました。
また、ラインハルトの様な大きなヒーローは柱を1本壊すだけでは通過する事ができませんでしたが、全ヒーロー共通で通過可能となり、局所的に攻撃して通過するという選択肢を取られやすくなっています。
シグマ(強化)
- 《グラビティ・フラックス》
- 発動に必要なコストを10%削減
D.Vaとは対象的に最近の弱体化続きによって大きく選出率を落としたシグマには、Ultのコスト削減が行われています。
かつて猛威を奮っていたヒーローのUltとは言え、被スタンやデスによって叩きつける攻撃が中断されてしまうようになった今であれば許容範囲ではないでしょうか。
ソルジャー76(強化)
- 《ヘリックス・ロケット》
- クールタイムを8秒から6秒に短縮
ダメージに対して優秀な弾道や弾速を持つ《ヘリックス・ロケット》のクールタイムが短縮されています。盾割り性能の向上に加え、爆風込みの複数ヒットも見込めるアビリティなのでUltの回転率向上にも大きく影響する強化だと思います。
その他、友達リクエストの仕様変更やバグ修正なども行われています、詳細はOverwatch PTR Patch Notes(英語)をご覧ください。
ヒーローのバランス調整については全体的に、かなりメタを意識した調整となっている印象ですね。既存のライブ環境、PTR環境に加え、先日追加されたエクスペリメンタル環境と3つの異なる環境で様々なゲーム進行している現在。複数の環境をまたいでプレイしている方は、どの環境がどの性能なのか間違えないよう注意してください。
エクスペリメンタル環境については以下の記事で紹介しています。
https://fpsjp.net/archives/352008
『Overwatch(オーバーウォッチ)』は絶賛発売中で、対象機種はPS4 / Xbox One(海外のみ)/ PC / Nintendo Switch。
[wpap service="with" type="detail" id="B017QSSHXU" title="オーバーウォッチ オリジンズ・エディション - PS4"]
Source: Overwatch PTR Patch Notes – February 26, 2020
コメント
コメント一覧 (3件)
ソルハゲはウルトを強化してあげて・・・
ウルト以外はバフ前でも十分に強かった
大幅弱対/強化した後に中間に戻すのやめろ。あとサポタンをもっと優遇しろ、誰もやりたがらないのに弱体化とかなめてんのか。
どんなに言おうと
「ド素人が口出すな」と片付けられるのがオチ
鰤ってそういう所があるし。
とある対戦ゲームも鰤が運営してるんだけど
プレイヤーの要望ガン無視で調整していたなんてこともあったらしい