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『エーペックスレジェンズ』日本人チーム初の世界一! UNLIMITがALGS Year6 Split1 Playoffs優勝、賞金約9,600万円

『エーペックスレジェンズ』日本人チーム初の世界一! UNLIMITがALGS Year6 Split1 Playoffs優勝、賞金約9,600万円
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フランス・パリで開催された「Esports World Cup 2026(EWC 2026)」の『Apex Legendsエーペックスレジェンズ)』部門、「ALGS Year 6 Split 1 Playoffs」が現地7月11日に閉幕。日本のUNLIMITが世界40チームの頂点に立ち、賞金60万ドル(プレスリリース記載の換算で約9,600万円)を手にした。

20チーム中11チームがマッチポイントに到達する大混戦。決着はゲーム10までもつれ、最終決戦のワールズエッジにはUNLIMITとZETA DIVISION、そして中国のWolves EsportsというAPAC勢だけが残った。

  • 3行まとめ
    • UNLIMIT(ゆらりまん / Xtsuvi / Peace、コーチ Yona)がEWC 2026のALGS Year 6 Split 1 Playoffsで優勝。賞金60万ドル(約9,600万円)を獲得
    • マッチポイント・ファイナルは11チームがマッチポイントに到達する大混戦。最終ゲーム10のワールズエッジで決着
    • Peaceが大会MVPに選出。ZETA DIVISIONが5位、REJECTが11位と日本勢が上位を占めた
CONTENTS

ALGS Year 6 Split 1 Playoffsで何が起きた? 11チームがマッチポイントの大混戦

日本チームUNLIMITが日本勢としてFPS史上初の世界大会優勝!EWC 2026『Apex Legends』部門(ALGS Year 6 Split 1 Playoffs)

「ALGS Year 6 Split 1 Playoffs at Esports World Cup 2026」は、7月7日から11日までフランス・パリで開催されたオフライン世界大会だ。世界各地域から40チームが集結し、賞金総額200万ドル(約3億2,300万円)をかけて戦った。

ALGSの決勝は独特の「マッチポイント・ファイナル」形式。累計50ポイントに到達したチームが「マッチポイント」を獲得し、その状態でチャンピオン(1位)を獲ることで初めて優勝が決まる。

今回はこのルールが極限まで働いた。EWC公式によれば、最終的に20チーム中11チームがマッチポイントに到達。誰が勝ってもおかしくない状態のまま、決着はゲーム10までもつれ込んだ。

『エーペックスレジェンズ』日本人チーム初の世界一! UNLIMITがALGS Year6 Split1 Playoffs優勝、賞金約9,600万円

EWC 2026 日本チーム結果表

チーム順位賞金
UNLIMIT1位60万ドル(約9,600万円)
ZETA DIVISION5位12万5,000ドル
REJECT11位3万ドル
ENTER FORCE.36(韓国)20位1万ドル
KINOTROPE Club27位5,750ドル
TIE31位4,750ドル
WGR NEO32位4,500ドル
Dory39位2,750ドル
TriniTY40位2,500ドル

UNLIMITはどう勝ったのか? Sentinelsの優勝阻止から逆転

UNLIMITの決勝は静かな立ち上がりだった。EWC公式によれば、最初の6ゲームで9位より上の順位を取れていない。優勝候補と見ていた者はほとんどいなかった。

転機はゲーム7。すでにマッチポイントに到達し、優勝目前だった北米のSentinelsの前に立ちはだかったのがUNLIMITだった。優勝を阻止しつつ、自らチャンピオンを獲得する。

続くゲーム8ではREJECTが13キル・25ポイントでチャンピオンを獲得。日本勢が完全に流れを引き寄せた。

そしてゲーム9でUNLIMITも優勝条件のマッチポイントに到達。舞台はゲーム10、ワールズエッジへ移る。

最終盤、モニュメント外れの高台で残ったのはUNLIMIT、ZETA DIVISION、そして中国のWolves Esports。世界王者を決める最後の撃ち合いがAPAC勢だけになるという光景は、数年前のALGSでは考えられなかった。

ここを制したUNLIMITが、決勝2度目のチャンピオン(ゲーム7・ゲーム10)とともに世界一を掴んだ。

MVPにはPeaceが選出。EWC公式は、彼が大会全体で39キル・35アシスト・50ノックダウンを記録したと伝えている。

序盤は少し苦しくて、ムーブもあまりうまくいかず、いいスタートを切れなかったんですけど、味方の2人が本当に最強なので、それを信じて頑張りました。苦しい時もありましたが、それを乗り越えて優勝できたので、本当に嬉しいです。

UNLIMIT/Xtsuvi選手

「日本勢初の世界一」とは? 2024年のREJECT WINNITYとの違い

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ALGSの世界大会を日本のチームが制したのは、今回が初めてではない。

2024年5月、日本のREJECTがALGS 2024 Split 1 Playoffsで優勝している。ただしこのときの「REJECT WINNITY」は、Obly、KaronPe、SangJoonという韓国人トリオのロスターだった。

つまり今回のUNLIMITは、日本人選手のみで構成されたチームとしてALGS世界大会を制した初のケースになる。EAは今回のリリースで「日本勢としてFPS史上初の世界大会優勝」と表現している。

ALGSの国際LANでは、これまでDarkZero、TSM、Spacestation Gaming、GoNext、Falcons、VK Gamingといった北米・EMEA・中国のチームが優勝をさらってきた。そこに日本人トリオの名前が刻まれた。

UNLIMITとはどんなチーム? クラウドファンディングで挑んだYear 6

UNLIMITは、株式会社FT UNLIMITが運営するプロeスポーツチーム。2022年設立の「GHS Professional」を前身とし、2025年6月に現在の名称へリブランドした。

直近の成績は、ALGS Year 5でAPAC North Split 2総合1位、そして2026年1月の札幌チャンピオンシップで世界10位。強豪ではあるが、優勝候補筆頭という評価ではなかった。

注目したいのは、チームがYear 6 Split 1に向けてクラウドファンディング「UNLIMITサポートプロジェクト」を実施していたことだ。2026年4月13日から5月10日まで、ファンを「チームの仲間」として巻き込む形で支援を募っていた。

ファンから直接支援を募って臨んだスプリットで、そのまま世界一を獲った。支援した側からすれば、これ以上ないリターンだ。

日本勢の結果は? ZETA DIVISIONが5位、REJECTが11位

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本大会には日本から8チームが出場した。ZETA DIVISION、REJECT、UNLIMIT、WGR NEO、Dory、TriniTY、TIE、KINOTROPE Clubだ。

このうちファイナルに進出したのはUNLIMIT、ZETA DIVISION、REJECTの3チーム。加えてAPAC Northからは韓国のENTER FORCE.36もSurvival Stageを勝ち抜いて決勝の舞台に立った。

  • UNLIMIT:優勝(賞金60万ドル/約9,600万円)
  • ZETA DIVISION:5位。ゲーム8で日本チーム最速のマッチポイント到達
  • REJECT:11位。ゲーム8で13キル・25ポイントのチャンピオン
  • ENTER FORCE.36(韓国):20位。Survival Stageを総合5位で突破しファイナル進出

次のALGSはいつ? ラスベガスを経て、2027年1月は札幌へ

今回の優勝で、UNLIMITは賞金に加えてChampionship Points(チャンピオンシップ・ポイント)も獲得した。これは2027年1月28日から31日に札幌で開催されるALGS Championshipの出場権に直結するポイントだ。

札幌でのチャンピオンシップ開催は、EAと札幌市の2026年・2027年の連続開催が既に発表済み。世界王者が地元・日本の大舞台に凱旋する形になる。

次のプロ競技シーズンは8月21日に開幕。その集大成となるALGS Year 6 Split 2 Playoffsは、2026年10月29日から11月1日に米国・ラスベガスで開催予定だ。

大会概要

  • 大会名:Apex Legends Global Series Year 6 Split 1 Playoffs at Esports World Cup 2026
  • 開催日:2026年7月7日〜11日
  • 開催地:フランス・パリ
  • 参加チーム:40チーム
  • 賞金総額:200万ドル(約3億2,300万円)
  • 優勝賞金:60万ドル(約9,600万円)
  • 大会形式:Group Stage / Survival Stage / Match Point Finals
  • 主催:EA・Respawn Entertainment、Esports World Cup Foundation

※円換算はEAのプレスリリース記載値(発表時のレート、1ドル約160円前後)にもとづく。

配信アーカイブ・大会結果

日本のエーペックスが世界の頂点に立った日

11チームがマッチポイントという地獄のような最終日を、6ゲーム目まで一度も上位に入れなかったチームが勝ち切った。最後の高台に残ったのがAPAC勢だけという、数年前なら誰も信じなかった光景かもしれない。

次は8月21日のシーズン開幕、そして10月末のラスベガス。半年後には札幌のチャンピオンシップが待っている。世界王者として日本に帰ってくるUNLIMITを、あのドームで迎えたいと思っているファンは多いはずだ。

今回の決勝、みんなはどのゲームがいちばん叫んだ? 泣いた?

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Source: PressRelease / EWC


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