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Xboxが268人を追加削減、『Halo』新作はActivisionが開発へ

左にセヌアの目元とNinja Theoryのロゴに「閉鎖か」、右にマスターチーフに「移管」「『Halo』新作 → Activision」、下に「Xbox大型リストラ」の文字
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Microsoftは現地時間9月22日、Xbox Game Studios(XGS)でさらに268人の人員削減を含む組織再編を発表した。今年7月に始まった「リセット」の続きで、『Halo(ヘイロー)』シリーズの新作開発がActivision傘下の新チームに移るなど、我々になじみ深いスタジオとフランチャイズの担当が大きく組み替えられる。同社はこの再編が「4分の3」まで進んだとしている。

  • 3行まとめ
    • XGSで268人が削減され、7月から続く「リセット」は4分の3まで進んだ
    • 『Halo』新作の開発が、Activisionに新設されるチームへ移される
    • ObsidianがBethesda傘下に移るなど、スタジオの統廃合が同時に進む
CONTENTS

Xbox Game Studios再編:9月22日発表の内容

今回の発表は、Xboxの最高コンテンツ責任者を務めるMatt Booty氏が公式ブログに投稿した「Continuing Our Reset(リセットの継続)」による。削減されるのは268人で、対象はHalo Studios、そのほかのファーストパーティスタジオ、そしてXGSのマネジメント・中央機能の各層にまたがる。

黒い背景に緑に光るXboxロゴ

Booty氏は今回の狙いについて「より少ない事業単位で運営し、すでに密接に連携しているグループを束ね、パブリッシングの専門性を集中させることで、我々のフランチャイズとゲームを強くする」と述べている。要は、抱えていたスタジオを主要なパブリッシャーの下にまとめ直す動きだ。

スタジオとフランチャイズの新しい行き先

今回の再編で担当が変わる主なスタジオと、我々に関係の深いフランチャイズは以下の通り。

スタジオ変更内容主なフランチャイズ
World's EdgeActivision傘下へ『Age of Empires(エイジ オブ エンパイア)』
RareActivision傘下へ『Sea of Thieves(シー オブ シーヴス)』
ObsidianBethesda傘下へ『Grounded(グラウンデッド)』、『Fallout(フォールアウト)』新作
Microsoft Casual GamesKing傘下へ『Microsoft Solitaire Collection』などのカジュアルゲーム
Turn 10 / Playground Games統合して1つのスタジオに『Forza(フォルツァ)』(Amazon)、『Fable(フェイブル)』

ObsidianはBethesda傘下で『Grounded』の運営を続けつつ、Bethesda Game Studiosと組んで新たな『Fallout』プロジェクトにも関わる。『Forza』の開発元Turn 10と『Fable』を手がけるPlayground Gamesは、両フランチャイズを担う1つのスタジオへと統合される。

7月に切り離しが発表された4スタジオの現状も更新された。Compulsion GamesとDouble Fineは8月、IPと過去作、当面の運転資金を付けて経営陣に戻され独立済み。Undead Labsも同様の条件で移行を終え、新しいパブリッシャーのもとで『State of Decay 3(ステート オブ ディケイ3)』をXbox Game Pass(詳細記事)で初日から配信する。

一方で厳しい話もある。『Senua's Saga: Hellblade II(セヌアズ サーガ:ヘルブレイド2)』などで知られるNinja Theoryは、移管先をめぐる2件の合意がいずれも白紙になった。Xboxは閉鎖案について従業員との協議に入る一方、ほかの道も引き続き探るとしており、閉鎖が確定したわけではない。Arkane Studiosとの協議も続いていて、年末まで続く見込みだ。

Ninja Theoryは、今年6月のXbox Games Showcaseで『Hellblade(ヘルブレイド)』シリーズの新作『Senua(セヌア)』を発表したばかりだった。シリーズ過去作より規模の大きいゲームになるとされていたが、今回の協議入りで開発の行方は不透明になっている。

『Halo』新作はActivisionへ、Halo Studiosには縮小チームが残る

我々にとって一番大きいのは、やはり看板シリーズ『Halo』の扱いだろう。次回作の開発は、Activision内に新設される専任チームが担う。『Call of Duty(コール オブ デューティ / CoD)』の開発や計画とは切り離された、『Halo』のためだけのチームだ。Halo Studios側には小規模なチームが残り、発売済みの『Halo』タイトルとコミュニティのサポートを続ける。

削減の影響はすでに個人の発信にも表れている。Halo Studiosでシネマティックディレクターを務めていたJosh Daniels氏は9月22日、SNSで「同じ週に昇進とレイオフというのは、なかなかすごい話だ」と投稿し、昇進の翌日に今回のレイオフの対象になったことを明かした。Daniels氏は2015年からTurn 10で『Forza Motorsport(フォルツァ モータースポーツ)』シリーズに携わり、2024年からHalo Studiosに在籍していた。

Activisionの社長Rob Kostich氏は「目標ははっきりしている。その世界観とレガシーにふさわしい、史上最高の『Halo』を作ることだ」とコメントしている。Activisionは、Microsoftが2023年に約687億ドル(買収完了時のレートで約10兆円)で買収した企業で、今回の再編でWorld's EdgeとRareも同社の管轄下に加わることになる。

7月から続く「リセット」の全体像

今回の268人削減は、単発の出来事ではない。Xboxは今年7月に、CEOのAsha Sharma氏が「Xboxの25年の歴史でもっとも重要な再編」と呼ぶ大規模なリストラを開始しており、2027会計年度までに計約3,200人規模の人員削減を進めるとしていた。スタジオの切り離しを含めて、Booty氏は一連の再編が「およそ4分の3まで来た」と説明している。

背景には、Microsoftのゲーム事業が置かれている状況がある。同社のゲーム部門はハード売上を中心に減収が続いており(詳細記事)、大手による大規模な体制見直しはXboxに限った話ではなく、Ubisoftも開発中タイトルのキャンセルや延期を伴う体制変更に踏み切っている(詳細記事)。EAも2025年9月、サウジアラビアの政府系ファンドなどによる約8.2兆円での買収と非公開化が決まっている(詳細記事)。

一方で、7月の削減を免れていたBlizzardは今回も対象に入らなかった。同社の社員には、今回の発表の影響を受けないとする社内メールが届いている(詳細記事)。

今回の再編で、XGSでは268人が削減された。『Halo』新作の開発はActivisionの新チームへ、ObsidianはBethesda傘下へ、Microsoft Casual GamesはKing傘下へと移り、Turn 10とPlayground Gamesは1つのスタジオに統合される。Ninja Theoryは閉鎖案の協議に入り、Arkane Studiosとの協議は年末まで続く。7月から続くリセットは、これで全体の4分の3まで進んだことになる。Xboxは10月6日に全社タウンホールを開き、これまでの進捗を振り返るとしている。

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Source: xbox.com, eurogamer.net, insider-gaming.com


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