従来とは逆転した「隠す」から始まる『LAST FLAG』の旗取り

一般的なCTFは最初から配置された旗を奪い合うが本作はフラッグを「隠す」フェーズからスタートする。1試合の長さは通常10〜15分程度で延長戦(オーバータイム)を含めても最大20分で決着がつくテンポの良さが特徴だ。試合は主に以下の流れで進行する。
- 旗隠しフェーズ:マッチ開始時に「ボランティアボタン」で立候補したプレイヤーなどチーム5人のうち1人が自陣の好きな場所に旗を隠す。制限時間は60秒。残りの4人はマップ上に存在するキャッシュボットを破壊してマネーを稼ぐ。
- 探索フェーズ:相手の旗の位置が分からない状態からスタートする。レーダータワーを制圧して敵の旗の場所を絞り込むか直接敵陣を探索して見つける。
- 奪取フェーズ:敵の旗を発見し自陣のピラミッドへ持ち帰る。この段階からレーダータワーは回復とリスポーン地点としての役割のみとなる。旗を落としてしまった場合、旗は隠されていた元の場所に戻る仕様だ。
- 防衛フェーズ(攻撃フェーズ):旗をピラミッドに持ち帰った後、一定時間(約60〜80秒間)守り切れば勝利となる。防衛時間は試合状況によって変動する。キル数や拠点の占拠ではなく、基本的には旗の防衛が主目的となるが、最大5分間の延長戦(オーバータイム)でも決着がつかなかった場合は、最終的な獲得スコアが高いチームの勝利となる。

探索の鍵を握るのがマップの中央に存在する3つのレーダータワー(A・B・C)だ。例えばタワーAを確保して維持すると数秒ごとに敵陣のセクションAにおいて「ここに旗はない」という赤いスクエアが表示される。これにより効率的に捜索範囲を絞り込むことができる。レーダータワーを全て制圧して確実に場所を特定するかローラー作戦で直接敵陣を捜索するかはチームの戦略次第だ。

またレーダータワーは索敵だけでなく足元の金属プラットフォームに乗ることによる「回復手段」やリスポーン時の「テレポート先」としても機能する。特に旗をピラミッドに持ち帰った後は敵の最寄りリスポーン地点がレーダータワーになるため施設を制圧し続けることが時間稼ぎや前線の維持に直結する。単純な旗の奪い合い以上にマップコントロールが勝敗を大きく左右する作りになっている。
コンテスタントの役割と戦線を支える回復システム

プレイヤーは9名のコンテスタント(ヒーロー)から1名を選択する。同じチーム内でキャラクターの重複はできないがリスポーン地点(楽屋)での変更が可能だ。コンテスタントごとに固有の武器やアビリティが設定されており探索が得意なキャラクターもいれば戦闘に特化したキャラクターも存在している。リスポーンするたびに状況に合わせてキャラクターを変更できるため柔軟な戦術が求められる。
本作は前述したタワーでの回復のほかにも回復手段が豊富だ。体力が50%以下の場合は非戦闘時に自動で50%まで回復する。ダウン状態の敵に近接攻撃でフィニッシャーを決めると自身が大きく回復し、ダウンした味方を蘇生すれば互いに少し回復するなど粘り強く戦えるシステムが整っている。

戦闘が苦手でも活躍できる『LAST FLAG』のシステム
『LAST FLAG』ではシューティングの技術以外にも明確な役割がある。例えばマップ上のキャッシュボットを破壊して稼いだマネーはチーム全体で共有される。この資金を使って味方のアビリティを強化できるため直接戦闘に参加しなくても資金源の確保として大きく貢献可能だ。なお途中でキャラクターを変更してもアビリティのアップグレード状況はそのまま引き継がれる。

敵陣へ潜入して旗を探す役割や資金を稼ぐ役割、レーダータワーを維持する役割、味方を護衛する役割など、戦闘以外の立ち回りも重要になる。エイム力に自信がなくてもチームの勝利に直結する貢献ができるため幅広い層のプレイヤーが遊びやすい土壌が整っていると感じた。

マップ上には透明化やシールド付与などのアイテムのほか、高く跳躍できるジャンプパッドも配置されている。立体的な構造を活かして相手の裏をかく、探索そのものの面白さを存分に感じられた。
『LAST FLAG』オープンベータ開催中(3月2日まで)
現在、現地時間3月2日までSTEAMにてオープンベータテストが開催中だ。ゲームをプレイしてレベルを上げると製品版で使える限定報酬を獲得できる。

製品概要
『LAST FLAG』の基本情報は以下の通りだ。昨今のヒーローシューターでは基本プレイ無料が多い中、買い切り型を採用している点も特徴の一つとなっている。初期コンテンツの充実度や長期的なバランス調整に期待したいところだ。
- タイトル: LAST FLAG(ラストフラッグ)
- リリース時期: 2026年予定
- 開発: Night Street Games
- 対象機種: Windows PC (Steam / Epic Games Store) ※コンソール版開発中
- 価格モデル: 買い切り型
- 公式サイト: https://lastflag.com/
FPS POWER TUNE
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コメント
コメント一覧 (3件)
Imagine Dragonsがプロデュースしてんのか
ロックバンドがゲーム業界に参入ってのは珍しいな
面白そう
キャラデザ的にもconcord臭がする