オーバーウォッチ2：“ソジョーン”と“バスティオン&トールビョーン”の短編小説2作同時公開、ストーリー任務の前日譚

本日2023年9月20日、Blizzard Entertainmentは『Overwatch 2（オーバーウォッチ 2 ）』 の短編小説「バスティオンに関するリンドホルムの作業記録」と「ショックウェーブ」の2作品を同時に公開した。

いずれの作品も、既に公開されているストーリー内容とオーバーウォッチ2：インベージョンで実装されたストーリー任務を繋ぐ内容となっている。

短編小説「バスティオンに関するリンドホルムの作業記録」

短編小説「バスティオンに関するリンドホルムの作業記録」は、オフィシャルコミック「バイナリ」とストーリー任務「アイアンクラッド」を繋ぐ内容。

オフィシャルコミック「バイナリ」のラストシーンで、バスティオンを連れ帰ったトールビョーン。通常の機体とは異なる挙動に興味を持ちつつも、相手はオムニッククライシスで猛威を振るったオムニック「バスティオン：E54 ユニット」であることに変わりはなく、気を抜けない環境でバスティオンの調査を行っていく。

オフィシャルコミック「バイナリ」以前のバスティオンについては、短編アニメーション「The Last Bastion」で描かれている。

短編小説「ショックウェーブ」

短編小説「ショックウェーブ」は、短編アニメーション「CALLING」とストーリー任務「リベレーション」を繋ぐ内容となっており、トロントの街を守るためトレンブレーたちと共にヌルセクターと戦うソジョーンの様子が描かれている。

また、「効率的で容赦のない攻撃パターン」や「純粋な破壊行為ではなく、目的が感じられる戦闘」、「ヌルセクターが通常のオムニックを誘拐する」など、これまでとは異なるヌルセクターの挙動に対してソジョーンが関心を示している様子も強調し描写されている。

これらは実際のストーリー任務でも謎のままであり、特に一般オムニックの誘拐はヌルセクターのユニット「サブジュゲーター」によってオムニックの頭部に取り付けられる謎の装置と同様に、今後の展開で重要なものとなってきそうだ。

小説に登場する「エージェント・トレンブレー」に関しては、おそらく短編アニメーション「CALLING」に登場した捜査官「トレンブリー」と同一人物であると考えられる。英語版では、両メディア共に「Tremblay」と表記、発音されている。

Source: Overwatch 2